本日最終日!!~Centerの名前の由来~
vol. 19 2023-06-19 0
副センの田巻真寛です。本日23:59に終了となります。
最後はCenterの名前の由来について。
Centerは直訳で「中心」という意味なのは誰もがご存じの通り。日本語のカタカナで○○センターというと、流通の拠点や専門的な機能が集中する機関や施設を示す。これも一般的過ぎて普段気にしないが、何となく自明のことと思う。例えばどの町にもある○○文化センター、免許センター、鹿沼の花木センターなどなど。
店の内容を考えると同時に名前をどうしようかとぼんやり悩むこと数年。実験的な表現や様々な文化の発着地という構想から、○○センターというのが何となく頭にあり、○○の部分をどうしようかといくつもアイデアを出し合っていた。
映像と音楽を軸にはしているが、それだけをやりたいわけではない。○○センターだと内容を限定した名称になってしまう。例えばお肉屋さんなど○○屋さんのように考えるとわかりやすい。究極的には何をやっているのか良く分からないがめちゃくちゃ面白い場所になっていたら最高だよな。自分達には出せないアイデアも周りから取り込みながら、超複合的な場所を作っていきたいし、仮に我々が引退するときが来たら、映像と音楽ではなく別の要素が軸になっててもいいだろう。むしろ軸がなくなってもOK。つまりジャンルの境界はどんどん曖昧になっていったら面白い。ということは、、、、、、「もう○○いらないのでは??」とある日、センター長から神のお告げのような一声があり、Center(日本語名=センター)で満場(2人)一致となった。潔すぎる名称にわたくしもかなり興奮しっぱなしでした。だって店の名前が「センター」だけって、、、
シンプル過ぎるおかげで、Centerやセンターだと検索に引っかからないことや、別の○○センターと間違えられることもしばしば。それはさておき、サブタイトルはあってもいいだろうということで、こちらもかなり悩んだが英語はAlternative Space and Hostelに決定。それに対する日本語が無い。なかなか決まらない。カタカナにするだけでは、日本国内ではまだまだ意味不明。そこでキーワードをメモした紙を複数用意した。前衛、自由な、空間、実験場、表現、即興、拡張するなど。紙を袋に入れてフリフリし、子供2人に引いてもらう。1発目に出てきたのが「模索」「多目的スペース」だった。