ソプラノの小林さんに聞きました
vol. 27 2021-07-06 0
このクラウドは若き音楽家を支えています(シリーズ最終回)
ソプラノの小林彩乃さんに聞きました。
津田:この合唱団と過ごした半年間の感想をお聞かせ下さい。
小林:皆さんとは年もはなれているのに、「あやの先生」と呼んで大切にしてくださることが凄 く嬉し いです。練習の前後や、休憩時間に歌のことについてお話ししたり、たわいもないお話しをする時間が楽しいです。コロナに負けず活力溢れて音楽をなさる皆さんのように、私も生きて行きたいなぁと 思っています!
津田:私の印象について良いこと悪いことなんでも結構です。
音楽高校で
小林:まさに『指揮者!』です。初めてお会いしたのは高校生の時だったので、恐れ多く、まさか今こんな風にお仕事をご一緒させて頂けるとは思っていませんでした!高校生の時の繋がりを大切にしてお仕事に誘っ てくださり、チャレンジさせてくださる津田先生に感謝でいっぱいです。
津田:こちらこそ有難いお言葉に感謝します。あの「マタイ」の時はとても可愛らしかったです。さて他の講師、ピアノの市成さんと下出さん、お2人の印象をお話し下さい。
小林:二人とも名前が「ゆい」なので、ビックリしました!
下出悠生さんは、ピアノのポテンシャルが超高いのに、いつも謙遜の姿勢が素敵だし、素直で頑張り屋さんなところも魅 力と感じています。
市成優衣さんは、お名前の通り優しさの塊です。ピアノがとても素晴らしいですし、声から何から何まで一緒に過ごす人に安心を与えてくれるステキな方だなぁと思います。
津田:今取り組んでいること、将来の夢などをお聞かせ下さい。
修士リサイタルで
小林:今は修士2年生です。院生になってから、ドイツリートや宗教曲に興味を持ち始めました。ただオペラが大好き過ぎるので、将来はやっぱりオペラの道に行きたいです。でもまだマイノリティな歌い手で未熟なので、これから勉強が必要です!
津田:しかし毎回驚かされることは、声量は勿論のこと、持ち前の明るさと、表に出てくるパワーに圧倒されます。オペラ歌手にピッタリかもしれませんね。では最後に、PRしたいことがあったらお聞かせ下さい。
小林:これを読まれた方には是非「第九in市川」の会場に足を運んで頂きたいです!私たち音楽する者にとってはそれが一番嬉しいです。合唱団の方々の情熱が形となり響きとなるのを楽しみにしていてください!!団員と指導陣が一丸となって邁進して行きます!!団員の皆さん、お越しいただく皆さま、お体に気をつけて、本番では是非、共に集える喜びを味わ いましょう!!Freude!!!!!
「第九in市川」の皆さん、大好きです!
津田:小林さんこのたびはお忙しい中お話し下さりありがとうございました。
皆様のおかげでこうして若い音楽家諸君がすくすくと育っています。皆様には心から感謝しています。もうすぐこのクラウドも終了ですが、その後も見守って頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
9月20日(月祝)の習志野文化ホールの「第九」では、小林さんは合唱団の中心で歌います。是非お楽しみに!今回も読んで下さりありがとうございました。