応援メッセージ全文(鎌倉のワインバー「祖餐」さん)
vol. 1 2026-02-09 0
dig kamakuraの建築予定地を開放した後、早い段階から自由に使いはじめていたのが、ご近所の鎌倉のワインバー「祖餐」さん。他のお店にも声をかけながら、定期的にイベントも開催されました。そして、クラファン実施も後押しいただきました。ページ本文に収められなかった、応援メッセージの全文をこちらでご紹介いたします。
石井英史/石井美穂
ワインバー「祖餐」オーナー
あーあの空き地何になるんだろう・・・
二転三転した工事の末に空き地になったのは去年だったかなぁ
もう覚えていませんが
自宅から店までの移動の時 毎日目に入るこの場所を眺めては
色々妄想をしていました
そんなある日、この空き地に大きな巻物の荷物が「どさっ」と置いてありました
そして翌日には思わず寝転がりたくなる芝生に模様替え!
そして何やら木組みの台が持ち込まれたのです
ところが
なにも音沙汰がない
でも、でもですよ こんなふうにしてくれてるんだから
きっと使ってもいいよね・・・
いや、使ったのがバレなきゃいいのか?など天使と悪魔の会話が心の中で続いた後
「おし!使っちゃえ」と
ある静かな営業の夜
私たちはお客さんと一緒にワインとグラス片手にこの場所で酒盛りをしたのでした
広がる空を見上げて
通りすがりの人の涼やかな目線をよそに
ちょっとだけスキップしちゃうような気持ちで乾杯をする
それはなんだか学校や仕事を抜け出して海とか山にきちゃった みたいな気持ちは
窮屈な日常のルールから飛び出るけれど
ささやかな幸せに止とどめておくのがよき
(後から聞けば、それは鎌倉R不動産のスタッフさんに目撃されていたわけですが)
そこからまもなくdigの利用がはじまり いろいろなお店の方が利用され
私たちも「満月夜市」という名称で月に1回仲間の飲食店と一緒に使わせてもらい
道ゆくいろいろな人との出会いが 大人から子供までいろいろな形で作られてきたのを眺めていました
また、お店の利用がない日々もまた素敵な光景が流れていました
子供さんたちが自由に駆け回りながらママたちもひとやすみできたり
外国人の観光客の方がルートを練るのに座ったら地元の方と一緒に
いろいろなおすすめポイントを話し合って、素敵なルートが出来上がったり
コクリコのクレープとブリスのハンバーガーをカップルが食べていたり
お友達を待つのに勉強している高校生がいたり
もう本当にいろんな場面があったんですよ
街の中にあるフラットな場からフラットな関係性がうまれることが
ほぼ公開実験で実証されてしまったように思いました
でもそれは着工まで
知ってましたけどね
やっぱり寂しいわけですよ
建物が建つことが嫌なのではなくこの「光景が作られる機会」がなくなることが
惜しいし なんなら勿体ない
だからこそ、フラットが屋上になっちゃったとしても
残してもらえたらという気持ちが私たちにはあります
このクラファンは だたの資金集めのためのものではなく
また、あの光景に出会いたい
と思える人たちの意思表示になってくれるのではないか
と思っています
長々と書いてしまいましたけれど
そんなわけで
「屋上つくるぞクラファン」
みんなで屋上作っちゃいましょう!
