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映画館「シネマルナティック」のプロジェクトををクラウドファンディングで実現!

愛媛ヌーヴェルバーグ2013にゲストを呼びたい!

愛媛県・松山市にあるミニシアター、シネマルナティック。来年(2014年10月)で20歳になる、映画ファンにとってはなくてはならない大切な場所です。
けれどもこの10年くらいで、それまで滅多に上映する事のなかったアート系の作品を、シネコンが積極的にかけるようになって、思うようなプログラムがなかなか組めなくなり、観客数も減少してゆき、ヒット作にも恵まれず、苦戦を強いられるようになりました。なんとか営業を続けて行く為に、経費を削れるところはすべて削り、バイトのスタッフにも辞めてもらい、ルナティックの代表である橋本達也氏が劇場の仕事を何もかも一手に引き受けるという究極の”ひとり映画館”となったのです。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額200,000円を達成し、2013年10月12日00:00に終了しました。

コレクター
31
現在までに集まった金額
219,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額200,000円を達成し、2013年10月12日00:00に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
山崎 はな

20代の頃、地方の東映直営館で映写技師をやりながら自主上映の会を作りレイトショーを行う。ミニシアターの作品を中心にロマンポルノ、実験映画、なんでもやりました。最期の方はほぼ毎晩。その後、愛媛県松山市のミニシアター、シネマルナティックに流れ、支配人をやらせてもらう。現在は東京在住。ルナティックを守る会代表というか世話人。

  • 東京都
  • 起案数 1
  • 応援数 0
  • Twitter (未設定)
  • フォロワー 0 人

このプロジェクトについて

愛媛県・松山市にあるミニシアター、シネマルナティック。来年(2014年10月)で20歳になる、映画ファンにとってはなくてはならない大切な場所です。
けれどもこの10年くらいで、それまで滅多に上映する事のなかったアート系の作品を、シネコンが積極的にかけるようになって、思うようなプログラムがなかなか組めなくなり、観客数も減少してゆき、ヒット作にも恵まれず、苦戦を強いられるようになりました。なんとか営業を続けて行く為に、経費を削れるところはすべて削り、バイトのスタッフにも辞めてもらい、ルナティックの代表である橋本達也氏が劇場の仕事を何もかも一手に引き受けるという究極の”ひとり映画館”となったのです。

シネマルナティックを守る会のプロジェクトについて

愛媛県・松山市にあるミニシアター、シネマルナティック。来年(2014年10月)で20歳になる、映画ファンにとってはなくてはならない大切な場所です。
ミニシアターがまだ今よりもずっと元気だった頃、ルナティックにも年に数本のヒット作があり、劇場の維持は楽ではないけれど松山ではなかなか観ることのできない映画をたくさん上映して行く事がなんとか出来ていました。常連のお客様もそれなりにいらっしゃって、ルナティックは映画好きな人たちの楽しい社交の場でもありました。かつて自分もスタッフとして働いて、毎日が運動会のような最高に面白い想い出がいっぱいなんです。
けれどもこの10年くらいで、それまで滅多に上映する事のなかったアート系の作品を、シネコンが積極的にかけるようになって、思うようなプログラムがなかなか組めなくなり、観客数も減少してゆき、ヒット作にも恵まれず、苦戦を強いられるようになりました。なんとか営業を続けて行く為に、経費を削れるところはすべて削り、バイトのスタッフにも辞めてもらい、ルナティックの代表である橋本達也氏が劇場の仕事を何もかも一手に引き受けるという究極の”ひとり映画館”となったのです。

2010年の秋、橋本氏にルナティックを閉めたいと言われました。辞めたいのは当然です。ひとりで休みも給料もなく、映画館を開けているだけで精一杯、満足のいく宣伝もできず、観客も減る一方。鬱々してしまいますよね。いくら映画が好きで情熱があってもそれだけでは続けていくことは無理です。本当は「辞めるためにどうすればいいか」ということを一緒に考えてあげるべきだったのですが、どうしてもまだ諦めてほしくない、まだ何か出来ることがきっとあるはずだ、そう思った自分は、もう少し頑張ってみようよ、「ルナティックを守る会」を作るから!と、橋本氏に提案しました。それからは電光石火でした。

古くからのルナティックの常連さんや元・スタッフに、力になってほしい、どうにかなるじゃなくて、私たちがどうにかするんだ、ということを呼びかけました。
すぐに皆が乗ってくれ、『シネマルナティックを守る会』ができました。

2012年5月のライブアースまつやまでのブース。震災映画特集の宣伝です。『大津波のあとに』の森元修一監督が応援で駆けつけました。森元監督もルナティックのファンです。

イベントと共に歩んで来たシネマルナティックを守る会

守る会といっても、目に見える金銭的な援助はなかなか出来ませんが、自主上映を開いてみたり、色々な企画を考えたり、橋本氏がひとりで手が回らないところのフォローだとか、地味にですが、映画館の風通しを良くしようと、皆それぞれにルナティックのことを思い、考え、行動するようになりました。劇的に観客動員が増えたわけではないのですが、「何かやらなきゃ」と意識して実行することの大切さを、イベントひとつひとつを通して感じていました。

ルナティックを少しでも潤わせる為に自主上映を行って、貸館料をルナティックに入れるのが一番手っ取り早くて良いと考え、まずやってみたのが『180°south』の上映会でした。エコロジーがテーマで、「patagonia」、「THE NORTH FACE」の創設者の二人の素顔に迫ったドキュメンタリーです。映画としていいのももちろんですが、普段のルナティックなら多分やらない感じの作品でしたし、お店や環境問題に取り組んでいる会や団体さんとタイアップがとれる、宣伝しやすいので動員がたくさん見込めるのではとの思惑で選んだのですが、守る会が上映会をやるということで新聞等でも取り上げられ、久々にルナティックのロビーが賑わうのを目の当たりにでき、結果を出す事ができた上映会でした。宣伝の為に、毎年行われている「ライブアースまつやま」という野外フェスにも守る会のブースを出したのもこれまでにはない試みでした。ほかの出店している人たちと交流がもてると、ヨコのつながりができますし、外に目を向けて行かなければということは必要な事でした。それから守る会関連企画としては、ルナティックで映画を観て、その後、作品について語り尽くすという「勝手にトーク部」やルナティックでこれから上映する作品について紹介し尽くし、配信する「勝手に放送部」など面白い試みも。2012年の7月には『震災映画特集』を行い、ゲスト(地元で反原発運動を行ったり、環境問題に取り組んだりとご活躍されている方々)をお呼びして連日トークショーを開催しました。映画館が今の社会の在り方を問題提議する場にもできるという試み、ただ上映して終わりではなく、その後のプラス何かがあれば、もっとルナティックは注目され、様々な所からイベントのお声かけもくるようになるはずだと考えながら。

2012年12月、冨永昌敬監督、富田克也監督、真利子哲也監督、相沢虎之介さんがルナティックにまさかの集結。オムニバス映画『同じ星の下、それぞれの夜』を東京より早く先行上映。皆さんの気持ちが嬉しかったオールナイトイベントでした。

また、今年の3月には、愛媛出身の俊英、若き渡部亮平監督のデビュー作、『かしこい狗は、吠えずに笑う』を、全国どこの劇場よりも早く、凱旋興行を行いました。もちろん監督にもご来場頂き、守る会関連行事の、いよココロザシ大学の授業の講師までやって頂きました。本当にたくさんの観客(特に若い人!)に足を運んで頂き、「まだ松山にもこんなに映画を観る人がおるやん」と、嬉しくなったのでした。余談ですが、その3ヶ月後に『かしこい狗』は、渋谷で上映され、ここでも大成功を治めたでした。

『かしこい狗は、吠えずに笑う』渡部亮平監督のいよココロザシ大学の講師の時の様子

忍び寄るデジタル化問題

しかし、イバラの道、試練はどこまでも続きます。ここ数年の、フィルムからデジタルへの急速な移行です。デジタル導入しなければ、今までのような上映はできなくなる。けれど、デジタルの環境にするためには高額な費用が必要。地方の老舗の映画館がそれを理由にどんどん閉館して行く中、橋本氏はまたずっと、多分、ありとあらゆることを考えていたのだと思います。もし、橋本氏が「廃業する」と言ったら、今度こそ、「辞めていいんだよ」と言ってあげよう、そして悔いが残らないよう、最期は好きなことをしてもらおう、自分はそう考えていたのです。

はたして、橋本氏の決断はー。なんと、「続けるしかないやろう」。 ありえません!デジタル入れたからってお客さん増える訳じゃないのに!でも、それでもやっぱり、「やるしかないから」。ということは当然、デジタル導入です!
費用はどうにかこうにか、なんとか工面できる、と!物凄い大英断です。橋本氏が覚悟を決めたのだから、守る会も盛り上げない訳にはいきません!祭りだ!祭りです!10月中旬、デジタル導入工事の為に少しの間、休館をするのですが、その前に守る会主催でイベントをやりたいと思います!フィルムからデジタルへ、この大切な節目に、ルナティックの新たな門出を祝い、応援する企画です。

ルナティックの新たな門出を祝う『愛媛ヌーヴェルバーグ2013』

タイトルは『愛媛ヌーヴェルバーグ2013』。愛媛にゆかりのある人や映画を集め、上映やトークショー、座談会、交流会などを行いたいと考えています。 私たちの大好きな松山、映画、人、そして映画館(ルナティック)。普段、あって当たり前に思っていることについて皆で語り合ってみませんか。

お招きしたい方は、今治出身の女性監督、渡辺裕子監督。以前もルナティックで特集上映をやりましたが、ヌーヴェルバーグ=新しい波、ですから裕子監督は外せません。そして裕子監督とぜひトークセッションして頂きたい、東京でライターとしてご活躍されている西森路代さん。松山出身です。かつてはルナティックにせっせと通っていたと言われる西森さん。韓流、アイドル、女子会2、0など目線がとにかくユニークで、どんなお話が飛び出すか。そしてまだ未確定の同じく愛媛出身の 映画監督サンにオファーしています。来て頂けますように・・・。愛媛が生んだ才能が集結すると凄い事になるなあと思っています。

そこで、この度のクラウドファンディングでは、このイベントにお招きするゲストの方々の交通費をお願いしたいです。四国は本当に遠いんです。もちろん、飛行機なら1時間ちょっとでビューン、なのですがその費用・・・。平素、監督さんや役者さんの舞台挨拶など、お呼びしたいなーと思ってもなかなか実現できないのはこの交通費がネックなのです。最初は、劇場窓口でカンパを呼びかけてみようかなと思ったのですが、実はルナティックのファンって、県外、東京にもとてもたくさんいらっしゃるんですね。『かしこい狗は、吠えずに笑う』の東京上映で、宣伝をお手伝いした際に、東京在住の、松山出身の方々にたくさんお会いする事ができました。皆がそれぞれルナティックのことを気にかけ、何か力になりたいということを言葉にされていたのがとても心強く、もしかしたらちゃんとこういう形できちんと呼びかけたら、応援してくれるんじゃないか、そう思ったんです。「帰郷してルナティックが無かったら淋しい」、そう言って下さった方もいました。住んでいる町に、そして故郷に映画館があるっていうのは嬉しいこと、自慢でもあるんですね。特にルナティックのような大手じゃない街中映画館っていうのは、「かつて通っていた」とか「あの映画はルナティックで観た」とか懐かしい想い出のひとコマとして残ります。その町に文化があるかどうかを考える時、映画館の存在はとても重要なのです。

ぜひ、さらなる荒波にもまれるルナティックを激励する為のイベントにお力添え下さい!そして願わくは、「守る会〇〇支部」の一員として、末永く、ルナティックを愛して頂ければ嬉しいです。どうかよろしくお願い致します!

HP :http://movie.geocities.jp/cine_luna/index.html
Twitter:https://twitter.com/cinemalunatic

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    • 配布するパンフレットにお名前を掲載させて頂きます。
    • イベントの当日チケットを1枚進呈致します
    • シネマルナティックの回数券(期限無し)を1枚進呈致します。
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