アートにエールを!
vol. 3 2020-07-23 0
東京都が、文化の灯を絶やさないための緊急対策、芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」を実施していて、金武さんも参加されています。
この中で、金武さんはこう言われています。
『私は40年間花火を撮り続けていますが、しかし、写真やビデオで表現できるのは、花火の魅力のほんの一部でしかないと分かっています。花火の本当の素晴らしさは、花火大会の会場に行き、体全身で感じなければ分からないのです』
そういう金武さんが、それでもなぜずっと花火写真を撮り続けているのか。そのあたりの経緯も、小説の中には多少描かれています。
ところで、今朝、NHKの「潜れ!さかなクン」を見ていたら、ふと、金武さんの事を思い出してしまいました。子どもの頃から好きだったさかな一筋に生きてきた彼の生き方は、まさに金武さんのそれと重なる気がします。
さて、異様に長い今年の梅雨ですが、来週あたりには明けるのでしょうか? そしたら、大きな花火大会のない今年、せめて公園や河原や自宅の庭などで、おもちゃ花火でも楽しみたいですね。花火には祈りを叶えるという役割もあります。多くの人々が、コロナ禍の収束の願いを花火に託せば、案外早く終息するかもしれませんね。