カメラを止める ? いや、音楽を止めるな!
vol. 3 2021-04-09 0
【Save the Music! 音楽を救え!】
「クラウドファンディング」について
指揮者 津田 雄二郎
昨年9月に、「第九in市川」と「モーツァルト記念合唱団」合唱団員160名が、市川市文化会館で千葉交響楽団と共に「第九」を演奏する予定でした。しかしコロナ禍で中止となり、会員は現在、両団合わせて100名まで激減してしまいました。
創立30周年を迎えるモーツァルト記念合唱団は、今年3月には「第九」ではなく、彼らの持ち曲でもある「レクイエム」を披露しました。コロナ禍で練習が十分にできなくても、団のレパートリーなら歌えるからです。演奏会では、ディスタンスを保つ為、出演者数と客席数は限られました。そして演奏会は無事終わりました。しかし予算の半分は回収したものの、赤字は250万円に昇りました。
赤字は抱えてはいますが、私達は今年9月の「第九」は計画通り行いたいと思っています。プロのオーケストラの仕事はキャンセルしません、いや、心情的にもできません。たゆまぬ鍛錬が必要なソリストのステージ、いうなれば音楽家の道場も奪いません!
音楽家にとって音楽は道具であり、生きるための糧です。アマチュアにとって音楽は、夢であり目標です。
しかしコロナは、経済は勿論のこと、身と心の健康をむしばみます。音楽は放っておけば、風前の灯火のように雲散霧消してしまいます。だから私達は、音楽を止めません。危険を避けつつ音楽を続けて参ります。
しかし、コロナ禍での音楽活動は、経営破綻と直面しています。そこで今、音楽を止めない為に、資金が必要とされています。そして提案します。
【Save the Music! 音楽を救え!】と。
みなさん、私達に支援の手を差し伸べて下さい!お客様、アマチュア、音楽家など、私達は市民の為に、また私達の為に演奏会を行います。今年9月に「歓喜の歌」を、来年には「クリスマス・オラトリオ」を歌います。そして、社会の一隅において、健全で明るい文化を保ち育てます。
以上の理由で、「クラウドファンディング」を実施します。
https://motion-gallery.net/projects/beethoven-dai9
皆さんのご支援をお待ちしています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。