泥棒対策ライトとは
vol. 11 2021-04-25 0
こんにちは!
泥棒対策ライト◎下司尚実です。
クラウドファンディングも残り6日!
支援してくださっている方、チェックしてくださった方ありがとうございます。
皆様のおかげで目の前が暗くなりそうな今、頑張れそうな気がしています。
本当にありがとうございます。
今更ながら自己紹介を。
泥棒対策ライトは2010年、初めて自主公演をしようと思った時に名前をつけたらそれをエネルギーに自分で公演を打つことを続けていけるんじゃないかしら。と、ふわりと始まりました。
名前の由来は夜道を歩いているといきなりつくあの電気のことです。
「なんだよ、悪いことする気なんてないよ。」と思いつつ明るくなってちょっと安心するという心の揺れや、単純に“泥棒対策ライト”という口触りがいいな、リズムが楽しいな。
そして漫画家田島列島さんと制作した、大学の卒業制作のボツになったタイトル案でもありました。
※旗揚げ公演『コンガラガッチャンゴー』のチラシ
そんなこんなの軽い気持ちと、せっかくだから年に1、2本やるんだ!という冷静と情熱の間のエネルギーではや10年。
その途中で三鷹星のホール、シアタートラムという大きな劇場でやる機会にも恵まれ、紆余曲折ありつつもジリジリ前へ、創作活動を重ねています。
※『日々ルルル』舞台写真
生きていると楽しいことばかりではなくて、凹んでしまうことも多々あります。
「私はこんなことで浮き沈みしやがって、もうダメだ!」
と早めに凹む自分にさらに凹む。みたいなことをグルグルしていた時に、誰かと話していたら「私もそういうことあるよ。」と、自分が落ち込んだり悔しいなと思うことは誰にでもあるというか、自分が思うことは誰かも思うかもしれないことなんだな。とふと気がつきました。
そして自分のことに対してはすぐちくしょうめ!と思ってしまいますが、人の話を聞いてると「大丈夫だよ。」と思えたり言えたりします。
※『一寸先ワルツ』 舞台写真
自分のちょっとした失敗を許すことは難しいけれど、誰かのちょっとした失敗は時にはチャーミングに見えたりして、そんなふうに誰かを許したり愛しく思えたら、自分のこともゆったり見ることができてちょっと好きになれたりしないかしら。
そんな想いや願いが泥棒対策ライトの作品の根底にあります。
そうやって続けているうちに嬉しい感想をいただきました。
見ると明日がちょっと頑張れる。
人生を変えるような大きな力はないかもしれませんが、明日、ちょっと頑張れるエネルギーをシェアできたならそれはとても幸せです。
10年やってると出会いも色々あるもので、素敵な出会いの中にバンド、NRQさんがいます。
NRQさんの温もりとユーモアのある楽曲がとても好きで、公演でよく使わさせて頂いていたのですが、映像用の小作品『越今日-ekkkyo-』でもNRQさんの『街の名』を使用させて頂きました。
その後お世話になっているキチムという場所で一緒にイベントをやらさせていただくこともできました。
こちらの作品で泥棒対策ライトをチラリ感じていただけたら幸いです。
あと6日。引き続きよろしくお願いいたします。