祝!レインダンス映画祭入選!
vol. 16 2024-06-02 0
皆様、お世話になってます。
本作監督の中嶋です。
大分ご無沙汰してしまったのですが、カンヌ落選からの辛い辛い一年を経て、遂にこの度僕らの映画『empty』が、イギリス最大のインディペンデント映画祭である第32回 レインダンス映画祭に入選し、ロンドンにて上映されることになりました!ワールドプレミアです!
ーーーレインダンス映画祭は1993年にインディペンデント映画の振興を目的に、ロンドンのミニシアターで始まる。その名はアメリカのサンダンス映画祭へのオマージュとして“レインダンス”とされた。「ギルバート・グレイプ」や「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、「メメント」など多くの注目作のプレミアを成功させており、世界で最も有名なインディペンデント映画祭の一つに数えられている。("ガラコレクション"より)
『empty』は「Relative States」という家族の絆を描く短編が集められたプログラム内で上映されます。プログラムのビジュアルに瀬戸さん演じるアズサがいるのも嬉しいポイントですね!
上映は2024年6月20日(木)の18:15(イギリス時間)からGenesisという映画館にて行われます。もしご支援者の方で、その時期のロンドンにいらっしゃる機会があれば、一緒にワールドプレミアを見届けてみてはいかがでしょうか。
https://raindance.org/festival-programme/shorts-pr...
ご出演の皆様からのコメント
【瀬戸かほ】
驚きと喜びの気持ちでいっぱいです。中嶋さんからノミネートのご連絡をいただいたときから今に至るまで、思い出すたびに嬉しい気持ちになっています。関わった作品が、訪れたことのない地で観ていただける素敵なこの機会も、みなさまにどんなふうに本作が届くのかも、とても楽しみです。
【深月信之介】
「empty」がレインダンス映画祭にノミネートされちゃったぜ!この一報が入った時、嬉しさと同時にホッとした気持ちになりました。なぜなら、届くべき場所にちゃんと届いたのだなと、実感できたからです。 中嶋さん、ありがとう!そして、おめでとう! 声を発せずとも、言語がわからずとも、動かずとも、見た人がストーリーやキャラクターの感情を理解できる究極の表現。 今回はコレに徹しましたよ。あ、ちなみに他の出演者さんは声を発していますから、お忘れなく(笑) 衝撃のラストシーンにおいては、海外の人たちの反応が楽しみだな~!
【豊満亮】
レインダンス映画祭ノミネート、中嶋組の皆様、おめでとうございます!そして『empty』という作品を選んでいただいたレインダンス映画祭の皆様、ありがとうございます!!やりましたね!この作品は、少子高齢化、若者の自殺などのテーマを、ギューッとエネルギーの塊にしてそれを35ミリフィルムに焼き付けた映画です。どうか一人でも多くのイギリスの観客の方々にこの映画『empty』が届きますよう祈ってます。
【中野健治】
医師役を演じました中野健治です。物語の第一声を任せて頂いた特別な作品です。フィルム撮影というプレッシャーが心地よい現場でした。是非ご覧頂きたい作品です。どうぞ宜しくお願い致します。
最後に
『empty』チームからは僕と撮影監督の石坂さんが渡英予定で、本作『empty』だったり、現在編集中の僕の初長編である『はらむひとびと』を世界に広げていく為、海外映画関係者との繋がりをたくさん作って来たいと思います。最後になりましたが、ここまで導いてくれた全ての関係者、ご支援者の皆様、本当にありがとうございました。サポートいただいた『empty』が海を超えて広がっていく様子をどうか楽しんでいただけたら幸いです。
次回アプデはロンドンでのワールドプレミアの様子をお届けします。
お楽しみに!
なかじま
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