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地域の人たちとともに20年かけて築いてきた「あうん」にしかできない、ユニークな交流の場をつくりをクラウドファンディングで実現!
地域の人たちとともに20年かけて築いてきた「あうん」にしかできない、ユニークな交流の場をつくります!「地域興し」なんていうきれいなものではなく、もっとむき出しの人間同士の平らな関係で起こるダイナミックなカフェを目指します
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バブル崩壊後、失業し野宿を余技なくされた元野宿生活者が力をあわせ、2002年、衣類の寄付を集めリサイクルショップをはじめました。 「一日三食食べられるだけの賃金」を目標に、リサイクルショップ以外にも、頼まれた事は何でもこなす「便利屋」として事業を拡げ、現在約30名の、さまざまな理由で失業状態にあった人や、あうんでの働き方に賛同した若者や中高年達が働いています。 2007年、個人が平等に労働と経営に携わり、「命」と暮らし」を自分たちで守る共同事業を行うことを趣旨として「企業組合」として法人格を取得し社会保険も完備しました。
地域の人たちとともに20年かけて築いてきた「あうん」にしかできない、ユニークな交流の場をつくります!「地域興し」なんていうきれいなものではなく、もっとむき出しの人間同士の平らな関係で起こるダイナミックなカフェを目指します
はじめまして。私たちは、荒川区東日暮里でリサイクルショップ&便利屋業をしている 企業組合あうんです。私たちは2002年の立ちあげ時から、「使い捨て」ではない労働、みんなが対等な関係に立った仕事つくりを理念とした、仕事おこしの取組みを実践しています。
この取り組みが始まったきっかけは、90年代にバブルが崩壊し、仕事を失った多数の労働者が路上生活を強いられたことです。炊き出しのための米を集めるために2000年にフードバンクが立ち上がり、2001年には無料の健康相談を行う隅田川医療相談会というボランティア団体が立ち上がりました。そして、その2団体とのネットワークを通じて出会った野宿者の人たちと、「自分たちの仕事は自分たちで作ろう」と始めたのが、あうんでした。
2002年にオープンした頃のリサイクルショップ
最初は衣類のみの販売でスタート
現在の店舗
2階は広々とした家具売り場です
人気の衣類コーナー
家電売り場も充実してます
私たちが選んだ「企業組合」という法人格は、組合員一人一人が労働者であり経営者であるというものです。働くメンバーはあうんに出資し、どんなこともみんなで話し合って決定します。単なる利益追求ではなく、組合員の働く場を確保し、仕事を通じてお互いに助け合うことを大きな目的としています。合言葉は「みんなが社長」です!
現在あうんを構成するメンバーは40代を中心に20代~60代まで幅広い年代の人が働いています。良くも悪くも個性はバラバラ。効率性や生産性、コミュニケーションスキルで判断される今日の就労においては困難な経験をしていることが共通点です。だからこそ、自分たちの個性を互いに認め合い「どっこい、どっこい」の考え方で、誰かの足りない部分は他の誰かが補って自分たちの働く場を作ってきました。安い労働力で労働者を使い捨てにする一般市場の中で、自分たちの労働を守っていけるのか「仕事おこし」の取り組みは今も奮闘中です
事務所に住んでいる猫のにゃーさんは、いてくれることがお仕事です
私たちの拠点である東京都荒川区東日暮里は、日雇い労働者の寄場があった山谷地域に近く、在日コリアンの方が多く住まう三河島も近くにあります。少し前までは古紙・古着の問屋や産業廃棄物処理場が多くあり、戦後リサイクルの街として発展してきました。近頃は再開発が進み、きれいなマンションが多く建ち、様変わりしました。まさに様々な違いや、雑多なものを包含するような地域性であり、その中であうんは受け入れられ、事業が継続できました。
小さな工場や住宅が密集する東日暮里。山谷地域と三河島がすぐ近くにあります。
あうんがある通り
私たちのお店を毎日のように訪れて下さる常連さんは、実に個性的です。珍しいものに目がなくて、来店したら必ず何かしら購入してしまい、満足と後悔の両端を行ったり来たりしている方がいれば、毎朝開店前にきて、新商品の点検をして満足していかれる方もいます。店のマネキンよりも素敵な着こなしなので、「相変わらずおしゃれですね」と声をかければ「今日は頭から足元まであうんコーデだよ」と返され、ぐうの音も出なくされることもありますし、出しているこちらがかなわない骨董の知識を教えられることも多々あります。たまにはお互い思わず熱くなり、客と店員という関係を越えてむきになってしまうこともあります。
レジではいつも愉快な会話が繰り広げられています
全身「あうんコーディネート」の常連さん
いつも元気なお客さん
脚が麻痺しているのに毎日歩いてきてくれるお客さんも
週末は開店前に行列ができます!
店の隅に拵えたカウンターにイスを3つ置いただけのスペースも、すっかり憩いの場所になっています。あまりにも話がはずんでいるので「楽しそうですね」と声をかければ、「ここで会ってるうちに友達になったの」と返され、「ここで待ち合わせて、これから別のところにお出かけ」と連れだっていく様はまるで古くからの友人のようです。
こんな地域をもっと知りたい、もっと地域に入っていきたいとの思いから、荒川区社会福祉協議会に相談し、地元の町内会や自治会に協力してもらうことで、2016年からは“ひと・もの・くらし あらかわ再発見”という地域のお祭りを開催することができました。
このお祭りでは「あらかわ子ども応援ネットワーク」、「多文化共生センター・東京」など、荒川地域で活動している20団体ほどが飲食や子ども向けの楽しいワークショップのブースを出してくれています。あうんのお店のお客さんでもある、中華料理店、ネパール料理店、韓国料理店の方も出店して下さっています。メインステージでは地域の高校生がキレのあるダンスを披露してくれ、朝鮮半島南部の民俗芸能の一つプンムル、薬物依存の自助グループである「日本ダルク」さんの迫力のあるエイサーもこのお祭り恒例です。サブステージは荒川区で活躍している紙芝居屋さんや人形劇などを披露してくれるグループが楽しませてくれます。
初年度はあうんが主催でしたが、手探り状態で周囲の助けを借りてようやく何とかなったと言う有様で、参加してくれた区内の団体の活動内容や、忙しい中出店してくれた飲食店の方たちを慮る余裕もありませんでした。次年度からはいくつかの団体が名乗り出てくれ、実行委員会形式での運営ができるようになりました。
そして、年に一度の出会いや支え合いのつながりを今後は日常化したい、地域に密着したこれまでにない新しいコミュニティカフェをオープンし、そこを拠点とした地域の「お互い様ネットワ ーク」を作りたいと考えるようになりました。
「お互い様ネットワーク」の拠点となるカフェをイメージしていたときに、愛知県津島市で始まった「しげんカフェ」のことを知りました。「一般社団法人しげんカフェシステムズ」は、資源の対面買取りとカフェを併設した地域の居場所づくりをコンセプトとする非営利のフランチャイズです。住民が持ち寄ったきれいな古紙やアルミなどをポイント制で買い取ります。そのポイントを使って、現金に変えたり、併設のカフェで食事することができます。そこのカフェでは、地域住民による様々なイベントなども行われています。
愛知県津島市「しげんカフェ」での研修の様子
もともとあうんは古紙などの分別をしており、買取業者と付き合いがあることも強みとなるため、「しげんカフェシステムズ」へ加入することを決めました。愛知県への見学や研修を重ねた上で、カフェより先行して、あうんでは資源買取りを始めました。
リサイクルショップ「あうん」店頭で始めた資源買取り
資源を持ってきてくださる方たちの中には、「誰かが使ってくれればいいから、ポイントはいらないよ」ということもあるので、そういった方や、地域の活性化に関心がある方は、そのポイントをボランティアポイントとして「あらかわ子ども応援ネットワーク(子どもたちの支援を行っている荒川区の官民団体のネットワーク)」に寄付できるようにしました。
集まったボランティアポイントを店頭で発表しています
“ゴミ”だったものを「しげんカフェ」に持ち込み、その行方をたどることでこの地域の様々な活動やそこで活動する人々に出会えるしくみです。これによって、寄付先の団体の活動を身近に知ることも、参加することもできます。また、カフェができたら、店頭で資源を買取り、家から持ってきた古雑誌や空き缶でポイントを貯めて、ポイントを使っておやつやランチをカフェで食べられるようにします。
これはいわば、誰でも参加できる共同事業です。誰でも参加できるというところこそが、重要。これが、「支援者・被支援者」という関係性を越えたコミュニティカフェを生むヒントになり、地域を変える力になります。
すでに始めている資源買取ですが、2019年4月からリサイクルショップの店頭で週3回開催しています。その内週1回は「一般社団法人あじいる(冒頭でお話しした、「あうん」の立ち上げ時から協力関係にあるフードバンクと隅田川医療相談会が統合してできた新しい法人)」の仲間のおっちゃん、おばちゃんたち(主に高齢の生活保護利用者の方々)に買い取り業務を委託しています。また、店でお客さんを待つだけではなく、近隣を資源回収にいってもらっています。ここで回収・買い取った資源は、全てボランティアポイントとなります。委託料は本当にわずかではありますが、「あじいる」に支払われ、活動を応援する資金になります。
花車で段ボールを回収する「あじいる」のおじさんたち
「あじいる」による元気いっぱいの資源買取り
普段交わることがない方同士に接点ができ、また、そこで出た資源を荒川区の子どもたちへ寄付するボランティアポイントにしてもらえるよう働きかけることで、会話やつながりが生まれています。「一般社団法人あじいる」の仲間の中には、差別を受けてきた方もいます。そんな彼ら彼女らが自ら積極的に商店街の一軒一軒に声をかけて説明している姿には、胸が熱くなります。その原動力となったのは、“自分たちの活動が子どもたちのためになる”という誇りがあればこそ。自分だけのためにはがんばれなくても、他人のためならがんばれるという経験は誰にもあるでしょう。
自分が大変な時には支えてもらい、他の人が大変な時には自分も支える、そんな「みんな、どっこい、どっこい!」のつながりは、私たちのカフェに集まるコミュニティの大きな特徴となるでしょう。
あうんで展開されるコミュニケーションは洗練からは程遠いけれど、そこには嘘がなく、温かくしっかりとした手応えがあります。「生きているって意外と悪くないな」と自然と思わせられる、そんな温かさ、力強さがあります。あうんの大きな魅力、たくさんの方に知ってもらいたい、体験してもらいたい魅力は、きっと、この「人間同士のむき出しのコミュニケーション」なのだと思っています。
2019年8月には、「子ども村:中高生ホッとステーション(荒川区町屋で毎週木曜日に子どもの居場所づくりの活動を行っている団体)」の中高生たちへ呼びかけ、リサイクルショップあうんで一日お仕事体験プログラムを実施しました。
衣類を店に出す子どもたち
家電の清掃にもチャレンジしてくれました
今後も共同での取り組みは続けていきますが、様々な個性と価値観が渦巻く、重厚でディープな人間関係の中で、柔軟な感性を持つ子どもたちがどう関わってくれるのか楽しみです。カフェのスペースを使って、定期的に彼ら、彼女らと交流を持ち、共同でイベントを企画するなど、顔の見える信頼関係を築いていきます。その取り組みの中からいずれ、共に働く仲間ができたら素敵だなと、夢は膨らみます。
この全く新しいコミュニティカフェは、「資源」、「高齢者」、「子ども」、「外国にルーツを持つ」など、荒川の地域に住まう人々が持つ様々なキーワードを拾い、つながりを生むプラットホームとなりえるような場所を目指します。
もてなす人ともてなされる人、支援者と被支援者、経営者と従業員、そういった一方通行の人間関係ではなく、むき出しの人間同士の平らな関係で起こるエネルギー。そこに集う誰もが、どこかがステキで、どこかがダメで、「どっこい、どっこい」。えらいやつなんかいない。そんな場所であるあうんが、カフェを、交流スペースを作ったら、いったいどんなに騒がしく、想像を超える場所を創り出せるのか。この場所に集まり、支えている「人の力」を思うと、可能性は無限に広がるようで、わくわくします。
カフェのメニューは、コーヒーなどのドリンクはもちろん、栄養バランスの良いものをたっぷり入れたリーズナブルな価格で提供します。誰でも気軽に寄れる、茶の間のような活気のあるカフェにしていきます。
長年協力関係にある「認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」が仕事おこしとして取り組んでいるコーヒー焙煎事業の「もやいブレンドコーヒー」(フェアトレード)や、近隣の障がい者作業所で作られたお菓子などを積極的に仕入れて、他団体と「仕事おこし」の輪を広げます。
現在「あうん」の事務所になっている部屋をリフォームして、カフェにします。ここは、リサイクルショップの斜め前に位置していて、お互いの建物が目の前に見えます。
住宅街の中ですが、人通りがある十字路の角にある事務所です
現在の事務所はこんな感じなので、リフォームが必要です
定期的にイベントやワークショップも行います。たとえば、あうんのお店にくる外国籍のお客さんにふるさとのお料理を作ってもらって、みんなで食べながらその国の文化を学んだり、日本の代表的な調味料である味噌を作ったり、オモニにキムチの作り方を教えてもらうなど、文化交流となるワークショップを企画します。外国籍の方の学習支援や相談を受けている団体も荒川区にはあるので、協力して開催できそうです。
難民として日本に来たミャンマーの常連さんは、ミャンマー料理を持ってきてくれます。
カフェができたら、一緒にご飯を作ったり食べれたらいいなと思います!
子どもたちと信頼関係が作れてきたら、お仕事体験をした感想などの発表会をしてもらうのも素敵です。その際に出す軽食は子どもたちに手伝ってもらって、おもてなし側になってもらい、地域の人たちをお招きしたらどうでしょう。
厨房部分のリフォーム費用 80万円 + Motion Gallery手数料8万円(第1目標)
天井の照明設置のための電気工事 20万円 + Motion Gallery手数料2万円(第2目標)
長年付き合いのある建築設計事務所から、必要最低限のリフォームで見積もりを出してもらいました。それでも、内装だけでも約400万かかります。外装はボランティアで自分たちで施工するつもりです。もしも、第2目標を超えることができれば、下記のリフォーム経費に使わせていただきます。
仮設養生・・・・・・・・30,000円
水盛遣り方・・・・・・・50,000円
解体工事・・・・・・・・150,000円
木工事・・・・・・・・・1,200,000円
給排水設備工事・・・・・450,000円
電気工事・・・・・・・・300,000円
ガス工事・・・・・・・・100,000円
内装工事・・・・・・・・350,000円
入口階段工事・・・・・・350,000円
運搬などの諸経費・・・・250,000円
家具什器・・・・・・・・500,000円
外装工事(看板など)・・500,000円
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小計:4,230,000円
消費税 : 423,000円
合計 :4,653,000円
1月中旬〜3月下旬 内装リフォーム
4月上旬 プレオープン
4月中旬 オープン
ぜひ実際にカフェに足を運んでいただきたいという思いから、リターンは当店でご利用いただける食事券やお買い物券を選びました。遠方にお住いの方で、当店までいらっしゃるのが難しい場合には、お知り合いの方へのギフトにしていただくことも可能です(当方から直接ご希望の宛先にメッセージ付きでお送りします)。
【ドリンク1杯無料】
完成したカフェで、お好きなドリンクを1杯お召し上がりいただけます。
【食事をご提供】
完成したカフェで、お好きなお食事とドリンク一杯をお召し上がりいただけます。
【「あうん」ガイドツアー】
「あうん」が立ち上がった時の社会背景や、荒川区東日暮里の地域性をふまえて、現在のあうん
の事業や非営利活動の取り組みについて現地でご案内いたします。
【「あうん」サービスご提供】
カフェ又はリサイクルショップで5000円相当のサービスをご提供いたします
【「あうん」と山谷のガイドツアー】
「あうん」だけではなく、長年、山谷地域の活動に携わってきたメンバーによる、山谷地域のガイドもいたします。日雇い労働者が集まる『寄せ場』として有名な山谷地域は、労働者の高齢化と、寄せ場としての機能の解体により、その地域性が変化しつつあります。歴史が見えにくくなっている今こそ、その場所を訪ねて歴史をたどってみてください。
【プレオープンご案内メール】
4月~5月に予定しているプレオープンのイベントが確定した際に、ご招待のメールをお送りいたします。
このカフェは、万が一、目標金額に達しない場合も、自分たちの資金で必ず実現させます。しかしながら、あうんは、全員が同じ時給で、正規職員として働いています。カフェで働く職員も、同じです。近年は、大手企業による便利屋・リサイクルショップの事業への進出が多く、激しい競争社会の中で、私たちのような小さな事業が、「使い捨てではない労働」を維持するのは、とても大変なことです。
カフェを開くことが、新しい支え合いの輪を広げることになるよう願うと同時に、事業の維持は困難の連続になると思います。ぜひ、皆様のお力添えをお願いいたします!
このプロジェクトに興味を持っていただき、そしてここまで読んでいただいて本当にうれしいです!このページを通して、新しい出会いがあることを期待しながら、プロジェクト実現のために毎日少しづつ前に進んでいきますので、ぜひこれからも見守ってくださいね。そして、カフェができたら、ぜひ遊びに来ていただきたいです。応援をよろしくお願いいたします!
3000 円
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