りんけんバンド | 照屋林賢さん
vol. 47 2026-03-31 0
この日、こうやってりんけんさんとゆっくり話せたのは本当に久しぶりでした。
東京から帰ってきて以来かもしれないです。
この後、私からの質問は早々に終わり、いつのまにか、話は私の今の悩み?である編集の相談へ変わっていました。
シネマカメラを持ち、自ら撮影、編集をするりんけんさん。
昔からいつも機材の相談や撮影の方法、映画について相談させてもらっていたのです。
話しているうちにストンストンと色んなことが腑に落ちてきて、「そうだった!そう作りたかったんだった!」と思い出せたりしたのです。
りんけんさんはいつもご本人はそんなつもりはないのに、私の節目に胸に突き刺さるワードをくれます。
前回、東京に出るときは拍手で送り出してくれて、そっと『帰ってくるときは、誇らしく帰って来てください』
というメッセージを頂きました。
その短い言葉の奥に沢山の想いやりと安心をいただきました。
今回知ったのですが、りんけんさんの曲の歌詞であったと教えてもらいました。
ちょうどその曲をリバイバルしているそうで、聴けるのを楽しみにしています。
りんけんさんはスチールカメラも大好きで、たくさんのカメラを抱えていつも海部や街で撮影されていました。
さらにドローンも何台も持っていて、素敵な海の写真をたくさん撮っていました。その上、スタジオではテレビの番組も全て自分で制作しています。
昔、りんけんさんの個展で展示していた一枚の大きな海の写真をいただいて帰ったことがあり、蓮が気に入って、今も蓮の部屋の壁にかけられています。
たまたまにも、その写真は版画家の名嘉睦稔さんと読谷村の海に行った時に撮ったものだそうで、私が尊敬するお二人が見た、優しい夕焼けの色に癒されています。
私はこれまで2カ所のスタジオを見せていただいていて、今回の新しいスタジオで3個目です。
スタジオ見る機会と言うのはなかなかないので、とても私には楽しい体験です。いつもワクワクさせてもらっています。
どれが何のスイッチやねん!と突っ込みたくなる凄い数のスイッチが並んでる様が大好き笑
そして今回も、製作中の新しいスタジオ見せてもらった帰り、りんけんさんは蓮のことやあの頃の私の気持ちのことなど、
お気遣いいただきながら、詳しく質問してくださいました。
それは穏やかに、カウンセリングよりもカウンセリングのように。
短い質問を次々と投げかけてくださり、最後にそっとりんけんさんは
「移動できますよ」と真剣に答えてくださいました。
その表情に嘘がなく、何かを知っているかのような凛とした佇まいに私は嬉しくなりました。
そして、再び本当に行けるのかもしれないと思えたのです。
この日も長時間になってしまったので…
「また続きはお茶しながらでも」と失礼しました。

FUNDED