小説の中身の紹介
vol. 8 2020-10-07 0
早いもので、このクラウドファンディングも今月の26日で終了することとなりました。
達成率で見ると、まだまだ十分ではありませんが、64名の方に応援頂き、大変感謝しております。
さて、原稿は既に新潮社に送ってありますが、大変きれいな体裁のテキストになっているということで、これなら1月刊で行けそうだという返事を頂いております。
本日は小説の中身をほんの少しだけ紹介致します。全部で下記のように十章から成っています。
第一章 炎の誕生―金武さんと花火の出会いを中心に書いてあります。
第二章 長い夜―幼少時代から養護学校に入るまでの金武さんの歩んだ道を書きました。この題名とほとんど関係ありませんが、松山千春の『長い夜』よりは、シカゴのそれのほうがバックミュージックとしては似合っているでしょう。
第三章 森の中の学び舎(1~3)―ここでは本当に様々な出来事がありました。やや長く書き過ぎたかもしれません。
第四章 友達(1~2) 第五章 恋人(1~3)ーなんと芸のない題名だと思われる方も多いことでしょう。しかし、人生にとってどちらも非常に大事なものです。ここは直球勝負で行きました。この本を途中まで読んで挫折される方もおられるかもしれませんが、とにかく第五章までは、必ず読んで頂きたいと思います。
第六章 優しき人々(1~2) 第七章 命の運び屋(1~2)―ここでは、金武さんが経験された仕事のことが書いてあります。どちらも大変味わい深い経験をさせて頂いたと金武さんはおっしゃっています。
第八章 炎の完成―遂に福田式花火の誕生です。
第九章 最終決意―さて、主人公である葉山悠二は何をどう決意するのか? 泣ける人は泣けます??
第十章 エピローグ―これは最終決意から、主人公が40歳くらいになるまでの、決して平坦ではなかった道のりを書きました。主人公にとっては大変な経験でしたが、少し笑ってしまう話もあります。
ということで、小説の内容を知るにはほとんど意味のない解説かも知れませんが、読んだあとでもう一度これを読んで頂ければ、なるほどと思われる部分もあることでしょう。
それでは、刊行まであと三か月余り、今しばらくお待ちください。