制作日誌① ― 企画のはじまり
vol. 11 2019-11-02 0
artwork:SHINICHI SUGAYA(epok corp.)のクレジットを今まで何度も見てきました。「またこの人だ」から「また菅谷さんって人だ」を経て「菅谷さんってどんな人だ」に変わっていきました。
そんな中で「デザインは菅谷くんに丸投げ」というクロマニヨンズのインタビュー記事をよくみていて、どんなふうにジャケットを作ってるのかなと気になっていました。
菅谷さんに出会って、聞いてみたところやはり丸投げということで、そんな仕事の仕方すごいなぁと思い、つくる姿を映像に残したほうがいいと思います!とお話させていただきました。
思い立ったが吉日!
たくさん方々のご協力のもとに、この企画を進められることになりました。
今回デザイナー菅谷さんのドキュメンタリーですが、レコードジャケットも主役です。アナログ、CD、ストリーミングと、音楽の楽しみ方が多様になる中で、
私自身撮影を通じてアナログでもっと聴きたいなと思うようになりました。
菅谷さんは音楽が大好きなので、お話ししていると想いが伝染していくのだと思います。
本作品が完成しご覧いただいた後に、皆様も同じようなことを感じられるのではないでしょうか。
レコードジャケットはどのようにうまれてくるのか。
映画の完成を楽しみにしていただけますと幸いです。
(文)演出・南部
レコードラベルの色をチェックする菅谷さん