映画『風鈴』映画の力とその先を信じて──。
vol. 1 2024-06-27 0
コレクターの皆様、本プロジェクトへの温かいご支援、誠にありがとうございます!
心より御礼申し上げます!
クラウドファンディングも残り23日となりました。現状、目標達成率8%でゴールまではなかなか遠いところにおりますが、私たちの気持ちとこの短編映画『風鈴』が少しでも多くの方へ届きますよう、最後まで一生懸命呼びかけて参りたいと思っています。
本作、短編映画『風鈴』をシモキタ-エキマエ-シネマK2劇場で公開したいという思いからスタートしたのが、今回のファンディングプロジェクトです。目標金額の達成が劇場公開審査における一つの判断基準にもなるそうですが、単にご支援が集まらず達成に至らないということが、共感を得られず本作を劇場で観たいと思っていただけないということに直結するのか、そもそも本プロジェクトの告知力不足やプレゼン力の弱さの結果なのか、クラウドファンディングの難しさを感じている次第です(苦笑)。
本作は、世界的に深刻な社会問題であるDVやハラスメント行為をテーマに、実際の被害体験をベースに日本独自のエッセンスを織り交ぜたオリジナル脚本で描いています。DVやハラスメントは、表面化しにくい、周囲から見えない見えにくい、ステルス暴力です。だからこそ、この問題の解決が難しく、また相談もしにくく、地域や社会も当事者の方へ手を差し伸べにくい現状になっているのだと感じます。見えない問題、見えない暴力、見えない加害者、見えない被害者──これらを多くの人に見えるよう、とにかく見てもらうこと、これこそがDV撲滅へのまさに第一歩なのではないかと思います。だからこそ、あえて映画化に挑みました。私たちは「映画の力」を信じています。時に映画は社会や時代を映す鏡でもあると思っています。なぜ本作を劇場で見ていただきたいのか、その大きな意義は、まさにそこにあるのだと信じています。
劇場で映画を観終わった時に、一人一人ができることを、このテーマを意識することを、寄り添うことを、そして立ち向かうことを、家族や友人や恋人と何気なく話すことこそが、この小さな短編映画の本当の誕生と始まりになると、そう心より願っています。
残り23日!
このアップデート記事をご覧くださった皆様、本作の劇場公開にどうかご協力をよろしくお願い申し上げます。
短編映画『風鈴』監督:河原健二