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英国の作曲家ディーリアスの晩年を愛弟子フェンビーが描いた伝記の翻訳出版をクラウドファンディングで実現!
英国の作曲家ディーリアスの晩年を愛弟子フェンビーが描いた伝記が、ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧を中心とした万全の態勢でついに翻訳出版されます。記念リサイタルなども含めた「ディーリアス・プロジェクト」をご支援下さい!
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音楽ジャーナリスト・評論家 1963年埼玉県生まれ。「音楽の友」「レコード芸術」編集部を経て独立。オペラ、バレエ、古楽、現代音楽、クロスオーバーなど自在な著述活動を行う。著書「クラシック新定番100人100曲」(アスキー新書)、「ルネ・マルタン プロデュースの極意」(アルテスパブリッシング)他。インターネットラジオ「OTTAVA」プレゼンター、「カフェフィガロ」パーソナリティ。月刊「婦人画報」他に連載中。音楽之友社・社外メディア・コーディネーター。
英国の作曲家ディーリアスの晩年を愛弟子フェンビーが描いた伝記が、ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧を中心とした万全の態勢でついに翻訳出版されます。記念リサイタルなども含めた「ディーリアス・プロジェクト」をご支援下さい!
英国のクラシック音楽のなかでも、とびきり美しい旋律と抒情に恵まれ、波乱万丈の生涯を送り、文学や哲学や美術との関係も深く、映画監督のケン・ラッセルやポップス歌手のケイト・ブッシュにも絶大な影響を及ぼした、重要な作曲家――。
それがフレデリック・ディーリアス(1862-1934)です。
ピアノに向かう作曲家フレデリック・ディーリアス(写真提供:英国ディーリアス協会)
ディーリアスへの日本のクラシック・ファンの関心も高く、「もっとディーリアスを知りたい!」という欲求が強いにも関わらず、日本語で読める資料はきわめて少ない状況にありました。
もっとも有名な伝記が、ディーリアスの愛弟子エリック・フェンビー(1906-97)が晩年の作曲家の日々を描いた「Delius as I knew him」なのですが、近年の出版不況のなか、この本は何度も翻訳出版の企画が持ち上がっては挫折しています。
フェンビーが晩年のディーリアスを描いた伝記の原書(Faber刊/1936年)。英国音楽の古典的名著であるにも関わらず、採算上の理由でこれまで日本語による翻訳出版が行われてこなかった…。
しかし、本書は日本における英国音楽の受容のためには絶対に翻訳されなければいけない名著中の名著であり、日本語による出版は長らくファンから待望されていました。
このたびようやく、ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧さんに翻訳をお願いして、アルテスパブリッシングから11月に刊行することになりました。彼女は英国王立音楽院出身で、ディーリアスとゴーギャンの関係を研究しています。英国ディーリアス協会との関係も深く、本書の翻訳にはぴったりです。
小町碧さん
小町碧(こまち みどり)プロフィール
https://www.midorikomachi.com/
ロンドン在住ヴァイオリニスト。2006年より英国王立音楽院にて 宗倫匡教授に師事し、2010年6月に音楽学士課程を首席で卒業。同音楽院修士課程でモーリス・ハッソン教授に師事、2012年に修士課程を首席で修了。
英アーツ・カウンシルの助成によりリリースしたデビューアルバム「Colours of the Heart」(2014)は、雑誌・Music & Visionの批評では「近年、完全に魅了されたCDがあったとするならば、このCDである。ドビュッシーの演奏は今まで聴いた中で最も繊細な解釈、そして最も興味深いものである」と好評を得た。
2012年秋には、ディーリアスの研究を基にしたリサイタル・シリーズ「ディーリアスとゴーギャン」を企画、ロンドン、ケンブリッジ及び東京にて開催される。このプロジェクトは、日本経済新聞や雑誌Arts & Collections International Magazineにて特集記事が掲載された。2013年には、英国ディーリアス協会に表彰された。
2012年6月より日本と英国の文化交流を深めるプロジェクト「Harmony of Cultural Sounds」を開催。英国のブリテン・ピアーズ財団、ホルスト財団、Musicians Benevolent Fund,大和日英基金の協賛を得て、英国と日本でのコンサート・シリーズとワークショップを行う。
2017年4月、NHK BS1 「国際報道 2017」にて、英国と日本を拠点に両国の音楽を紹介していく活動が紹介された。又、BBC Radio 3など、様々なメディアに出演している。2017年5月、イギリスのレーベル、EM Recordsよりセカンド・アルバム、「Warp & Weft」をリリース。
このたび、アルテスパブリッシングの代表・木村元さんが「Delius as I knew him」の翻訳出版を引き受けて下さり、日本語書名は「ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス」(仮題)として11月初旬の出版予定で、現在鋭意編集作業が進められています。
(ちなみに、この「ソング・オブ・サマー」というのは、本書を原作として撮影されたケン・ラッセル監督による映画のタイトルでもあります)
監修には音楽学者の向井大策さん、解説には音楽ライターのオヤマダアツシさんにお願いしました。編集を担当されるアルテスの木村元さんともども、いずれも本書への思いを共にする方々ばかりで、最強の布陣での出版となることを信じてやみません。
本書は、出版プロデューサーとしての私、林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家/インターネットラジオOTTAVAプレゼンター)のデビュー作でもあります(私自身は執筆いたしませんが、最終校正刷りは責任をもって精読いたします)。
なぜ私がこんな形でのプロデュースを始めたのか?
もちろん、ディーリアスの晩年を描いたこの名著を、私自身が日本語で読んでみたいからです!
かつて私は音楽之友社に13年間社員として勤務し、楽譜・書籍から月刊誌「音楽の友」「レコード芸術」の編集にたずさわってきました。2000年にフリーランスとなり、音楽を中心にジャンル横断的に取材・著述することが仕事の中心となってからも、心のどこかに編集・出版への思いがありました。
その根幹は、「こんな本が出てくれたらいい」「こんなものを読んでみたい」です。
※林田直樹、小町碧からの皆様へのメッセージ動画をご覧ください。
11月1日には王子ホールにて、小町碧さんによる出版記念リサイタル「ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」(主催:高嶋音楽事務所)を行います。
開催要項
「真実のディーリアス ~小町碧 出版記念リサイタル~」
日時 2017年11月1日(水)
開場 18時30分
開演 19時00分
全席指定4500円 ※8月16日(水)前売開始
会場:王子ホール(東京・銀座)
出演 小町碧(ヴァイオリン)、米津真浩(ピアノ)
曲目 ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ長調(遺作)
ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番
ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番
ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番
主催:高嶋音楽事務所
http://www.t-artists.com/artists/concert2.asp?uid=...
ピアノを演奏してくださる米津真浩(よねづ ただひろ)さんは、2007年 第76回日本音楽コンクールピアノ部門第2位を受賞、東京音楽大学大学院器楽専攻(ピアノ演奏家コース)を首席で修了後、2013年・2014年度ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてイタリアの名門イモラ音楽院へ留学した気鋭の実力派若手ピアニスト。ディーリアスの書いた充実したピアノ・パートを説得力豊かに演奏してくれるに違いありません。
ディーリアス「夏の夜、水の上にて歌える」 小町碧(ヴァイオリン) サイモン・キャラハン(ピアノ)
いま、出版の世界では、志ある良書の出版がますますやりにくくなってきています。どの出版社も、リスクを恐れて、確実に利益を出せる本、短期間で結果の出せる瞬間風速的な本ばかりを出したがります。
その結果、我が国の文化に貢献する良書、特に翻訳書は、きわめて出すのが難しくなってきています。
長い期間をかけてゆっくりと読まれていくような、こうしたディーリアスの伝記のような翻訳書こそ、本当は出版されなければいけないにもかかわらず…。
アルテスパブリッシングのような小さな出版社にとって、こうした本を出すのは大きな決断だったと思います。通常の判断基準からすれば、「売れない」「儲からない」からです。
でも英国音楽を愛する皆さん、そればかりでなく英国の文化全般に関心ある方、そしてジャンルを問わず良質な音楽を愛する皆さんの力を、クラウドファンディングで結集すれば、ある程度の読者は集められるのではないか? そう考えたのです。
それが、このクラウドファンディングをやろうと思った最大の理由です。
どうかディーリアスの本を応援してください。
そして、出版記念リサイタルとして行われる「ディーリアス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」にいらしてください。
通常のコンサートの常識からすれば、絶対に売れないであろう冒険的な曲目です。
でも、番号なしのものも含めて4曲のディーリアスのヴァイオリン・ソナタを全部一度に生演奏で聴くことができるチャンスがほかにあるでしょうか?
きっと心あるお客さんが集まってきて下さる、そのことに私は賭けたいと思います。
本「ソング・オブ・サマー~真実のディーリアス」(小町碧訳 アルテスパブリッシング 予価2200円) ※11月1日先行発売予定
今回のプロジェクトの要となる翻訳書。版元のアルテスパブリッシングより郵送にてお届けします。
小町碧・出版記念リサイタル「真実のディーリアス」ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(11月1日王子ホール)チケット
10月中旬頃までに、高嶋音楽事務所より郵送にてお届けいたします。
(本公演は全席指定です。先着順から良い席をご用意いたします)
サンクスレター
小町碧および林田直樹からのお礼状を上記の特典に同封します。
英国ディーリアス協会提供のディーリアス肖像画の絵葉書1枚
National Portrait Gallery、およびBradford Museum所蔵、晩年のディーリアスの肖像画。
一般公開されていない絵の葉書で入手困難なレアアイテムです。
A(顔アップ)、B(全体)のうち、どちらか1枚を差し上げます。
数量が非常に限られていますので、ご希望に沿えない場合はご容赦ください。
本の巻末に協力者としてご芳名を記載
高額ご寄付への感謝のしるしに、謝辞とともに巻末にお名前を印刷いたします。
特注ハードカバー愛蔵本
高額ご寄付の方に、「ソング・オブ・サマー~真実のディーリアス」の、特注・豪華上製本1冊をプレゼントいたします。
いただいた資金は、大きく以下の二つに使わせていただきます。
本「ソング・オブ・サマー~真実のディーリアス」の企画・原稿料(印税)、編集費、デザイン料、印刷・製本代、郵送費、宣伝費
出版記念リサイタル「真実のディーリアス」ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会の王子ホールへの貸しホール代、音楽事務所へ支払う制作料、アーティストへの出演料、チラシ印刷代、郵送費
目標金額200万円の根拠は、
4500円のチケット200枚=90万円 ※王子ホールの客席数は315
2000円の本550冊=110万円 ※予定初版部数は2000
という概算です。
集まった金額に関わらず、プロジェクトは実行いたします。
本は出版しますし、リサイタルも決行します。
けれど、この企画は丸裸では大きな赤字を負ってしまう危険性があり、とてもリスキーです。
皆様の応援がぜひとも必要なのです。
英国音楽の普及のために、ディーリアスの音楽をもっと多くの人に愛していただくために!
最後までお読みくださってありがとうございます。
本の出版とリサイタルを合わせた、英国音楽ファンが待ちに待った「ディーリアス・プロジェクト」は、日本における英国音楽の受容史において、重要な節目になることは間違いありません。
共鳴してくださる方々の応援をお待ちしています。(林田直樹)
2000 円
残り33枚
4500 円
残り73枚
6500 円
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9000 円
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120000 円