踊り衣装について
vol. 5 2025-06-14 0
滞在制作開始まであと3日。
秋田県は今日から梅雨入り。
羽後町西馬音内も、しとしと、と雨が降る一日でした。
さて、西馬音内盆踊りには、「端縫い」「藍染めの浴衣」2つの踊り衣装があります。
今回の作品のイメージのベースともなっているこの2つの衣装についてちょこっとご紹介。
まずは、「端縫い」。
4〜5種類ほどの絹布を左右対称に組み合わせて縫った着物です。布を接ぎ合わせるため「はぎ衣装」とも呼ばれています。防寒用の和服の中着である「胴衣」から派生したものであるという説もあります。多くは、各家で大切に保管されてきた古い絹布を使いつくられており、母から娘へと伝承される、女性専用の衣装です。地域の方からお借りした代々受け継がれてきた「端縫い」。
次に、「藍染めの浴衣」。
藍で染められた浴衣です。その多くは、秋田県南部の伝統的な染技法を用いて手絞りで作られています。旧家など裕福な家柄の人だけがつくることのできた「端縫い」にくらべ、「藍染め」はポピュラーな衣装でした。男女兼用の衣装でもあります。
柴与家に保管されていた、藍染めの浴衣。
今回の制作では、着物や浴衣の使わなくなった端切れを作品の一部として利用します。
ご提供いただける方は、盆宿Uまでご連絡ください。制作会場への持ち込みももちろんOKです。
プロジェクト担当者 齊藤夏帆
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