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常設のバリアフリー映画館、『CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)』をクラウドファンディングで実現!
目が見えない人、耳が聴こえない人、全ての人に映画の感動を届けたい。
多様な感性を認め合い、映画をより深く味わえる。
そんな新しい鑑賞体験が出来る日本初の夢の映画館 “ユニバーサルシアター”を創ります!
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1999年。チャップリンの『街の灯』を、目の見えない人たちに届ける!という無謀なイベントに関わることになったのがきっかけで、映画を観ることを諦めていた視覚障害者たちと出会いました。欧米の映画館では、当たり前に視聴覚障害者へのサポートがあるのに日本には全くないことを知り、「無いならつくるしかない」と思い立ち、City Lightsというボランティア団体を立ち上げました。「いつかバリアフリー映画館をつくろう」と夢を掲げて映画祭なども行ってきました。そして、すべての条件がそろう物件がようやく見つかりました。あとは資金だけです。夢の映画館・ユニバーサルシアター設立のため、ご協力よろしくお願いします!
目が見えない人、耳が聴こえない人、全ての人に映画の感動を届けたい。
多様な感性を認め合い、映画をより深く味わえる。
そんな新しい鑑賞体験が出来る日本初の夢の映画館 “ユニバーサルシアター”を創ります!
私たち バリアフリー映画鑑賞推進団体City Lightsは、5月から、団体のホームページや、メンバーを中心とする口コミ、イベント等で、ユニバーサルシアター設立に向けて、募金集めをしてきました。
映画館を営業する上で、専門的な工事を行っていただく必要のある、防音・換気工事を主とする内装工事費<12,420,000円>と、音響・映写設備費<およそ 2,500,000円>をあわせた1500万円を目標に募金集めを続け、おかげ様で、当初の目標を達成することができました。
工事のスケジュールも明確になり、7月末には引き渡し。その後、看板づくりや壁の装飾等、みんなで作る手作業も8月中には終わる見通しが立ち、ユニバーサルシアター『CINEMA Chupki TABATA』のOPEN日を、2016年9月1日に決めました!!
<OPENまでにかかる費用の概算>
追加工事費 894000円
(※音響・映写設計に伴う追加工事)
看板工事 300000円
壁の装飾 300000円
観客椅子 200000円
その他、家具 100000円
WEB制作 200000円
イベント費 300000円
ロゴデザイン 30000円
チラシ等制作費 30000円
印刷代・送料 100000円
小計 2,454,000円
工事期間の家賃 2,000,000円
法人設立・営業申請に必要な書類作成費
500,000円
工事期間のスタッフ人件費
500,000円
合計 5,454,000円
管理費・手数料 600,000円
総合計 6,054,000円
オープン月の9月は、皆さまに喜んでいただけるようなラインナップを考えて、
団体名の由来にもなったチャップリンの『
街の灯』から始まるチャップリン特集を組みました。
9/1(木)〜9(金)10:30〜/16:30〜 街の灯(1931年/アメリカ/87分)
910(土)〜16(金)10:30〜/16:30〜 キッド(1921年/アメリカ/53分)
9/17(土)〜23(金)10:30〜/16:30〜 モダン・タイムス(1936年/アメリカ/88分)9/24(土)〜30(金)10:30〜/16:30〜 独裁者(1940年/アメリカ/126分)
9/1(木)〜30(金)13:30〜『
かみさまとのやくそく』のニューバージョン。
9/1(木)〜30(金)19:30〜『
バグダッド・カフェ ニューディレクターズカット版』
『バグダッド・カフェ』は、わたしが一番影響を受けた作品で、いつか音声ガイドを作ってお届けしたい!と、ずっとあたためてきたミニシアター映画の代表作。若い世代にも是非観ていただきたい名作です!
映画館の興行ともなると、1回限りの上映会とは料金設定も異なり、なかなかシビアな現実をつきつけられていますが、その不安をはねのけてしまえるほど、他所にはないワクワク感をお届けできる、どんなお客様にも喜んでいただける、ステキな映画館づくりを目指してがんばります!
応援いただいた方々に直接、お礼の気持ちをお伝えしたい!みんなと一緒にお祝いしたい!と思い、8月27日(土)13:00〜18:00 北区の王子駅から徒歩3分ほどの区民施設「北とぴあ」の大きなホールをお借りして、プレオープニングイベントも行います。
応援いただいた方々には招待状をお送りします。こちらも楽しみにしていてください。
くわしくは、こちらのページをご覧ください。
http://www.citylights01.org/bokin.html#preopen
日本初のユニバーサルシアター『CINEMA Chupki TABATA』(東京都北区東田端2-8-4)OPENに向けて、是非、ご支援よろしくお願いいたします!
以下、わたしたち City Lightsの活動の歩みと、夢の映画館★ユニバーサルシアターの詳細です。最後まで、お読みいただけたら幸いです。
なんとなく今日は映画が観たい気分。
観たい作品を選んで、ぷらりと映画館へ足を運ぶ。
日常を離れて、映画の世界にどっぷりとつかる。
当たり前に手にしている幸せです。
ですが、もしあなたや身近な人が、事故や病気で、目が見えなくなったらどうしますか?
City Lightsは目が見えなくて、映画館で映画を観ることを諦めていた視覚障害者たちとの出会いから始まりました。
目に障害があると言っても、人によって事情は様々です。
先天的な人もいれば、事故や病気で視力を失った人もいます。
かつて見えていた人は、
「目が見えていた頃好きだった映画をもう一度見たい」。
先天的に見えない人は、
「見たことはないけど、映画館に行ってみたい」。
想いはそれぞれですが、「映画をみたい」という気持ちは同じです。
「目が見えない人たちにも、映画に出会った喜びや感動を伝えたい」という想いから、
2001年に、バリアフリー映画鑑賞推進団体 City Lights を立ち上げました。
団体名の由来は、チャップリンの名画『街の灯』です。
見えない人たちが映画を観ることをあきらめず、楽しめるようにするには、どうしたらよいか?右も左も分からないまま、視覚障害の人たちと一緒に、映像を言葉に訳す“音声ガイド”作りに挑戦しはじめました。
音声ガイドは、
セリフや音の邪魔をしないように、タイミングよく挿入します。
例えばこのように。
<スターウォーズエピソードⅤより>
ヨーダ 「フォースを使え、感じるのだ」
ルーク「・・・。」
音声ガイド: ルークが意識を集中し、手をかざす。
<ゴボゴボゴボ>
音声ガイド: 沼に沈んだXウイングが、徐々に浮きあがる。
映画『Rise up』音声ガイドサンプル動画
http://abc-net.org/cinema.html
しかし、音声ガイド作りは、〝目が見えている人”が、〝見えていない人”に教えてあげるというような、生半可なものではありませんでした。
映画は、映像演出はさることながら、音響効果、音楽、役者の息遣いも大きな要素。
まさしく総合芸術です。声色、会話のリズム、間、漂う空気感など…それを言葉で邪魔してしまわないように、自然に映画についてこられて、しかも目が見えている人と同じタイミングで、泣いたり、笑ったり、怒ったりできる音声ガイドを目指すようになりました。
見えない人は、耳に集中しています。 聞こえて分かることを説明されると「うるさく感じる」
じゃあ、何が聴こえて分かっていることで、映像を見ないとわからないことは何なのか?
どういう文章にすると伝わりやすいのか?
勉強会を重ねるうちに、目で見て感じていることも、表現する方法も人それぞれで、思考や感情のフィルターが影響していることにも気づいたり、ありのまま物事を見て伝えることは、とても難しいということがわかりました。 そして、色んな感性が混ざることで、自分の視野が広がること、さらに映画鑑賞が深まっていくことがわかり、それが面白くて、もっともっと見えない人たちと映画を観たいと想うようになりました。
City Lightsでは視覚障害の人たちと、最新のロードショーを鑑賞する「シアター同行鑑賞会」というイベントを開催してきました。はじまりは、2001年の夏。当時劇場公開していた『千と千尋の神隠し』を、映画館で観たい!と、ある視覚障害者が声をあげたことがきっかけでした。
最初は、見える人が見えない人の隣に座って、耳元でコソコソ解説をする方法でしたが、
それでは、周りのお客様に迷惑となってしまうため、FMラジオを使うことにしました。
映写室から音声ガイドを行い、その声をFMの微弱電波で送信し、ラジオのイヤホンで聴いていただきます。そうすることで、映画を一般の方と一緒に観ることができるようになりました。
映画の音やセリフは、スピーカーからダイレクトに聴いていただき、映画館の臨場感も味わいながら、イヤホンの音声ガイドを補助として映像をイメージする。 まさに、耳で映画を「みる」のです。
私たちの活動には、視覚障害の方からは、こんな声が寄せられています。
「この視力で再度映画を見られるかもしれない、と思うとわくわくしてきます。
視力は望めなくても、社会の視野を広められたら嬉しいですね」
「視力を失いはじめてから、21年になります。
日本の時代劇、和洋のサスペンスものが好きでした。
失明のドン底で自殺することだけを考えていましたが、
今では、映画鑑賞会に行くのを楽しみにしています。」
「私たち夫婦は、二人とも全盲です。映画にはあまり詳しくはないのですが、
見たいなあと思っている映画はたくさんあります。
少しでも映画に近づけたら嬉しいです。」
こうした声に応えるべく、City Lightsは以下のような活動を行ってきました。
・劇場での映画鑑賞会
・年1回のバリアフリー映画祭開催
目が見えなくなっても、映画鑑賞をあきらめたくないと想っている人々がいる。
その現実を知った、たくさんの映画ファンが活動を支えてくれました。
そして、活動を続ける中で、1つの課題が見えてきました。
「日時が限定されていて、映画を見られる機会が少なすぎる。」
ここから「常設のバリアフリー映画館の開設」という目標ができ、
2014年11月にJR上中里駅前に、自前の上映スペース「Art Space Chupki」をオープンさせました。
しかし、せっかくオープンさせたのに、興行場法という法律の規定により、
月にたった4回の上映しか認められませんでした。
これでは少なすぎる…。
さらにオーナーさんの都合により、ここも2016年3月に退去せねばならなくなりました。
今度こそ、映画館としての営業が認められる物件を探そうと、
移転先を探すこと100箇所以上。
興行場法の厳しい条件をクリアする場所がなかなかなく、
映画館は無理なのではないかと、何度も挫けそうになりました。
それでも諦めきれずに探し続けている時、奇跡的に条件と合う物件に出合いました。
JR田端駅から徒歩5分の所にある新築ビルです。
今度こそ完全な「常設の映画館」をオープンできそうです。
City Lightsに関わる人々にとって、目が見えない、見えづらい人と混ざり合って映画を観ることは〝当たり前”です。
それは、それまで視覚障害のある人をどことなく特別な存在のように思っていた人も、映画を観終わった後に感想をシェアすると、障害のあるなしは関係なくなってしまうからです。
映画の感想をシェアして盛り上がれば、親しくなるのも早いです。
はじめは、盲導犬がいてビックリしながらも、最後には心を通じて一体感のある会話ができる。
そんな「変化」が起きる場所でもあるのです。
だから「その場を作っているのはお客さんなのだ」ということを大事にしたいと思いました。
そして、多様な人々が混ざれば、混ざるほど、豊かだと感じたのです。
映画館の名前は、『CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)』
Chupki(チュプキ)とは、アイヌ語で「自然の光」を意味しています。
施設の特徴は以下です。
◎音声ガイド付き上映(視覚障害のある方が、いつでも映画を楽しめます)
◎車椅子スペースの設置(映画館は1階にあるので、来場のハードルも低いです)
◎親子連れ鑑賞室の設置(小さなお子様連れでも映画を楽しめます)
◎字幕付き上映(聴覚に障害のある方がいつでも楽しめます)
◎手話活弁士付きの上映 (先天的に聴覚の障害がある方でも楽しめるように定期的に行います)
◎カフェタイムの設定(映画鑑賞後に、感想をシェアすることができます)
座席は全部で20席ほどの小さな映画館になります。
もちろん晴眼者(=目が見える人)の来場も大歓迎です。
障害のあるなしに関わらず、誰もが一緒に映画の感動を共有できる「ユニバーサル・シアター」が私たちの目指す姿です。
昔ながらの映画館や単館のミニシアターが軒並みつぶれていく時代。 池袋~上野にいたる山手線の北東エリアには、映画館が1つもありません。北区出身・在住であるわたし自身、ミニシアター系の映画を観たいと思った時、 人混みの多い池袋や、新宿・渋谷まで出て行くのが、とても億劫に感じることがよくありました。
せっかく映画館をつくるのであれば、地域住民としても、あったらいいなと思う場所に、居心地のよい空間を創りたい。
懐かしの名画やミニシアター系の秀作を、映画館で鑑賞する機会に飢えていた地域の映画ファンに愛されるような「街の小さな映画館」でもあり、遠路はるばるこの場所に来たかった!と、様々な人が訪れてくれるような、ステキな映画館をつくりたいと思います。
映画館を完成させたらそれで終わり、ではありません。
◎障がい者という概念が無くなること。
◎多様なニーズに合わせた環境設備の充実。
◎全国各地に音声ガイドや字幕サービスが普及すること。
◎様々な地域に、個性的な映画館が出来ていくこと。
映画館開設後は存続のため、お客様の声を聞き、
魅力的な番組編成と通いたくなる空間作りに努めます。
写真のキャプション左:CINEMA Chupki TABATA支配人 佐藤浩章/右:City Lights代表 平塚千穂子
人生は劇場。現実も映画のようなもの。
障がい者も、健常者も、子供も、大人も、お年寄りも、みんなそれぞれのピース。
さまざまな体験をして成長するため、つながりあって生きています。
ときに悲しみや苦しみから 抜け出せなくなるような辛い時もあるけど、
映画を観ているように、人生の映画も楽しめたらいい。
そして、みんながステキな夢をもっともっと自由に描けますように。
月のように優しく見守りながら、
みんなに、いっぱい浄化の涙を流してもらいたい。
太陽のように光を降り注ぎながら、
みんなに、心がポカポカするまで、いっぱい笑ってもらいたい。
小さくても、お客様の多様性や出会う映画は宇宙規模!
ここで出会う人々は、みんな1つの光に還っていく旅の仲間です。
バリアフリー映画鑑賞 推進団体 City Lights 代表 平塚千穂子
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TSUTAYAに4年間勤務して、配給会社に従事しようと心掛けた時に、
シティライツに出会いました。
ぼくが映画館の夢を、諦めきれなかったのは“諦めることを終わらせたかったから”です。
きっと皆さんもやりたくても“出来ない”ことが沢山あって、
それぞれの生活の中で我慢して、歯を食い縛って生きていると思います。
けれど人生は、たった一回しかありません。
日本は地震大国とも言われており、東北・九州と大きな災害が起きました。
今現在、多くの悲しみで溢れ返っています。
関東に住んでいて“何もなかった”かのようなサイクルの中で、
もどかしくて苦しんだ人も大勢いらっしゃったように感じます。
だからこそ夢を見せたい。
映画を観て多くの悲しみや喜びを共有したい。
生きている美しさを実感したい。
傷が癒えるように少しでも寄り添いたい。
それが明日へのちょっとした、本当にちょっとした一歩に繋がっていくと信じているからです。人間はひとりで生けていけません。明日もしかしたら死んでしまうかもしれません。
それなら多くの人と笑い合った最期でありたい。
悲しいことはあるけれど今を生きる人の中に、ほんの少しの灯火を与えることができるなら、
人生を賭けた挑戦をしようと決意しました。
皆さんのご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
CINEMA Chupki TABATA 支配人 佐藤浩章
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