「「本屋って体験だったんだ」と気づきました(小野美由紀さん)」
vol. 32 2020-05-25 0
アップデートページでは、プロジェクトページ上では紹介しきれなかったたくさんの応援メッセージを、順次紹介していきます。
小野美由紀さん(作家)
本屋さんに行けなくなって初めて、「本屋って体験だったんだ」と気づきました。寂しい。なくなって欲しくないです。
清政光博さん(書店の店主)
広島市中区、原爆ドーム近くでREADAN DEATという本屋を営んでいます。現在、事前予約制で営業しています。外出を控えている方が多く、来店される方は滅多にいないのですが、オンラインショップのご注文に支えられています。遠方のお客様だけでなく、近くにお住いのお客様もネットで本を買ってくれていて、「頑張りましょう!」「応援しています!」と言ったメッセージを添えてくれています。
薄暗い店内で作業していると、つくづくこの場所に支えられているということを痛感します。また、本屋という場所は店主だけのものではない。その店に通うお客さんの場所でもある。と、改めて教えてもらっています。それは思い返すと自分自身もそうでした。
本屋は町に欠かせない場所です。よろしくお願いします。
かきはらけいすけさん(みんふるや(古本屋をつくろうプロジェクト)の運営、ライター活動)
本屋さんはいつの時代も私にとって「わくわくする場所」です。電子書籍はもちろん便利なのだけれど、やっぱり本屋にいくと楽しい。個人差はもちろんあると思いますが、そのように考える方も多いのではないでしょうか。身近で、あたりまえにあった大切な場所が大変な状況になっている今、もし何かできることが有ればと思い、賛同させていただきました。
こまきさん(ツカノマレーベル代表)
大きな本屋さんも小さな本屋さんも、書店ごとにそれぞれ違う魅力があります。ただ目的の本を書うためだけじゃなく、その書店ならではの空間をこれからも楽しめるように、そのときどきで好きな空間を選択できるように、いつまでもそこに在ってほしいと思っています。
笠原利恵さん(司書)
いつも公私ともに大変お世話になっています。早くいつも通りに本屋さん巡りができることを心待ちにしています。
若井夏澄さん(ブックデザイナー)
プロジェクトを立ち上げてくださって、ありがとうございます。
趣味として本を読み、仕事として本作りにたずさわって生きています。本がないと、本屋さんがないと生きていけません。
これからもずっと街に本屋さんがあり続けることを、強く願っています。
永田千奈さん(翻訳者)
翻訳者としても、読者としても本屋さんがなくなってしまうと困るのです。次世代の作り手のためにも、読者のためにも本屋さんはありつづけてほしいのです。
神浦高志さん(出版社勤務(編集))
楽しみにしている新刊は、発売日に書店に足を運び、実際に店頭で手にして、紙質、フォント、装丁、デザインなどを味わいながら、レジに向う。ネット書店では、絶対に味わえない〝この時間〟が私は大好きです。
清水恵さん(教育評論社、編集)
飲食店が街の灯りであるならば、書店や書籍は心の灯りなのではないでしょうか。コロナ禍が過ぎ去った後、灯りを絶やさないためにプロジェクトに賛同します。
安村正也さん(Cat's Meow Books 店主(ニンゲン))
賛同するか迷っていました。
本屋の業界において末席に位置する当店が他書店様を一時的にせよ支援する側に名を連ねるのは烏滸がましいのではないかと。
しかし、自分がお世話になっている業界を支えることなく、広い意味での世界を救う道を探ることの方がもっと烏滸がましいということに気づきました。
いま苦境に立たされていない本屋はないはずです。みんなで生き残りましょう。
◎コレクターの方からもたくさんのメッセージをお寄せいただいています。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/c...
「街の本屋さんにこれまでどれだけ救われてきたか。ささやかではありますが、これまでの恩返しになれば。これからも、多くの本屋さんの灯りがつく世の中でありますよう。」
「本屋で過ごす時間のかけがえのなさを、今ほど強く感じたことはありません。平台のラインナップ、店員さんの熱意が伝わってくるポップ、棚の表情、欲しかった本や想定外の本と出会う喜びなど、本屋が私にくれたものは計り知れず、家に籠る日々の中で懐かしく思い出しています。本当にささやかな額しか出せませんが、一つでも多くの店舗が営業を続けられるよう、役立てていただければ幸いです。」
「これからもたくさんのひとの人生に本屋さんが寄り添っていってくれたらなぁと思います。応援してます!」
「本屋さんは地域の財産です。先の見えない時代に、知恵の宝庫である本を揃えた本屋さんがあるということが、地域の人々の心と生活を支えると信じています。」
「目的もなく本屋さんの書架を眺めて回るのは楽しい時間。そこで出会った一冊が大切なものに。そういう機会を失わないために、僅かですけど。」
「住んでいる街には本屋さんが一軒も無くなってしまいました。無くなってから大切さに気付いても、もうその時には遅いと痛切しています。」
「お店に寄らせて頂く度に、たくさんの元気をもらっています。 まだ行ったことのないお店も、これからの未来に伺えることを楽しみにしたい。 応援しています。がんばってください!」
「本屋を守りたい気持ちの器を用意していただきありがとうございます。」
「外出できるようになったら絶対に行きたいお店がなくなるのはつらいです。これまでよい本を届けてくださってきた本屋さんのお役に立てればうれしいです。」
「また本棚の間をぶらぶら歩いて好きな本に巡り会える日が来ますように その際にはよろしくお願いいたします」
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5月27・28日 終了直前特番「本と本屋について何でも聞ける 2DAYS」開催します。
ご出演者・ご質問を募集中です。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/updates/29320
たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
最後までご応援をどうぞよろしくお願いいたします。