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日本最小フィルム映画館「シネマノヴェチェント」存続をクラウドファンディングで実現!
10月の賃貸契約更新の際、現行の83%アップの賃料を家主に提示されたため、経営が脅かされています。現在の賃料を維持するため、弁護士に代理人を委託、当方の主張が受け入れられるまでに必要とされる費用を幅広く募ります。
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2015年2月に「日本最小フィルム映画館」としてオープンしたシネマノヴェチェント。映画業界の荒波にもまれながらも、皆様のご支援のおかげで2025年2月に10周年を迎えることが出来そうです。メモリアルイヤーにはこの10年を総轄するような特別企画も考えておりますので、どうぞご期待下さい!
10月の賃貸契約更新の際、現行の83%アップの賃料を家主に提示されたため、経営が脅かされています。現在の賃料を維持するため、弁護士に代理人を委託、当方の主張が受け入れられるまでに必要とされる費用を幅広く募ります。
2015年2月に横浜市西区の藤棚商店街の一角にオープンした、固定席28の日本最小フィルム映画館シネマノヴェチェント。
コロナ禍が日本を覆う前の2020年2月に、多くのファンに支えられ開館5周年を迎えることが出来ました。
横浜とは言え、沿線各駅停車駅から徒歩10分と決して映画館としては立地条件が良いとは言えない場所での開館に、多くのマスメディアの取材や、道に迷いながらやっとたどり着いたお客様方から「なぜ、こんな場所でやることにしたの?」と何度となく問いかけられました。
私の答えは毎回決まっていました。
「家賃が安いからです」。
当館が開館する前、2002年から2013年まで、前身である座席数21の「シネマバー ザ・グリソムギャング」を川崎市麻生区で経営してきましたが、ここも席数の少なさ、立地の悪さなどネガティブな条件下、11年続けてこられたのは賃料の安さがあったからです。
移転にあたって、経営を持続化する最大のポイントを賃料に置いたのはこのためで、「シネマバー ザ・グリソムギャング」よりもわずかに賃料は高く、築40年と建物自体にかなりガタはきていたものの、店舗面積は格段に広く、興行場の営業許可も取得できる稀有な物件として、現在入居している横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル(現在はエスプラスビル)の2階の物件を探し当て、2014年10月から2年更新の条件で契約を交わしました。
限られた予算で、カラオケパブの居抜き物件を映画館として改造するのも困難な作業でしたが、開館してからの1年間は、思ったほどの集客が得られず、藤棚商店街とのコラボ企画や、地域住民グループの上映会など様々な試行錯誤を繰り返しました。
それらが全てうまくいったわけではありませんが、それでも認知度が徐々に上向いてきた2~3年後から、今日に至るまで経営を維持できて来たのは、やはり賃料の安さによるところが大きかったと思います。
しかし、今年の3月にコロナ禍が表層化し、映画館は2か月近い休業を余儀なくされ、さらに感染防止策として、定員数をキャパシティの約50%に絞らざるを得なくなり、9月19日以降は自主規制ではありますが、その状態が継続しています。
当館のようなミニマムなシアターでは、規制が緩和されたとしても、お客様の安全を考慮すると、ワクチンが出回るなど、ある程度コロナ禍が収束するまでは現状の体制で経営するほかなく、来年を越えてあと数か月は苦しい時期が続くと覚悟していたこの10月に、3度目となる賃貸の更新日を迎えることになりました。
当館が入居してから、入居ビルのオーナーは3度変わっており、現在とのオーナーになってからの契約更新は初めてとなるのですが、その内容通知書をみて驚きを隠せませんでした。
諸々の事情を理由に、現行家賃を税込で83%の値上げするというものでした。
確かに現行の賃料は周辺相場に照らし合わせれば格段に安いのは私も認識していますが、前述したように安いからこの場所を選び、設備投資を行ったのです。
縁もゆかりもないこの場所に、映画館と言う特殊ではあるけど、わたしにとってはライフワークと言えるものを根付かせるまでのこの5年で、わたしのこの地域に対する思いにも大きな変化がありました。
四捨五入すれば半世紀近いこの建物がいつまでもつのかという不安は正直ありますが、可能であればこの地でシネマノヴェチェントを全うしたいと今は思っています。
しかし、それには今後も現行の家賃を維持する必要が必須と考えています。
今回の賃料改定に関して、当事者間で話し合いでの解決が理想でしたが、オーナーに今まで述べたような理由を基に現状維持を提案したところ、今後の交渉の一切は管理会社と進めて欲しいと、当方の要求は受け入れられそうもない状況になってきました。
それを踏まえ、当方も弁護士を代理人として立て、契約更新の交渉を進めることにしましたが、主張が交わらなければ、その先に裁判も視野に入れなければなりません。
ただ、コロナ禍で持続化給付金や家賃支援給付金などに頼っている当館としては、弁護士費用、及びその先に生じるかもしれない費用に回せる財政的余力がありません。
そのような事情で映画ファンの皆様のご助力を賜りたく、当プロジェクトへのご協力を切にお願いする次第です。
日本最小フィルム映画館「シネマノヴェチェント」の経営を圧迫する賃料値上げに対する、物件オーナーとの交渉時に発生する諸経費を捻出するプロジェクトです。
プロジェクト責任者は株式会社シネマノヴェチェント代表取締役箕輪克彦。
まずは個管理会社との交渉代理人を請け負って下さる弁護士事務所への費用。そして交渉中に必要となる諸経費全般。そして、裁判になった場合の諸費用。どこの段階で折り合いがつくかによって費用も変わってきますが、裁判まで行った場合、ざっくりした見積もりで約70万円かかるとみています。また、その場合、当方としてはどのような判決になったとしても、その結果に従って、賃貸契約を継続していく所存です。もし、オーナーサイドの要求通り、あるいはそれに近い値上げが行われた場合は、資金残金があればそこに充当させて使わせていただきます。また、裁判まで行かず、先方と折り合いがついた場合は、資金残金で映写設備、換気扇や空調設備の交換や清掃など、シアターのクオリティを保つためのメンテナンスを行わせていただきます。いずれにしましても、さらにお客様に喜んでいただけるシネマノヴェチェントにするため、資金利用させていただきます。
【招待券】2021年度中有効、当館平日通常興行でご利用いただけます。
【フリーパス】2021年度中有効、当館平日通常興行全て無料でご覧いただけます。
【忘年会ご招待】2020年12月26日(土)、27日(日)に行う当館主催忘年会イベントにご招待します。各日定員10名前後を予定。参加ご希望日をお知らせ下さい。
【シアター貸切サービス】2021年度中の平日いずれか1日を無料で貸し切ることができます。バースペースのご利用も可。
当館はフィルム映画にこだわることをテーマにオープンし、開館時の2015年から2016年にかけて配給業務も手掛け、日本では劇場未公開だった海外の旧作映画を35ミリニュープリントで上映してきましたが、昨今のデジタル偏向基調によって、フィルム上映素材の調達が困難になり、現在配給業務がストップしています。しかしながら、その状況を打破するため来年には渡米し、直にフィルム上映素材を調達する企画を温めており、その資金もなんとかプールしています。が、今回の家賃問題で、最悪の場合、その資金を家賃問題解決に充てなければならぬ可能性が出てきました。どのような結果になろうとも、シネマノヴェチェントは存続させる決意ですが、映画ファンの夢のハコとしてのアイデンティティを保つために、このプロジェクトにご賛同、ご協力いただければ幸いです。
なお、本プロジェクトに対する当社代理人弁護士事務所のスタンスは以下のようになりますのでご留意ください。
・代理人弁護士事務所は、クラウドファンディング利用の有無や内容等には関知しない。あくまでも、依頼人である株式会社シネマノヴェチェントが家賃を支払い頂く前提で賃貸借契約の交渉を受任する。
・クラウドファンディングの利用やその判断は、依頼人である株式会社シネマノヴェチェントの独自の判断で行う。また、クラウドファンディングの資金使途や、金額等にも代理人弁護士事務所は一切関与しない。
多くの映画ファン、映画関係者の皆様のおかげで、何とかコロナ禍を乗り切る展望が見えてきた矢先に、このような事態が生じるとはゆめゆめ思っていませんでした。コロナは人のいいところも悪いところも炙り出すと誰かが言ってましたが、正に今、その両方を身をもって痛感しています。しかし、映画はその両方を総轄して余りあるエンターテインメントであり、アートであり、何より人生に生きる潤いを与えてくれる素晴らしい天の恵みです。その映画の力を信じて、今日まで興行の世界の末席を汚してまいりましたが、ありがたいことに同じような思いを抱いて下さる方々のおかげでシネマノヴェチェントを続けることができました。このプロジェクトを通して、更にその輪を広げることができれば、これぞ災い転じて福、と考えております。ここまで読んで下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
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