西馬音内盆踊りについて
vol. 3 2025-06-12 0
滞在制作開始まで、あと5日。
現地での準備も少しずつ進んでいます。
さて、今回制作される作品のテーマは「西馬音内盆踊り」。盆宿Uのテーマの1つでもあります。
「艶美」「幽玄」といった言葉で表現されることが多く、多くの人が櫓を囲み楽しげに踊る盆踊りとは異なる、独特な雰囲気を纏った盆踊りです。
700年前に源親という修行僧が始めた豊年祈願と、400年前に山形城主最上氏との戦いで滅んだ西馬音内城主小野寺一族を偲び臣下たちが行った盆供養の踊りが合流したものが起源とされています。
1981年には、国の重要無形文化財に指定され、2022年には民俗芸能「風流踊」の一つとしてユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
当初は神社の境内で踊られていましたが、現在は羽後町西馬音内の本町通りに会場が移動し、毎年8月16〜18日の3日行われます。全国各地から多くの観光客が訪れ、本町通りに人が溢れかえります。昨年2024年は延べ10万3000人ほどの人が会場を訪れたのだとか。
また、毎月第三土曜日には、踊りやお囃子の一般練習会も開かれています。8月の第一日曜日には、盆踊り本番に向けて衣装の虫干しを行う「藍と端縫いまつり」も本町通り一体を会場に開催されます。こういった、準備の過程に参加したり、鑑賞したりすることも西馬音内盆踊りの楽しみ方の一つです。
近年では、様々な催し物に出張して披露されることも多くなりましたが、篝火に照らされながら本町通りで踊る様子は格別だと語られます。ぜひ、現地で西馬音内盆踊りを体感してみてはいかがでしょうか?
プロジェクト担当者 齊藤夏帆
▼西馬音内盆踊り関連情報
-西馬音内盆踊りの文化・歴史
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-西馬音内盆踊り練習会
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-西馬音内盆踊り会館 ★毎月定期公演会も行っています!https://www.town.ugo.lg.jp/sightseeing/detail.html...
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