特典のご提供について
vol. 12 2019-10-01 0
皆様お待たせしました。
クラウドファンディングの発送を行いました。ご確認くださいませ。
10月1日から発送料金も値上がりするそうで、9月中ということでその前にお送りすることができました。
ロシアで感じたことなどをお手紙で添えました。
手書きのお手紙も含めました。
皆さんに感謝の気持ちいっぱいです。
リターン喜んでいただけると嬉しいです。
【ロシアの5大映画祭で初めて日本映画を紹介してきた話】
日本人がまだ誰も踏んだことのないレッドカーペットを踏んできました。ロシアの五大映画祭の一つ「アムールの秋映画祭」で、私が代表理事を務める一般社団法人ユーラシア国際映画祭で、日本映画を紹介する日本シネマデイズを開催したからです。
ロシアと中国との国境に位置するアムール州州都のブラゴベシチェンスク市で17年続いている「アムールの秋映画祭」。唯一演劇部門がある映画祭、ロシア語で検索すると多くのニュースが出てきますが。実際に現地に行った日本人のレポートを見たことはなく、正直不安だらけでした。
作品を公募して松尾貴史さんやJUNAMANTOさん、映画評論家の二井康夫さんなどに審査員になっていただき、応募作や、推薦作から「くらやみ祭りの小川さん」(浅野晋康監督)「ひとりじゃない」(鐘江稔監督)「Lemon&Letter」(梅木佳子監督)「はじまりの日~ベーシックインカム元年~」森達也監督最新作「i-新聞記者ドキュメント」など8本の日本映画をお預かりし、ロシア語の字幕を付け、3日間の上映に臨むことができました。日本からは監督・俳優・映画支援者など8名が現地へ同行してくれました。参加してくれた皆様、サポートしてくれた方、作品を応募してくださった方々には感謝しかありません。
現地に到着すると、うれしい誤算で、想像以上に大きな映画祭であったことが分かりました。町中に映画祭関連のポスターが大きく掲げられ、ロシア連邦外交部部長や、ロシア連邦文化庁文化副部長、アムール州政府知事、ロシア映画協会の会長が祝辞をよせ、ブラゴベシチェンスク市市長が全面的に応援し、コンペディション(審査)の対象となるの22本の長編作品と25本の短編映画、14本の長編芝居やミュージカルなどの舞台芸術の実演、日本映画8本を含む12本の招待上映作品が上映されます。9月14日~22日まで一週間の間、朝から夜まで町の5つの会場で映画や舞台が行われているのです。ロシア全土公開の前に、アムールの秋映画祭でプレミア上映されます。テレビドラマのプロデューサー監督である、ブラッド・フルマンが、審査委員長を務めています。
そのうち、25本の短編映画は、23日から中国の大連市で行われる短編映画祭に出品上映されることが決まっており、中国とロシアとの深い絆を感じました。
私たちは9月14日から16日まで3日間にわたる「日本シネマデイズ」を開催することができた。
会場のほとんどのお客さんは、「日本の映画は見たことがない」という方々ばかり。
【日本の映画を毎年上映!】
ギリギリまで上映タイムテーブルが決まらない、ビザの招待状がなかなか届かない!など直前までハプニングの連続だったが、蓋をあけてみると、連日200席の日本映画上映会は満席、おかげさまで大成功で幕を閉じることができた。プログラムディレクターのアレキサンダー・ジューコワ氏や、代表のセルゲイ・ノヴォジーロフ氏と、来年以降も「毎年日本映画を紹介しよう」という約束を交わした。
【はじまりの日~ベーシックインカム元年~がロシアの国際映画祭へ!】
来年は、日本映画へのサポート企業様や、外務省・文科省などの予算を申請して、監督や女優たちをきちんとご招待したいなぁと思いました。今年は「麗奈ともうひとりの宿泊費とホテル代と、街の中での移動費を負担しますが、飛行機代は自腹でお願いします」という形で、ユーラシア国際映画祭のほうも補助金を申請するも断られ、同行してくれた監督たちの交通費は自腹だったのです。
【はじまりの日~ベーシックインカム元年~の反響】
初日にフライアーを配りまくったおかげか、二日目の日本シネマデイズは満席でした。「はじまりの日~ベーシックインカム元年~」をみんなじっくり見てくれて、シングルマザーのお母さんが苦労している姿に、女性たちから共感の声が上がりました。
また、スタッフも監督もプロデューサーも平等に雇用環境が守られているロシアでは、働き方をフェアにという考え方は伝わりやすいと感じました。
またドラマであるのですが、あまりにリアルだったらしく「これはドキュメンタリーですか?」などの質問もいただきました。
審査委員長のフルマン・ブラッド氏からも「ジャーナリズム的な部分と日本ならではの感覚をうまくまとめていてとてもいい仕事だ」とお褒めの言葉をいただきました。
「はじまりの日~ベーシックインカム元年~」にうれしいご招待がありました。滞在3日目に代表のセルゲイ・ノヴォジーロフさんとプログラムディレクターの、アレキサンダー・ジューコワ氏との面会の時に
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