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『藤沢今昔まちなかアートめぐり2014』をクラウドファンディングで実現!

藤沢今昔まちなかアートめぐり2014「歴史とアートのまち、藤沢宿へ。」

藤沢今昔まちなかアートめぐり2014「歴史とアートのまち、藤沢宿へ。」神奈川県の湘南地区人口最多都市、藤沢のアートプロジェクトです。

FUNDED

このプロジェクトは、2014年9月30日23:59に終了しました。

コレクター
12
現在までに集まった金額
83,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2014年9月30日23:59に終了しました。

Presenter
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<<藤沢今昔・まちなかアートめぐり2014は10月開催です!>> 「藤沢今昔・まちなかアートめぐり」は地域が持つ歴史文化資源と環境をアートによって活かすことで、地域の方々と連携し芸術文化振興や景観や環境の保全の重要性を呼びかける活動を進めています。

このプロジェクトについて

藤沢今昔まちなかアートめぐり2014「歴史とアートのまち、藤沢宿へ。」神奈川県の湘南地区人口最多都市、藤沢のアートプロジェクトです。

藤沢今昔まちなかアートめぐり2014とは

藤沢今昔まちなかアートめぐりは神奈川県藤沢市の藤沢宿地区で2010年より開催され、今年で5回目を迎えます。このプロジェクトは同地区を中心にのこる、貴重な旧家の建造物や邸園などの歴史的な遺構と景観に対し保全の必要性と活用の可能性を、現代アートを通じて提示し、未来に繋げていきたいと考えるものです。
今年は新たにアーティスト・イン・レジデンス専用の建物をお借りして整備したり、夜間ライトアップツアーに加え、昼間の作品解説ツアーを実施予定です。クラウドファンディングはたくさんの方々に活動を知っていただくことができる方法であると思います。皆様にまず、私たちの活動を見て、知っていただき、ご賛同いただければ応援いただきたいです。応援いただいた資金は、会場設営やアート・インレジデンスの実施、アーカイブ制作など、更に充実した企画実現のために役立たせていただきます。今まで私たちは地域に向けて地域に根ざした活動をしてまいりましたが、クラウドファンディングを機にもっと藤沢今昔・まちなかアートめぐりや藤沢宿を知り、芸術や文化を楽しみ、親しんでいただく方を増やしていきたいです。

藤沢宿地区について

神奈川県藤沢市は湘南地区最大の42万弱の人口を有し、市民文化活動も盛んですが、人口40万人を越える都市としては全国でも唯一、博物館等の本格的な文教施設を持ちません。しかし、旧東海道沿いの藤沢宿地区には今も貴重な歴史的文化財である旧家の建造物や邸園などがのこされています。

△2010年の第1回から多大なご理解、ご協力をいただいてきたのが、こちら旧稲元屋呉服店蔵です。江戸末期の弘化2(1844)年創業で、明治期には明治天皇行幸の際の行在所となりました。母屋は焼失してしまいましたが、二つの蔵と邸園跡、行幸碑が残っています。

△こちらの旧鎌田商店蔵は明治30(1897)年に建てられ、昭和初期から主に和紙の商いに使用されてきました。鎌倉石による外壁で、内部は丸太または縦に半裁された木材組みによる重厚な造りで、高さとその構造からはある種の壮麗さすら感じます。

△こちらの有田家は藤沢宿周辺の中でも東部の大鋸地区にあり、農業を営むとともに遊行寺の職方(建築整備や補修等)をつとめてきた旧家で、大正12年築の家財用土蔵、昭和初期の旧母屋と味噌蔵がのこります。

以上は展示でお借りしている会場の中でも一部の建物です。我々はこうしたもともと地域が持つ歴史文化資源と環境をアートによって活かすことで、地域の方々と連携し芸術文化振興や景観や環境の保全の重要性を呼びかける活動を進めています。

歴史ある場所×アート

こうした歴史的文化財を守っていくには、所有者に大変な額の維持費や修繕費の負担、そしてモチベーションが求められます。取り壊してマンションを建てたり、駐車場になったり・・・。そうした決断はその所有者の方々の事情によりやむを得ないものかもしれません。しかし、藤沢らしい町並みが経済効率優先の均一的な建物ばかりになっていくのは寂しく思いますし、何より今日、私たちは自らの足元や歩みを見つめ直し、歴史や変遷に学ぶことなしに、前には進めないのではないでしょうか?

△伊東直昭 2010年 旧稲元屋呉服店

なにかできることはないだろうか?そうした思いから美術家たちが集まり、連携して藤沢宿の町家、蔵や邸園、あるいは寺社で作品を展示し、公開することになりました。一見、いわゆる現代美術や現在進行形アートの探究性と、古くから伝わるものの保全は関係ないように思えますが、実は繋がっています。人やまち、そしてその文化が育ち、花や実を結ぶためには、そこに守るべき根があることを伝えること。私たちはそのための活用は意味のある方法と考えています。ぜひ多くのみなさまに、見て、知って、感じていただき、一歩ずつでも共に進んでいきたいのです。

2010年〜2013年までの展示風景

2010年の立ち上げから、藤沢に縁のある美術家を中心に活動を展開。 持ち主の方々のご協力により展示会場も増え、活動の輪が広がっています。

△ポルスカ 2012年 関次商店蔵

△emiko sommer 2013年 旧鎌田商店蔵

△岩崎 幸之助 2012年 旧稲元屋呉服店

△伊藤久也 2013年 関次商店蔵内展示映像一部

△佐々木薫 2010年 旧稲元屋呉服店蔵

△2010年レジデンスアーティストのポルスカ(フランス)が、関次商店蔵にて作品を解説しているときの様子。

2014年の海外アーティスト・イン・レジデンスとライトアップツアー

藤沢今昔まちなかアートめぐり2014では、20代から80代までの幅広い美術家による展示を行なうとともに、地域文化における国際交流を兼ねて海外アーティスト招聘を度々行なってきました。今年はラトビアとスウェーデンから2名のアーティストを招致し、いままではなかったアーティスト・イン・レジデンス専用の建物をお借りして整備し、実施します。

△Laura Feldberga(ラウラ・フェルデベルガ) ラトビア共和国出身、在住。

2002年ラトビア芸術学校修士課程修了。 最近の個展には、2011年「夏」ラトビアのタルシ地区ミュージアムでのインスタレーションや、2009年「知られざる風景」(ギャラリー234ニューヨーク州立大学バッファロー、アメリカ)リガ写真博物館(ラトビア)での展示など多数。グループ展、アーティスト・イン・レジデンス参加では1995年頃からラトビア国内をはじめスウェーデン、ロシア、ベルギー、オランダ、フィンランド、エストニア、デンマーク、アイスランドなど多数。日本でも2006年2007年に埼玉県比企地域での「国際野外の表現展」に来日、参加している。

△Sofia Tolis(ソフィア・トリス)ウェーデン王国ストックホルム出身、在住

1999年 ストックホルム芸術大学工芸・デザイン修士課程修了
2011年と2014年S.Pギャラリー(ストックホルム)で個展の他、1999年頃よりグループ展等、
ストックホルムを中心に作品発表。多くの論文やレビューで取りあげられている。

次に、昨年ご好評をいただきましたライトアップツアーを含めて昼間の作品解説ツアーなど、複数のイベントを企画しており、来場者との交流を深めるなど、いっそうの充実を目指します。 また、10月4日に予定しておりますオープニングパーティーは、出品作家や海外招待作家、建物や土地の所有者の方々や関係者の方々、ご協力いただいている皆様との交流の場です。お料理とお飲物とともにご参加お待ちしております。

△2013年ライトアップツアーの様子。20名以上の方と藤沢宿を練り歩きました。

昨年のツアーでは建物の電気系統が使用できない会場は外観のみライトアップし、内見できませんでしたが、今年は昼間のツアーによって皆様に作品と建物を楽しんでいただけます。

お金の使い途

1.展示会場設営の経費 100,000円
・安全面に配慮した会場となる建物の傷んだ箇所の補修。
・会場設営に関して必要な照明など、電気系統の整備や補修。
・案内板の作成と設置。
・広範囲に渡る会場めぐり用の自転車整備他

2.アーティストインレジデンスの実施への補助 200,000円
・宿泊の経費(水道光熱費、謝金等)
・渡航費の補助
・交流に関する経費(懇親会等)

3.印刷物などの会期期間外も含めた広報活動やアーカイブ 200,000円
こちらは会場の歴史や、所有者、歴史的建造物に関する研究者の意見を伺った多角的に全体が理解把握できるような内容を目指し、制作に取り組んでおります。
・私たちの取り組みを理解していただくための案内用パンフレットの作成
・広報用チラシ・ポスター作成。
・記録用印刷物やデジタルアーカイブを視野に入れた公式webサイトの作成。
・総括的な記録物の編纂と作成。

応援くださった方へのお礼

▽ワークショップについて

出品作家のASADA作品に登場する変わった生き物を型取りした素焼きの陶板に、
アクリル絵具で彩色し、タイヤをつけて、自分だけの「strange creature car」を作るワークショップです。

※特典のワークショップ、ツアー、パーティの開催は基本的に10月4日を予定しております。またワークショップにつきましては別日にも開催予定ですので、お日にちのご都合が会わない場合ご相談いただくことも可能です。

△特典のワークショップ以外にも、出品作家の石井夏実による絵具とトートバッグを使ったワークショップなどが開催予定です。ぜひお出かけください。

想定されるリスクとチャレンジ

ご賛同により集まった金額がもしも300,000円以下の場合、誠に勝手ながら運営予算の都合上、新しい記録物の制作は困難であるため、特典の項目にあります記録物進呈と記録物へのお名前掲載ができなくなる可能性がございます。
その場合、記念品の進呈に替えさせていただきます。

また、大規模な自然災害等による被害が主催者、および会場所有者、活動地区に生じた場合、企画自体の中止や延期、内容の変更の可能性がございます。

代表からのメッセージと藤沢今昔・まちなかアートめぐり2014概要

▽藤沢今昔・まちなかアート実行委員会 代表 伊東直昭からのメッセージ

「美術作品を作り、発表する活動は、例えていうならば方位も行く先もわからない航海のようにも思えます。経験とともに少しずつ、気を配るべき海や風の様子、寄るべき港や時期はわかってくるのかも知れませんが、未知なる領域は圧倒的です。しかし、多くを見て、感じ、知り、考え、学ぶ。出会いや助け合いをもって進めるなら、航海は実り多く、豊かなものとなります。それはまた、随分と楽しいことです。」

▽代表 伊東直昭プロフィール
1959年神奈川県出身。1985年多摩美術大学美術研究科修了、80年代後半より東京、神奈川、大阪など各地で個展、国内外でのアーティスト・イン・レジデンス活動や企画展などに参加。最近の展覧会はソフトマシーン美術館(香川県)、2010年から藤沢今昔・まちなかアートめぐりを企画、参加。
Blog: http://n-itohworks.blog.so-net.ne.jp/

▽藤沢今昔・まちなかアート実行委員会 企画 伊藤久也からのメッセージ

「日本各地でアートプロジェクトが行われている昨今ですが、本当の意味で土地を知るということは容易ではありません。昔からの文化や生活の息づかいに耳を澄まさなくてはならないのは当然ですが、美術というものが人と土地の間に入れるとしたら、絶妙なバランス感覚を備えていなければ成り立ちません。土地に寄りすぎても作品というひとつのかたちからは離れて行ってしまうし、美術にウェイトを置きすぎても、その土地でやる意味や、人々からの理解も得難いと思います。しかし、もし絶妙な条件を整えることが出来たとしたら、多様な人々と繋がるのだと、思います。」

▽企画 伊藤久也プロフィール
1987年神奈川県出身。2014年東京藝術大学美術研究科修了。2010年から藤沢今昔・まちなかアートめぐりを企画、参加。

▽藤沢今昔・まちなかアートめぐり 2014概要

会期 | 2014年10月の土日祝日開催。
           4,5(土日)/11,12,13(土日月祝)/18,19(土日)/25,26(土日)日
イベント| オープニングパーティー4日
                各会場ライトアップ4,5日
                会場ツアー4日
                ワークショップ開催 他、順次お知らせいたします
会場 | 旧稲元屋、旧鎌田商店蔵、石曽根、他/藤沢市本町
           有田家、他/藤沢大鋸
           白旗神社、他/藤沢市藤沢
出品作家| ASADA、石井太介、石井夏実、伊東直昭、伊藤久也、
                   岩崎幸之助、 emiko sommer、熊坂兌子、佐々木薫、
               坂東正章、平井庄子
海外招待作家|ソフィア・トリス(スウェーデン)
  ラウラ・フェルデベルガ(ラトビア)

主催:藤沢今昔まちなかアートめぐり実行委員会
共催:湘南藤沢文化ネットワーク
後援:藤沢市、藤沢市教育委員会、藤沢商工会議所、神奈川新聞、
      スウェーデン大使館、駐日ラトビア共和国大使館
助成:神奈川県
協賛:NPO法人アートトラスト、アートフレーム、ソフトマシーン美術館、立正山光妙寺、
  藤沢宿遊行の盆実行委員会、藤沢本町ファミリークリニック、
      (有)佐々木材木店、成城さくらさくギャラリー、
      藤嶺学園藤沢中学校・高等学校校友会、(株)福田屋、(有)ふじやす水産、
       ユニオンファーマシー、 個人協賛の皆様、他
協力:(株)さんこうどう、東海大学小沢朝江研究室、有田家、石曽根、
        (株)いなもとや、旧鎌田商店、白旗神社、(株)泉川電機商会、
        藤沢文化創造の丘をすすめる会、他

ここまでご覧いただきありがとうございます。

藤沢今昔まちなかアート実行委員会は、藤沢に縁のある美術家を中心に構成されています。純粋に芸術について思いを馳せるとともに、一市民として自分たちの街をよりよくしていきたい、もっと好きになりたいし、なってほしいと思って活動しています。
このアートプロジェクトは今まで年に一回の開催となっておりますが、文化財の活用が保全につながることから、今後も有意義な活動を継続していきたいと考えております。
近隣にお住まいの皆さま、あるいは遠方にお住まいの方々にも、気づいていただくこと、興味を持っていただけることが、地域の活性化や文化財の保全に繋がる第一歩です。どうぞよろしくお願いいたします。

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