田辺マナブ役の三浦佑介さんより応援メッセージをいただきました!
vol. 21 2018-09-16 0
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奇跡の火柱を一緒に立てられたら
ダルライザー the movie RISE
ああ、なんて動き出したくなる映画なんだ。
心が熱くなって、動きたくなる。
地方発、低予算、無名の俳優どころか、芝居素人の白河市民がメインキャストをやっている、上演時間二時間以上、三重苦どころのさわぎじゃない。
しかし、こんなに魂に響く映画があるだろうか?
いや、ない。だって、この熱量は、ハリウッドで大量のお金を投入しても創れるものではないから。
そして、この映画に関わった人、観た人たちの熱量の火柱が、世界に広がったなら、歴史を創ったなら、どんなに爽快な奇跡だろうか。
この映画が広がらない理由を全部吹き飛ばすことができたら、実に爽快な奇跡だ。
僕は、この映画が世界に広がらなかったら、そんな世界の方が嘘だと思う。
それには、
みんなの力が必要だ。
少しの力でいいから。
みんなの小さな火がやがて世界に広がる。
この映画を潰さないでほしい。どうか力をかしてほしい。
だって、これは歴史を創っている映画だから。
地方が動き出す、第一歩だから。
歴史っていうのは、こうやって創られるんだな。
0から1を創り上げ、強い想いを世界に広げる。
ダルライザーに取り組む、和知くんを見ているといつも思う。
何度失敗しても、前に進む、『転んでも何度でも立ち上がれ!』を地でいく和知くんは、たしかに歴史を創っている。
そんな強い想いを持っている和知くんに、映画海賊たちが出会ったら、とんでもない熱量の映画作品ができた。
海賊版という言葉があるので、響きが悪いがもちろんそんな意味ではない。
映画海賊とは、ダルライザーの佐藤監督を始めとしたダルライザーの撮影クルーの人々を密かに僕が呼んでいた名前だ。
彼らはとにかく陽気だった。
プロと学生たちが入り交じる集団だったが、過酷としか思えない現場(真冬に水を浴びながらの撮影や、凍死寸前まで寒い山小屋や、朝までの撮影1時間睡眠で次の日の準備なんてこともザラ)にあったのだけれど、いつも楽しそうで、どんなに時間がなくとも撮影終わりには必ずお酒を飲んでいた。
佐藤監督を中心に陽気に仕事をし酒を飲む、その様はまるでおとぎ話の海賊たちのようだった。
出演させてもらいながら、本当に楽しい現場だなと心から思った。
みんなが燃え上がるような熱量で映画を撮っていた。
プロデューサーとしての和知くんと、佐藤監督が現場でぶち当たるのすら、よく見る光景にすらなっていた。
一つの作品を作るために、ここまで集中することの出来る幸せ。
そして、その燃え上がるような火は必ず人の心を動かすものになると、僕は確信する。
地方発、低予算、有名な俳優はいなくとも、この映画は革命になる。
もしもそれが敵わないのなら、そんな世界の方が嘘だ。
みんなの力で、この映画はさらに広がる。
もしも、一度でもこの映画を観た人なら感じられる熱量。
僕は、この火が広がり、誰もがハツラツと明日を見つめられる未来を夢見る。
クラファンが難しいなら、SNSでいい。
一人でも多くの人に、この物語を。
現在進行系で、和知という男が創っている歴史に一緒に乗っかってほしいんだ。
クラファン入れてくれた人は、僕に会ったときに言っておくれ。握手をしよう。
この映画が世界に広がる未来を確かに見つめて……
田辺マナブ役 三浦佑介
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三浦佑介
桐朋学園大学卒業後、劇団『あサルとピストル』を立ち上げ。俳優として映画や舞台を中心に活躍。現在は演出の活動をすることが多い。
本作にて「田辺マナブ」役を熱演。
詳しい登場人物の紹介は過去のアップデート記事「本作を彩る俳優さんたち」を参照ください。