中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外して再生。
美術館への寄贈や泊まれるカプセルに。

中銀カプセルタワービルが解体されそろそろ２年が経ちます。黒川紀章建築都市設計事務所といっしょにプロジェクトが修復した23カプセルは、順調に国内外の美術館での展示や、企業との再活用がスタートしています。今年冬には当初から目指していた宿泊施設「カプセルヴィレッジ」が横須賀市ソレイユの丘でオープンします。

9月16日（月）まで代官山蔦屋書店で、和歌山県立近代美術館に展示されたA908カプセルを保存（収蔵）するために、「中銀カプセルA908 at 和歌山県立近代美術館フェア」を開催して、様々なオリジナルグッズの販売を行なっています。今週末までにはオンラインでの販売がスタートする予定です。https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/41994-1048100805.html

フェア期間中の9月13日（金）19時からは代官山蔦屋書店で、トークイベント『新陳代謝する中銀カプセルタワービル〜解体、再生から活用まで〜』を開催します。黒川紀章建築都市設計事務所設計部長の藤澤友博さんからカプセル修復の苦労やこれからのカプセルについて、和歌山県立近代美術館学芸課長の井上芳子さんからは黒川紀章が設計した美術館や中銀カプセルA908保存プロジェクトとオリジナルグッズの誕生についてをお話しいただきます。保存再生プロジェクトからは世界中に飛び出したカプセルの現状についてお話ししたいと思います。オンラインでの視聴も可能です。https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/42258-1516140819.html

黒川紀章建築都市設計事務所と和歌山県立近代美術館の貴重なお話をお見逃しなく！