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TOKYO 2021ドキュメンタリー映画製作をクラウドファンディングで実現!
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「TOKYO 2021」のはじまりは「2021」です。「2021」とは、2016年、新国立競技場建設予定地の前に木製の2、0、2、1(高さ3.6m、幅10m)のオブジェを設置し、ひとつの景色として収まることで始まった現在進行中のアートプロジェクトです。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け演出される価値観に対し、呼応することで成立する、我々への「問い」です。そしてこの「2021」のコンセプトを共有した、実際に都市開発を手掛ける戸田建設の能動的なアクションとして、本企画「TOKYO 2021」が生まれました。
TOKYO 2021(https://www.tokyo2021)に参加した建築家・美術家のインタビューを通じ、2020年以後の都市論と芸術論を思索する長編ドキュメンタリー映画。
2019年8月3日〜10月26日に開催された展覧会「TOKYO 2021」。我々はそこで、日本の戦後近代における都市史・美術史を、1945年〜2045年の100年間で捉え25年ごとに区分し再構成することで、2020年以降の日本の都市像と芸術論の構築を試みました。
このプロジェクトは、TOKYO 2021で提示した問いをさらに掘り下げるべく、建築家・美術家のインタビューを通じその思索と実践を記録するドキュメンタリー映画を制作を目的とし、期間限定の無料公開を予定しています。
2002年の都市再生特別措置法により都市開発が民間主導になったことで、都市を考える”責任者”はその街々で手腕を発揮した一方、都市の全体像は失われたと言えます。藤村龍至はTOKYO 2021のなかで、この東京の現状を島化(エリア分け)された街の集合体と捉え「島京」と言い換えました。そんな東京=島京=「大都市」は終わりを迎え、2020年から「超都市」へ変わり始めると言います。建築家はこれから迎える「超都市」に対し、どのようなビジョンを持っているのでしょうか。
一方で2020年、COVID-19の流行により都市は一時的に停止しました。3.11(=災害)からの復興の暁として構えていた2020年東京オリンピック(=祝祭)は延期が決定し、パンデミックという”新しい”災害からの復興へと上書きされました。
災害は、特に日本というこの国土においては逃れようのない宿命です。つまり災害ののちに行われる祝祭もまた、逃れようのない宿命であると言えます。この災害と祝祭の繰り返しは、「忘却と反復」という形でこの国の宿命を裏付けていると考える歴史観がありますが、展覧会ではこれに対し『「宿命」に抗い、反復の外へ出るための術を模索することこそ、芸術の「使命」であるはず』だと考え、日本の芸術が担うべき役割を提示しました。ではこの「使命」を負った日本の芸術家は、「反復の外へ出るため」にどのような思索、実践をしているのでしょうか。
このようなことは個人で考えることはあっても、コレクティブとして思案される機会は決して多くありません。コレクティブが——例えば50年代のネオダダや60年代のメタボリズムのように機能していない現代において——同じ展覧会の名の下に再結成される本作は、その点に重要な意義があります。またこうした当事者たちの発言の記録は、これからの都市像・芸術論を考えるための補助線としての役割を持つと同時に、未来にとって極めて重要なアーカイブとなると考えています。
我々は「公」に向けて発信している一方で、「公」から発信される一般的な見解とは一致しない部分があります。大きく社会の動きを決定する権威的な在り方とは異なる形で2020年以後を考え、発信することが、このコレクティブから「公」に向けた1つのメッセージです。
そうしたプロジェクトは助成によって完成されるのではなく、我々に賛同する方々の支援によって完成すれば、それは個人の集まり=コレクティブだったTOKYO 2021が、更なる新しいコレクティブをもう一度創発することになります。そこで、支援金によって製作を実行するためにクラウドファンディングを実施するに至りました。
/ 文・宮川貴光(プロデューサー・監督)
映画祭の最前線の1つであるアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、映画館で上映される作品のみを選考対象とします。この規定は、興行が映画産業に還元される作品を「映画」とするという、アカデミー賞の「映画」の見方と取ることができます。
一方で、映画を技術革新という側面から見てみると、サイレントからトーキーへ、次いでモノクロからカラーへと移行したように、映画の歴史は移行の歴史だという一面※が浮かび上がります。現在も議論が続くフィルムからデジタルシネマへの移行も、フィルムの生産が終了したことを背景に一つの局面を迎えたと言えます。そしてこの移行の歴史の現在地は、シアターからネットワーク(上映から発信・配信)というプラットフォームへの移行です。映画館でしか体験できない“映画館体験”はこれからの映画文化に対し引き続き貢献すると考えられますが、“映画体験”はネットワークの拡張と共に押し拡げられたと考えます。
※思想的・政治的背景による作品性の変遷や発展については、別の問題として熟慮する必要があります。
/ 文・宮川貴光(プロデューサー・監督)
ネットワークへの移行によって我々は多種多様な映画を自由に発表するようになり、その機会は平等に与えられています。このことは映画産業を介さずとも「映画」を製作できる条件が整いつつあると言えるのではないでしょうか。
しかし、映画の製作にはこれまでと変わらず資金力の担保は必須となります。これまでは数千万円なければつくることができなかった映画も、ネットワークでは興行することを前提にしなくても良いため、比較的安価に製作できます。製作したのちの収益は、広告収入やストリーミングレンタル・購入であり、のちに収益が発生すれば成功報酬として分配することができます。つまり、企画〜制作〜発表まではすべての資金を製作費で賄う必要があります。
本作はすでに製作が始動しているプロジェクトですが、上記でお伝えしたような背景から、すべての資金を工面することは難しいのが現状です。そのため皆様からの支援金によって補填させていただければ幸いです。
本作はすでに制作が始動しているプロジェクトです。しかし上記でお伝えしたような背景から、すべての資金を工面することはまだまだ難しいというのが現状です。そのため宣伝費や関係者への人件費は、このプロジェクトにご賛同いただいた皆様からの支援金によって賄われます。
「動画の時代」と言われる現代において、これまでテキストや写真のみでアーカイブしてきた情報も、これからは映像や映画といったメディアでアーカイブすることができます。現在や未来を考えるために私たちが日々歴史を参照するように、未来において本作品が重要な参考資料として機能すると信じています。我々は次世代のコレクティブとして、未来に残すべき現在を記録し、いつでも誰でも自由に本作を鑑賞できる環境を構築して参ります。
本企画にご賛同いただける皆様の温かいご支援とご協力のほど、心からお願い申し上げます。
TOKYO 2021実行委員会一同
本プロジェクトは、昨年の展覧会から継続して戸田建設株式会社様より、協賛金という形でご協力いただいています。撮影にかかる費用(撮影人件費/機材費/出演費/遠征費の一部など)とプロダクションの運営管理費をご協力いただけたことにより、撮影を実行することが可能になりました。改めまして、この場をお借りし御礼申し上げます。つきましては、今後必要となる編集費/上映費と、これまでにかかっている企画・構成費/ディレクション費に関しては現状自己負担となっています。当該項目についてをみなさまの支援金によって賄わさせていただきたく存じます。
《撮影スケジュール》
7月 クラウドファンディング開始
9月 撮影開始
10月 編集開始
2月 0号試写
3月頭 完成
3月末 完成試写会・公開
《予算内訳》
運営管理費(協賛金)
英訳費 ー40万円(自費)
宣伝費 ー40万円(自費)
撮影人件費(撮影・録音・アシスタント)(協賛金)
機材費(レンタル含む)(協賛金)
遠征費(福島・山梨)ー30万円(自費)
ミキシング費ー35万円(自費)
グレーディング費ー35万円(自費)
協賛金 ー運営管理費/撮影人件費/機材費
自費 150万円 ー英訳費/宣伝費/ミキシング費/グレーディング費
・完成のご報告メール
完成のご報告メールをお送りします。
・クレジットの表記
クレジット表記をさせていただきます。
・TOKYO 2021 オフィシャルブック
「TOKYO 2021 オフィシャルブック」をプレゼントいたします。
・藤村龍至 オリジナル家具のデータ提供
藤村龍至 オリジナル家具のデータ提供いたします。詳細はお待ちください
・懇談会へご招待
TOKYO 2021 に参加した建築家・美術家との懇談会へご招待いたします。
・ANREALAGE × 2021 Tシャツ
2021年以降の東京を可視化するANREALAGEによる「透鏡 2021」。ファッションは時代を映す鏡という視点から“鏡の向こうに透ける景色”を構想。2021年以降の東京の景色をアンリアレイジ独自のテクノロジーで映し出しました。「空間×テクノロジー」で新たな空間体験の提供を続ける丹青社が、共創プロジェクトとして初めて具現化。会場では2021×ANREALAGEコラボレーションによるTOKYO2021オリジナルグッズも展示・販売しました。
・中山英之『かみのいし』
中山英之+砂山太一
紙の総合商社「竹尾」主催による、紙を用いたプロダクトのプロトタイプが展示された展覧会、「紙のかたち展2」(2017)のために限定制作された、機能のないプロダクト。
高耐久紙にUVプリント
・Houxo Que(作品A・B)
A|『Un/breakable engine』(消化器)
Photo by Mitsuhisa Mitsuya
B|『Un/breakable engine』(畳)
Photo by Mitsuhisa Mitsuya
10 代でグラフィティと出会い、 ストリートで 壁画中心の制作活動を始める。 以後現在 まで蛍光塗料を用いたペインティング作品 とブラック ・ ライトを使用したインスタレー ションで知られる。作品の制作過程をショー として見せるライブペイントも数多く実施。 2012 年頃よりディスプレイに直接ペイント をする制作を行いはじめ、 2014 年 BCTION、 2015 年 Gallery OUT of PLACE にて 16,777,216view シリーズを発表した後 様々な企画展示およびアートフェアなどで 活躍、 現代アートのシーンにおいて注目を 集めている。Gallery OUT of PLACE 所属。
・松下徹(作品A・B)
※リターンの金額に合わせて新作を制作いたします。
1984年神奈川県生まれ、東京藝術大学先端芸術専攻修了。身近な化学実験や工業生産の技術によって絵画作品を制作。高電圧の電流によるドローイング、塗料の科学変化を用いたペインティングなど、システムがオートマチックにつくり出す図柄を観測・操作・編集するプロセスにより絵画作品を制作。またグラフィティ等のストリートカルチャーに関する企画を行うアートチームSIDE COREのディレクターのひとりでもあり、国内外のストリートカルチャーに関する執筆をおこなっている。個人の活動としては2019年SNOW CONTEMPORARYにて個展「CUTTER」を開催。SIDE COREとしては2013年のTerratoriaでの「SIDECORE 身体/媒体/グラフィティ」を始めとし、2018年市原湖畔美術館にて「そとのあそび展」を同館と共同企画。2017年と2019年には宮城県石巻市で開催されている「Reborn-Art Festival」に参加している。
・協賛としてクレジットに表記(団体の場合はロゴを表記)
協賛としてクレジットに表記させていただきます。(団体の場合はロゴを表記)
元カオスラウンジ代表・黒瀬陽平氏のパワハラ問題について、当プロダクションにおいても事実関係を確認してきましたが、現時点では黒瀬氏を主演(ナビゲーター)として迎えることは困難であると判断しました。すでにご支援いただいた皆様には深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。しかし、企画意図や本作の意義はこれによって変わることはなく、企画の一部を改変することで引き続き製作を行います。公開のスケジュールについては上記(プロダクションの詳細について)をご確認くださいますようお願い申し上げます。(プロデューサー・監督/宮川貴光)
1800 円
3500 円
7000 円
12000 円
12000 円
25000 円
残り9枚
50000 円
残り5枚
50000 円
残り3枚
100000 円
残り1枚
150000 円
残り3枚
250000 円
残り3枚
300000 円
500000 円