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映画 「過去負う者」をクラウドファンディングで実現!

社会の寛容さについて改めて考える映画
「過去負う者」をご支援ください!

たとえば、自分の親しい人が犯罪を犯したとしたら、あなたはどうしますか?
その人が刑期を終えた時、再び迎え入れますか?
それとも縁を切りますか?
映画を通して、この問題を一緒に考えてみませんか?

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額3,000,000円を達成し、2023年9月12日23:59に終了しました。

コレクター
347
現在までに集まった金額
3,140,108
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額3,000,000円を達成し、2023年9月12日23:59に終了しました。

Presenter
映画「過去負う者」スタッフチーム プロフィールを表示

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映画作家. ハラスメント問題を描いた新作「ある職場」「ポルトの恋人たち」(主演柄本佑キネ旬主演男優賞)「フタバから遠く離れて」「ビッグリバー」「道頓堀よ、泣かせてくれ!」など。Filmmaker. "Company Retreat", "NUCLEAR NATION"

  • 東京都
  • 起案数 1
  • 応援数 2
  • cowtown11211
  • フォロワー 32 人

このプロジェクトについて

たとえば、自分の親しい人が犯罪を犯したとしたら、あなたはどうしますか?
その人が刑期を終えた時、再び迎え入れますか?
それとも縁を切りますか?
映画を通して、この問題を一緒に考えてみませんか?

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【配信イベント】  映画「過去負う者」劇場公開前プレイベントその3!

   クラファン・ファイナル!      見る前に聞きたい「過去負う者」がリアルなワケ

〜日本記者クラブでジャーナリストから絶賛されたドキュ・フィクションの秘密〜

9/12 (火) 19:00〜21:00 (予定)

ゲスト: 金平茂紀、舩橋淳、狩野修、「過去負う者」キャストチーム

Youtube 視聴リンク:https://www.youtube.com/watch?v=5HJGbTPNr70

<なぜこのプロジェクトを広めたいのか?>

人は罪を犯したら、人生終わりなのでしょうか?

本当にそれでいいのでしょうか?

そんな厳しさが、この社会の生きづらさを生んでいないでしょうか?

いったん社会のレールから外れてしまっても、セカンドチャンスがあってもいい。

より優しく寛容な社会について改めて考えてみる映画、それが「過去負う者」です。

刑期を終えた出所者たちと、彼らを支援する受刑者向け就職情報誌の編集部を描いた物語。

社会に復帰しようとする中で直面する様々な壁を浮かび上がらせ、私たちの社会は彼らをどう受け容れてゆけばよいのかを問いかけます。

実在の就職情報誌「Chance!!」の活動にヒントを得て、フィクションとして作り上げました。

『ポルトの恋人たち 時の記憶』(主演柄本佑)など劇映画から『フタバから遠く離れて』等ドキュメンタリーまで、幅広く手がける舩橋淳監督が、現代社会のセクハラを描いた傑作「ある職場」(2022)の成功を受け、ほぼ同じキャスト・スタッフで作り上げた、新たな【問題提起作】。

「自分が犯した罪は一生背負って生きるべき」、「被害者の感情を考えたら、前科者の社会復帰は制限されるべき」という日本の<空気>は、自己責任社会や、死刑制度賛成が圧倒的多数という世情とも深くつながっています。

閉塞感ただよう現代で、広く見られてほしい映画です。

                  元ひき逃げ犯の田中(辻井拓)と支援するCHANGE・藤村(久保寺淳)

<監督のことば>  【Filmmaker's Statement 】

2020年のこと、ある縁でかつて殺人の罪を犯した出所者の男性とお話しをする機会がありました。

3時間ほどゆっくり時間をかけ、その方の人生のお話を聞きました。

人を殺めるに至った経緯とその後の刑務所での暮らし、出所後の第二の人生について、いま抱いている罪への後悔と反省の念について伺いました。その男性には、過剰とも思える気遣い、ナーバスになりすぎる神経的傾向があり、その心配性の性質(たち)のせいでかーっとなってしまった状況、その時の感情のあり方、心の内が手に取るように伝わってきました。

その話を聞きながら僕が感じたのは、自分も同じような状況に陥ったのならどうなるかわからない、もしかしたら自分も一線超えてしまいかねない、という気持ちでした。

犯罪を犯した人を、やってはならないことをやった人として僕らは線を引いて差別しがちですが、男性の辿った経緯を聞いていくと、そこには生身の人間の葛藤がありました。自分となんら変わらない、一歩間違えば、自分もそちらになってしまうだろうと思える<地続きの感覚>でした。

人は、迷い続け、揺れ続ける不確かな存在です。

出会う人や生きる環境によって影響を受け、変化しつづける。

僕自身も、些細なことに心を動かされ、迷いながら日々生きています。

だからこそ、自分となんら変わらない人が犯罪を犯してしまったとき、彼らを刑務所に放り込んで、痛い目に合わせて、出所後も日陰で暮らせばいい、としている社会は、本当にそれでよいのだろうか、と躊躇いを感じています。

社会的に決して赦されない犯罪を犯した人間は、罪を償うための刑は受けるべきでしょう。

その刑を受けた後は、どうなるのでしょうか?

出所者の人生は、そこから続いていきます。

実際、その男性もいくつかの仕事を転々としつつ、いまは建設関係の仕事に就いていました。

「元殺人者としての社会の厳しい眼差しは常に感じるし、自分は一生それを背負ってゆくのだろう」と言ってました。

彼のように一度罪を犯した人は、もう「社会的に赦される」ことはありえず、一生日陰で生きてゆかなければいけないのでしょうか。実際、更生のきっかけを得られず社会の隅に追いやられ、再犯を犯してしまう出所者は少なくありません。

日本の再犯者率(犯罪者の中で、再犯者が占める割合)は世界的にも高く、50%に上ります。EU諸国(多くは25-30%)に比べても随分高く、むしろ世界最悪のアメリカ(60%代後半)に近い。

その大きな原因の一つに、「過ちを犯した人に非常に厳しい日本社会」の側面が大きくあると僕は感じています。

ネット空間での誹謗中傷が無秩序に広がっていっている中、「自業自得」とか、「自己責任社会」という言葉があちこちで飛び交い、どんどん生きにくい社会になっているという感覚はないでしょうか。過去の過ちがネットで暴かれ、徹底的に叩かれ、カムバックできないほど社会的制裁をうける人が多くみられます。キャンセルカルチャーが加速的に世界で進んでいます。

不確かで変わりやすい存在である人間は、更生する可能性も大きく秘めているはずです。

その変化の可能性(可塑性といいます)をもう少し信じてあげられる社会になった方がいいのではないか。

「過去にやらかした人はアウト」と差別する自己責任社会に必要なのは、この人間の不確かさへの包容力だと考えています。

そんなことを考えていたとき、心打たれる活動に出会いました。

受刑者の採用を支援する就職情報誌「Chance!!」(株式会社ヒューマン・コメディ発行)です。諸外国では国や官庁が行なっていることを、日本では民間でやっている。社会の受け皿を広くするための素晴らしい活動だと思いました。いろいろ取材させて頂き、それが強烈なインスピレーションとなりました。

<過ちを犯してしまった人>の迷いと揺れ、犯罪に対する心の底からの後悔を描き、

見ている人に我が事として、「自分が/自分の親しい人が、罪を犯してしまったら・・・?」という<地続きの感覚>を共感してもらう。

そして、より包容力のある社会の大切さを心に感じてもらえるような映画を作りました。

それが「過去負う者」です。

いまの社会で、多くの人に見ていただく意味のある映画だと感じております。

ぜひ、応援してください。

舩橋 淳 (映画監督)

 やり直しのできる社会がなぜ必要なのかーー舩橋監督と職親プロジェクト中井会長の鼎談

9/3 公開直前プレイベント アーカイブ動画

9/9 公開直前プレイベント#2 アーカイブ動画

<なぜクラウドファンディングが必要なのか?>

映画の製作は2020〜2022年に行われました。

文化庁の助成金を受け、なんとか完成まで漕ぎ着けたものの制作費は使い切りました。完成後、東京都内で上映は行いました(2022年11-12月)が、あくまで小規模の上映イベントでした。

その上映に参加した観客の皆さんや、多くの関係者 ・スタッフより、今の社会の生きづらさの原因をえぐり、問いかけるこの作品は、もっともっと広く見られるべき!という声をいただきました。

私どもも同じ気持ちを製作過程で抱いておりました。

全国規模の劇場公開を行い、さらにインターネットで作品を広く配信することで、より多くの人々にこの映画を届ける社会的意義を強く感じています。

ただし、そのような大規模で映画を公開するには、莫大な費用・予算が必要となります。

私たちの力では及ばないため、クラウドファンディングでまずは「日本中に映画を届けるための経費」のご支援をお願いしたい、と考えるに至りました。

<ファンディング費用の内訳>

世界でこの映画を広めてゆくための、配給・宣伝費用、劇場公開と配信の準備費用です。

「過去負う者」配給・宣伝予算 (目標200万円の場合)

★は、予算制限のもと最低レベルでしか計上しておらず、十分な配給宣伝活動するためにはもっと充足したい箇所です。

<リターンについて>

監督からの感謝のメールを差し上げます!

舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)

 舩橋淳淳監督と本作キャストの多く(平井早紀、辻井拓、田口善央、伊藤恵など)が出演した前作「ある職場」(公式HP)は、おなじドキュフィクションの手法で撮影された問題作!実在したセクシュアルハラスメント事件の後日談を描き、問題の深層を炙り出しています。

映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載

映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)

映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待<10,000円以上のリターンにもれなく>

   劇場公開直前の9月に企画・予定しております。日時が決定次第お知らせいたします。

舩橋監督の過去作3本 DVDまたは配信(選択式)   <30,000円以上のリターンにもれなく>

「echoes」「ビッグリバー」「谷中暮色」「フタバから遠く離れて」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて 第二部」「ポルトの恋人たち 時の記憶」から3本お選びいただき、DVDまたは配信リンクでお届けいたします。

●舩橋監督とランチ(東京近郊の方)もしくはZoomチャット   <100,000円のリターン>

   ご希望の日時・場所をメールでやり取りさせていただき、設定させていただきます。

●監督・俳優陣とご一緒にディナー<300,000円のリターン>

  あなたともうお一方でご参加いただけます。舩橋監督は必ず、俳優陣は日時時を調整させていただき、可能な限り出席できるメンバーが伺います。ご希望の日時・場所をメールでやり取りさせていただき、設定させていただきます。

●エンドロールにエクゼクティブ・プロデューサーのお名前クレジット  <500,000円のリターン>

●あなたのために特別試写を開催。監督と俳優も参加&上映後トーク   <500,000円のリターン>

50名までお知り合いをご招待ください。上映会場の設営はすべてお任せください。舩橋監督は必ず出席し、俳優陣(全員は難しいですが、日時を調整して可能な限りのメンバーを揃えさせていただきます)とともに上映後トークを行います。もしご希望でしたら、ご一緒にご登壇いただくことも可能です。ご希望の日時・場所をメールでやり取りさせていただき、設定させていただきます。

<リターンの刑務所作業製品について>

リターンとしてお送りする製品(10000円以上)は、すべて刑務所作業製品です。刑務所作業製品とは、刑務所で製作された製品のこと。全国で36000人(2021年3月末)が、全国75の刑事施設(刑務所等)で木工、印刷、洋裁、金属、革工などの作業を行なっています。改善更生や円滑な社会復帰を図るため受刑者の行う大切な活動です。いわゆる<塀の中>の受刑者のことを広く知っていただくために、CAPIC公益財団法人矯正協会刑務作業協力事業部のご協力のもと、企画いたしました。CAPICでは、売上げの一部を犯罪被害者支援団体の活動に助成しています。

 

 工場内での作業の様子         刑務作業(いす製作作業)の様子

   出典:法務省ウェブサイト

★3000円のリターン  ブルースティック (横須賀刑務支所製)  

この刑務支所は、A指標(犯罪傾向が進んでいない人)中心に収容している施設で、石鹸を本格的に作っています。ワイシャツの襟、袖などの頑固な汚れから、子供服の泥汚れや、油汚れ、血液などもスッキリ落ちると評判の石鹸。除菌効果もあり、刑務作業製品の中でも人気No.1の製品です。

★10000円のリターン 刑務所作業品2点セットA  <名刺入れ&監獄手ぬぐい>  

●名刺入れ (福井刑務所製)

福井刑務所は主にA指標の人を収容している施設です。全国の刑務所で初めて畳のヘリを使った商品を製作しました。もともとはミニ畳花台を製作していましたが、作業指導者である法務技官が畳のヘリに様々な柄があることを知ったことをきっかけに企画し、受刑者が手作業で製作しました。取り出し易いよう、ポケットを斜めに左右対称にし、名刺は20枚前後、カードも収納できます。(タイプは選べません。何が来るかはお楽しみ)

●監獄手ぬぐい アイヌ紋様 (網走刑務所製)

映画「網走番外地」でも有名な網走刑務所は、B指標(犯罪傾向の進んでいる人)の人を収容している施設。昔は極寒の地の刑務所、凶悪犯を収容しているイメージが強いですが、特にそのようなことはなく、一般の刑務所と同じです。明治時代に作られた監獄であり、博物館網走監獄には当時の建物が残されています。本製品にプリントされているアイヌ文様は、一般社団法人阿寒アイヌコンサルン様の監修を受けており、アイヌ知的財産権の略である「AIPR」認証タグ付きで、地域とのコラボともいえる一品です。肌触りが良く吸水性に優れた綿100%の手ぬぐいです。

★10000円のリターン 刑務所作業品2点セットB  <リストピローと小銭入れ>

●リストピロー いぬ または ねこ (栃木女子刑務所)

栃木刑務所は全国で一番大きな女子刑務所です。A・B指標の区別をせずに刑が確定した女性を収容しています。この製品は、コロナ禍において在宅勤務が増えたことから、お家で仕事をする際に、少しでも疲労を軽減させて癒しの環境を整備していただければと受刑者が手作業で製作しました。マウスを操作する手首の下に使用するため、抗菌・防臭効果のあるアクリル毛糸を使用、洗濯してもすぐに乾き清潔に保てます。かわいらしい動物をモチーフにした「あみぐるみ」でストレスを和ませます。(いぬ、ねこは選べません。何が来るかはお楽しみ)

●本革小銭入れ (札幌刑務所製)

札幌刑務所は、北日本最大の刑務所の一つで定員約2500人。B指標(犯罪傾向の進んでいる人)の人を中心に収容しています。これは2015年に開発された製品で、受刑者が1点1点丁寧にミシンで縫いあげています。デザインはシンプルで、カラーバリエーションは豊富(現在は11色)。L字ファスナーで機能性も重視した本革製の小銭入れです。(色・柄は選べません。何が来るかはお楽しみ)

★15000円のリターン <刑務所の小袋&エプロン>

●刑務所の小袋 (函館少年刑務所製)

函館少年刑務所は、26歳までの若年受刑者でA指標の人を中心に収容しています。この施設は洋裁に長けており、受刑者一人一人がミシンで製品を作り出しています。中厚紺帆布や和柄生地を使用した小物入れで、内側にキルティング加工を施し、携帯電話収納に最適です。「マル獄」マークは、そのインパクトとレトロな雰囲気でとても人気のある製品です。(タイプは選べません。何が来るかはお楽しみ)

●藍染エプロン (栃木女子刑務所)

栃木刑務所は全国で一番大きな女子刑務所です。A・B指標の区別をせずに刑が確定した女性を収容しています。受刑者の中には乳飲み子と別れて受刑している人、高齢で社会に家族を残して受刑している人もいます。そのような人たちが、エプロンという家庭を思い出させる品物を前に、本藍染生地に時間をかけて一針一針手作業で刺し子を刺しています。なお、本製品は両脇で、着巾を調節できます。

★20000円のリターン  函館少年セット(刑務所のウォレット&前掛け)

●刑務所の前掛け・新  (函館少年刑務所製)

函館少年刑務所は、26歳までの若年受刑者でA指標の人を中心に収容しています。この施設は洋裁に長けており、受刑者一人一人がミシンで製品を作り出しています。人気のマル獄シリーズの中で特に人気なのがこの前掛け。2006年同シリーズ誕生の伝説の逸品「刑務所の前掛け」の後継品です。綿100%の紺色の厚手帆布に「マル獄」マークをプリントしました。

●刑務所の道中ウォレット (函館少年刑務所製)

函館少年刑務所は、26歳までの若年受刑者でA指標の人を中心に収容しています。この施設は洋裁に長けており、受刑者一人一人がミシンで製品を作り出しています。紺色帆布で仕上げた長財布で、カードホルダー、コイン用ポケット、札入れの他にスマホや通帳等を収納できる深めのポケットが付いています。江戸打紐を本体に巻き付け開口部を固定できます。「マル獄」マークは、そのインパクトとレトロな雰囲気でとても人気のある製品です。

★20000円のリターン  札幌刑務所セット(レザーポーチ&ペンケース)

●本革レザーポーチ  (札幌刑務所製)

札幌刑務所は、北日本最大の刑務所の一つで定員約2500人。B指標の人を中心に収容しています。これは2015年に開発された製品で、受刑者が1点1点丁寧にミシンで縫いあげています。デザインはシンプルで、カラーバリエーションは豊富(現在は11色)。機能性も重視した本革製のレザーポーチです。(色・柄は選べません。何が来るかはお楽しみ)

●本革ペンケース (札幌刑務所製)<6000円 PACKAGE E2>

札幌刑務所は、北日本最大の刑務所の一つで定員約2500人。B指標の人を中心に収容しています。これは2015年に開発された製品で、受刑者が1点1点丁寧にミシンで縫いあげています。デザインはシンプルに、カラーバリエーションは豊富(11色)に、機能性も重視した本革製のペンケースです。(色・柄は選べません。何が来るかはお楽しみ)

★300000円のリターン  伝統工芸箪笥

●階段型伝統工芸箪笥 2タイプ:右あがり/左あがり (盛岡少年刑務所製)

盛岡少年刑務所は、26歳未満の犯罪傾向の進んでいる人を中心に収容しています。
これからの更生に向けて、受刑者が一品一品手作りで仕上げた階段型の小物タンス。
右あがり、左あがり、メールにてご希望を伺います。  ※送料込。

《協力:CAPIC公益財団法人矯正協会刑務作業協力事業部
    売上げの一部を犯罪被害者支援団体の活動に助成しています》

<どんな映画なのか?> 【ストーリー】

刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者が社会に再びフィットできるよう就職のあっせんをはじめとする更生支援を日々おこなっていた。今日もオフィスには、薬物常習で2年服役した森(30)が妹に連れられて面接に来る。刑期から続くコミュニケーション障害で意思疎通に問題を抱えているが、まずはコロナ禍で需要のある清掃会社で働くことになる。

           CHANGE 永田編集長と心理士・長谷川が、森(右上)と妹を面接

全員が全員うまく行くはずがないということは、チームのみんなもわかっていた。編集長の永田(50)と相棒の長谷川(42)は多くの元受刑者を見てきた経験から、更生がどうしても難しい人がいる一方で、しかし、心からやり直したいと考えている人も確かにおり、そんな人々に手を差し伸べることに社会的意味があると考えていた。

面接を通して更生への強い意思を感じられた元放火犯の島(32)や、準強制わいせつ罪で2年服役した元教師・三隅(37)には、それぞれ中華料理店と建設会社を紹介する。三隅の支援担当のCHANGE市川(27)は、女子児童へのわいせつ行為を犯した彼にどこか許しがたい感情を密かに抱えながらも、三隅の言葉を信じて就職を支援する。しかし、建設現場で働き出してまもなく三隅は姿を消してしまう。市川は裏切られた思いを強く抱くのだった。                三隅(右)、CHANGE 市川(左上)・永田編集長(右上)

保護司としてCHANGE で働く藤村(35)は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中(34)を担当し、島と同じ中華料理屋に就職させたもののキレやすい性格でトラブル続き。それでも藤村は粘り強く、田中と向き合い、少しずつ田中の心理に変化の兆しが…。10年間会うことを拒んできた被害者の両親と面談することを受け入れる。

            元ひき逃げ犯の田中と支援するCHANGE・藤村

出所者個人の姿勢や状況がバラバラの中で、共通してCHANGEチームが認識していたのは、心とコミュニケーションの問題だった。藤村らは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。田中、森、三隅、島らと稽古を重ね、舞台『ツミビト』を公演するまでに至るのだが…。舞台初日の観客の反応は、彼らにとって全くの予想外だった……。

「犯罪者、正直…こわい」「近所には住んで欲しくない」「被害者のことを考えてるのか?」--元受刑者に対する世間の本音があらわに。CHANGEチームの思惑は空転する。

はたして解決方法はあるのか・・・?

舞台「ツミビト」本番

<背景・みどころ>

本作は、受刑者の採用を支援している実在の就職情報誌「Chance!!」の活動にヒントを得て、フィクションとして作り上げた劇映画である。監督は『ポルトの恋人たち 時の記憶』(主演柄本佑)など劇映画から『フタバから遠く離れて』等ドキュメンタリーまで、幅広く手がける舩橋淳。実在するセクハラ事件に基づいて役者との即興劇で描いた社会派ドラマ「ある職場」(主演平井早紀)の高評価を受け、ほぼ同じキャスト・スタッフで、新たな社会問題=前科者への不寛容と差別を描く作品を撮り上げた。

出所者のうち、およそ2人に1人は再び犯罪を犯し、再入所している国・日本。「世界一安全な国」を標榜しながら、いったいなぜ出所者は再び罪を犯してしまうのか?

背景には、再入所者の7割が無職だったという事実が示すように、元受刑者は「就労」がしづらいという大きな問題が横たわる。単にお金を稼ぎ、安定した住居を得るというだけでなく、他人から認められる意味でも社会復帰に重要とされている就労の問題は、数多ある映画の中でも、これまで大きく取り上げられることはなかった。

清掃業に就いた森(右、紀那きりこ)

前作「ある職場」から続く舩橋監督の演技メソッド「オーセンティック・ウィル」は、台本なしで俳優と演技を煮詰めてゆくアプローチ。受刑者の本当の思いが、俳優の生身の身体を通して伝わる瞬間は、震えるようなリアルさを湛えている。

前科者や保護司を描く社会派ドラマはこれまでにも多数存在するが、これほどリアルに出所者と彼らと共生する「私たち」を照射した作品はないだろう!

<この映画をどうやって広げていきたいのか?>

2023年秋(9月末or 10月初旬を予定) 東京を皮切りに全国でロードショー。

まず日本全国で20館〜30館の劇場公開が目標です。

実在したセクシャル・ハラスメント事件を描いた前作「ある職場」で、多くの識者やインフルエンサーを招いて舩橋監督&キャストと繰り広げたトークが、「作品テーマの理解が深まる」と好評でした。今作も、積極的にトークイベントを企画し、より多くの方に劇場に足を運んでいただく工夫をしたいと思います!

全国公開がひと段落した2024年初頭には、欧米中心となりますが世界の配信プラットフォームで、作品をリリースを予定しています。

建設会社で働く三隅(田口善央)

<Meet the Team(スタッフ&キャストチーム)>   

舩橋淳  映画監督・プロデューサー

東京大学卒業後、ニューヨークで映画制作を学ぶ。第一作『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞。第二作『Big River』(2006、主演オダギリジョー)はベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭等でプレミア上映された。2005年アルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞。2012年福島原発事故を描いた「フタバから遠く離れて」は、ベルリン国際映画祭でワールドプレミア、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、その後世界40カ国以上で公開された。2012年度キネマ旬報文化映画第7位。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。2013年メロドラマ『桜並木の満開の下に』(主演:臼田あさ美、三浦貴大)はベルリン国際映画祭へ5作連続招待の快挙。日米葡合作「ポルトの恋人たち 時の記憶」(2018)では、主演柄本佑がキネマ旬報最優秀男優賞。日本のジェンダー不平等を問いかける最新作「ある職場」は東京国際映画祭2020に選ばれ、全国で公開中。著書は、「まだ見ぬ映画言語に向けて」(吉田喜重監督との共著、作品社)「フタバから遠く離れて」「フタバから遠く離れて 第二部」(ともに岩波書店)など。映画業界の構造改革を訴えかける運動action4cinema(代表:是枝裕和、諏訪敦彦)のメンバーとしても活躍中。

HP:www.atsushifunahashi.com

<キャスト>

   平井早紀 Official Twitter: https://onl.sc/6wbZiEM    紀那きりこ Twitter @kirikokina   Instagram @kiriko_kina

みやたに公式HP  Twitter:  @artist0336       Instagram: @miyatani0336

小林なるみYouTube「声の空間」 https://www.youtube.com/@BG_Voice

<スタッフ>

サウンドデザイン  伊藤建介

リレコーディングミキサー、サウンドデザイナー、コンポーザーとして、映画作品を中心に映像のサウンドを手掛ける。また、プライベートスタジオの1175 Boylston St.では、ADR、VOの録音も行なっている。英語を使用した海外案件も複数取り扱い、グローバルに活動中。

音響効果 牛島正人  

株式会社ソノロジックデザイン代表取締役兼サウンドデザイナー。ゲーム業界を中心にサウンドデザイン/ディレクション/仕様作成も含めた統合的なオーディオプロダクションサービス提供を行う。

                                                                           ひき逃げ現場を訪れる田中(辻井拓)

<スケジュール>

★宣材製作(ウェブ製作、予告編など) 6〜7月

★メディア向け試写会 7月〜8月

★劇場公開      9月末10月初旬封切り

★2024年2月まで   全国20館公開(予定)

★世界向け配信    2024年2月〜

★リターンの配送   2023年11月〜2024年2月

<想定されるリスクとチャンレンジ> 

映画「過去負う者」はすでに完成された映画でありますが、これから劇場拡大公開をするにあたり、宣伝配給予算がどうしても必要だという理由から今回クラウドファンディングをお願いしている次第です。

劇場公開はいくつかの映画館はすでに打診済みであり、どこでも上映されないという可能性はありません。また、お近くの映画館で上映されない方のことも考え、ほとんどのリターンには、配信用リンクをお付けしております。

ただし、目標の300万円に届かず、宣伝予算を縮小せざるを得ない場合、責任者である舩橋監督が自社予算である程度補填はするものの、公開規模を小さくせざるを得なくなる場合がございます。プロジェクトが破綻する可能性はありませんが、全国20館〜30館公開という目標を下降修正せざるを得ない場合があります。その旨は、どうぞご承知おきください。

ただし、私たちスタッフ・キャストの誰しもそんな事態になることは望んでおらず、できるだけ広く、多くの方にこの映画を見ていただけるようチームで結束し、このクラウドファンディング、そして映画の宣伝・上映活動に全力で取り組みたいと考えております。

どうか力を貸してください。

このページを見ていただき、関心を持っていただいたことに心より感謝いたします。

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「社会の寛容さについて改めて考える映画 「過去負う者」をご支援ください!」は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。独立映画鍋は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです

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リターンを選ぶ

  • 1000

    お気持ちに感謝!物品のリターンは必要ない方もこちらへ。次のメニューで(1000円よりさらに)支援金を上乗せして決済もできます。

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 2023年09月 にお届け予定です。
    • 84人が応援しています。
  • 残り157枚

    3000

    映画視聴リンク&ブルースティック

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • ブルースティック(横須賀刑務支所製)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 143人が応援しています。
  • 残り51枚

    10000

    プレミア上映会招待&刑務所作業品2点セットA

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 名刺入れ (福井刑務所製)
    • 監獄手ぬぐい アイヌ紋様(網走刑務所製)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 49人が応援しています。
  • 残り13枚

    10000

    プレミア上映会招待&刑務所作業品2点セットB

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • リストピロー いぬ / ねこ(栃木刑務所<女子>)
    • 本革小銭入れ (札幌刑務所製)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 37人が応援しています。
  • 残り40枚

    15000

    刑務所の小袋&エプロン&「ある職場」セット

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 刑務所の小袋 (函館少年刑務所製)
    • 藍染エプロン(栃木女子刑務所)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 10人が応援しています。
  • 残り44枚

    20000

    函館少年セット(刑務所のウォレット&前掛け)

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 刑務所の道中ウォレット (函館少年刑務所製)
    • 刑務所の前掛け・新 (函館少年刑務所製)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 6人が応援しています。
  • 残り22枚

    20000

    札幌刑務所セット(レザーポーチ&ペンケース)

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 本革レザーポーチ (札幌刑務所製)
    • ペンケース (札幌刑務所製)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • 残り91枚

    30000

    舩橋淳監督の過去作DVD&配信セット

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋監督の過去作3本 DVDまたは配信(選択式)
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 残り19枚

    100000

    舩橋監督とランチ&お好きな景品2点

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋監督の過去作3本 DVDまたは配信(選択式)
    • 舩橋監督とランチ(東京近郊の方)もしくはZoomチャット
    • どれか刑務所作業製品 2点
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 残り4枚

    300000

    俳優陣・監督とディナー&伝統工芸箪笥

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 舩橋監督の過去作3本 DVDまたは配信(選択式)
    • 階段型伝統工芸箪笥 2タイプ:右あがり/左あがり (盛岡少年刑務所製)
    • あなたともうお一方、監督・俳優陣とご一緒にディナー
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 500000

    あなたのために特別上映会を開催&エグゼクティブプロデューサークレジット 

    • 監督から感謝のメールを差し上げます!
    • 映画「過去負う者」の視聴用ウェブリンク(2024年2月29日から1ヶ月間視聴可能)
    • 映画公式ウェブサイトのクレジットにお名前掲載
    • 映画公開直前プレミア上映会&トークにご招待
    • 舩橋淳監督の前作「ある職場」視聴用ウェブリンク(2024年2月29日より1ヶ月間視聴可能)
    • 舩橋監督の過去作3本 DVDまたは配信(選択式)
    • どれか刑務所作業製品 2点
    • エンドロールにエクゼクティブ・プロデューサーのお名前クレジット
    • あなたのために特別試写を開催. 監督と俳優も参加&上映後トーク
    • 2024年02月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。