始りました、クラウドファンディング。
vol. 1 2021-06-01 0
みなさん、初めまして。
監督務めます川野邉と申します。
早速ご支援いただき、本当にありがとうございます。
感謝するばかりです。
僕は映画制作は、「撮影」「編集」「上映・宣伝」の3つの制作工程があると思っています。
多くの友人・知人から、「撮影日数はどのくらい?」「撮影大変だった?」と撮影について
聞かれるケースが多かったりするのですが、実は「編集」も、そして、
今行っている「上映・宣伝」も同じくらい大変で、同じくらい費用もかかります。
例えば、「編集」に関していえば、動画や音声を編集ソフトで切ってはるだけでなく、
映像の色味を調整する「カラコレ作業」、音のノイズを除去して音をならす「整音作業」、
また、全体の音のバランスを調整する「ミックス作業」。
効果音(ドアを開ける音やものを拭く音)を「フォーリー録音」もしました。
音楽を入れるために音楽の制作作業も行い、
また、タイトルの文字やアニメーションもそれぞれ別の担当者で行っていて、
最終的に僕とその担当者の3人で確認・完成させていきました。
「上映・宣伝」に関しては、映画が完成されてから上映されるまでの工程が含まれると思っています。
そのため、SNS等で宣伝するだけでなく、国内・海外多くの映画祭への「出品」、
海外の映画祭に出すためには「英語字幕を制作」する必要もあり、また、
「劇場公開」に向けて「DCP」の作成、「チラシ」「ポスター」「パンフレット」
「公式サイト」の制作など実に多くの作業があることに気付かされます。
映画祭で上映してもらう場合、劇場や上映の費用はかからないケースがほとんどですが、
映画祭によっては、交通費・宿泊費は自費となる映画祭もあったり、
キャストの方の登壇があっても交通費・宿泊料は自費で出したことも過去あります。
そして、本当であれば、キャストの出演料や衣装も用意してあげるべきだったなと
映画祭のあと後悔したり、申し訳なく思うこともありました。
まあ、それほど多くの作業や出費がかかってきます。
商業映画の場合は、どのように行われているのか詳しく知らないため、
間違っている部分も足りていない部分もあるかとは思いますが、ざっとお伝えするとこのような感じです。
今回のクラウドファンディングでは、その「上映・宣伝」について支援者の方に細かに報告できるように、そして、制作過程を楽しんでいただけたら面白いんじゃないかと考えています。
なので、今後もレポートを重ねていきたいと思います。
上映はいつになるかわかりませんが、心置きなく映画を楽しんでもらえるよう、
頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは、ぜひ劇場でお会いしましょうー。
そして、感想お話しできたらとても嬉しいです。
2021.6.1
川野邉修一
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