2019フィルメックス新人監督賞・準グランプリの酒井善三の新作映画の制作資金を募集！

ご無沙汰しております。

酒井です。

今回『カウンセラー』の整音作業中に、『カウンセラー』冒頭に出演している亀田梨紗さんと蒲池貴範さん出演で『スピリチュアル』という15分の短編を撮りました。

それをvimeoで500円で２日間みられるオンデマンドで配信することにしました。

11/21（土）0時〜配信開始です。

ただ、『カウンセラー』試写会リターンのあるコレクターの方には無料券をお配りします。

配信が始まる頃に個々にメールでお送りします。

理由は、お二人のファンでコレクターになってくださった方もいらっしゃるのに、『カウンセラー』ではあまり出番がなく、申し訳なかったので、お礼の代わりになればと。

以下は、なぜこういった方法を選んだかの経緯を言い訳として書いているだけなので、ご興味なければそのまま無視してください。

[撮影経緯]

8月末に百々さんより僕（酒井）宛のメールで、

「9/11と12日という撮影期日で、そこで蒲池さんがメンバーのトライデントシネマというyoutubeチャンネルの宣伝のために共作として作れないか？そしてそこに亀田さんを絡ませて欲しい」と連絡がきました。

元々はお二人から作りたいという提案で、百々さんはできれば受けたいということでした。

といっても経費はかけられないので、僕は、当日スタッフは僕と百々さん二人きりで、1日で撮影可能だと思えるシナリオを書いて撮りました。

経費はかけられないと言っても、お二人への雀の涙ほどのギャランティ含め、当然経費はかかります。

生臭い話、初日の打ち合わせ＆ホン読みと、撮影した日の場所代含めて計約40000円かかりました。

[vimeoでの有料配信と、僕自身のルール違反について]

その分の経費を補填したいと、vimeoでの有料配信としました。

ちなみに、僕個人としては「役者は舞台挨拶などでタダで僕の映画宣伝をしないでください。その際は必ず労働費を払います」というイキったルールを『カウンセラー』の時に言いました。

が、早速ズルして、この『スピリチュアル』に関しては、亀田さん、蒲池さんのお二人に無料で配信の宣伝をお願いしています。

理由は「じゃないと無理そうだから」です。

「500円の有料配信宣伝に協力してよ！」「だって元々はそっちからの提案じゃん！」「やってくれたっていいじゃん！」と、ここぞとばかりに被害者ぶって見せ、上から目線でゴネました。

貧乏は心まで卑しくするんです。いや、心が卑しいから結果貧乏なのかもしれませんが…。

お二人は大人で、そんな僕を非難することも一切なく、快くお引き受けくださいました。

感謝感謝です。

ただ、やはりルール違反ではあります。

[今後のために]

もし今後こういった撮影になる場合は事前に①費用をどこで補填するか②どこまで関わるか③ギャランティ、の３点をはっきりさせた上で契約するという風にして、僕も含め誰もマイナスが生じないような方法を考えなければならないなと痛感しています。

特に今回のように協力してくれる役者さんなどが友達などの場合、関係に甘えて曖昧になりがちなので。

今回であれば最初にこの経費算出の出口を僕らの方から予め考え、お二人にプロモーションまでお付き合いいただくことを提案し、了承を受けるべきでした。

では、もし良ければご覧ください。

2020.11.15　酒井善三