英国の作曲家ディーリアスの晩年を描いた伝記の日本初の翻訳出版＆ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を成功させたい！

いよいよ本日9月25日（月）が「ディーリアス・プロジェクト」のクラウドファンディング受付最終日となります！

このプロジェクトは、単に英国の作曲家ディーリアスの晩年を描いた伝記本をを出版したい、美しい旋律に満ちた楽曲の魅力を広めたいというだけのものではありません。

根本的に考え方の違う人間どうしが、音楽を媒介として、どれだけわかりあえるか？
音楽を通して、私たちは、考え方や境遇の違い、病気や健康かの違いを、果たして乗り越えていけるのか？

この切実で大きなテーマを問い直すきっかけとなる名著だからこそ、「Delius as I knew him」（邦題：ソング・オブ・サマー～真実のディーリアス）の翻訳出版を成功させたいのです。

売れるからとか、儲かるからとか、マーケティングがどうとか、そういった目的だけで動くなら、音楽と出版の世界はきっと殺伐たるものになってしまうでしょう。

私たちプロジェクトチームには本当に小さな力しかありません。
けれど、フェンビーの書いた言葉と、ディーリアスの音楽の力が、少しずつ静かにではあっても、多くの心ある音楽愛好家の暮らしをきっと豊かなものにしてくれると信じてやみません。

ニーチェの哲学やゴーギャンの絵画や、アラン・ポーの文学とのダイナミックなつながりの中で生み出された、社会のはぐれ者ではあっても、やわらかく繊細で優しい音楽。
そんなディーリアスの音楽の内奥の真実に、ぜひ出会っていただきたいのです。

本日中ならまだ間に合います。
このプロジェクトに、少しでも皆様のご支援をくださいますよう、心よりお願い申し上げます。（林田直樹）