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「御神輿をフランスへ」をクラウドファンディングで実現!

眠っていた御神輿を、フランスへ。

フランス、モンレジョ。今秋、史上初めてこの土地でお神輿が上がります。震災時日本のお祭りを応援してくれたご縁から、小さなお祭りをすることになりました。お神輿の力を、フランスへ。

FUNDED

このプロジェクトは、2014年10月31日23:59に終了しました。

コレクター
2
現在までに集まった金額
60,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2014年10月31日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
宮田 宣也

御神輿の職人として、御神輿の修理,製作を請け負う傍ら、失われそうな日本の文化を維持・継承していく明日襷(アシタスキ)という活動をしています。 また、震災直後から被災地に入って支援をしたことがきっかけで、被災地のお祭りの復興にも従事しています。 さらに御神輿の文化を世界に持っていくことで海外との交流も進め,御神輿を通じて幅広く活動しています。現在までフランス,タイでの神輿渡御を行いました。 お神輿や神社を通じて日本の文化の芯を模索しています。

  • 茨城県
  • 起案数 3
  • 応援数 0
  • Twitter (未設定)
  • asitaski.jp
  • フォロワー 141 人

このプロジェクトについて

フランス、モンレジョ。今秋、史上初めてこの土地でお神輿が上がります。震災時日本のお祭りを応援してくれたご縁から、小さなお祭りをすることになりました。お神輿の力を、フランスへ。

明日へ繋ぐ未来の襷。明日襷-asitaski-

日本各地に見られる素晴らしい文化、祭。私たちはそれを次世代へ繋ぐべく、代表の宮田の祖父が神輿職人だったことをきっかけに、主に神輿に力を入れて日々活動しています。全国には数十万人集まる大きな祭もあれば、小さな村で住民だけで行われる小さな祭もあります。今、そんな小さな祭が少しずつ消えていっているのです。 お祭は里の美しい風景の一つです。 数百年守られてきたそんな風景は、一度消えてしまえば取り戻すのはとても難しい。 お祭の場でとても楽しそうにしている子供たちが、この風景を失ってしまったら。 それはとても悲しいことです。今を生きる僕たちが「受け」「継ぐ」のは次世代への責任であると考えています。 僕の幼い風景の中、祭の中心にいつもあったのはお神輿でした。祖父のつくった神輿をたくさんの人達が最高の表情で担ぎ上げ、創られて行く一日を本当に楽しみにしていました。

そういった風景が失われてしまうのは、地方の過疎化による限界集落の増加、人々の祭りへの認識の薄れなどが原因で、日本が孕む大きな問題の現れとも言えます。 僕たちは神輿をはじめとした、明日を創る若き世代に繋ぐべき文化を「明日襷」と位置付け、守り、繋ぐ方法を模索しています。

きっかけとなったのは、2013年石巻市雄勝町白銀神社例大祭。震災で神輿が上がらなくなっていた場所で、神輿修復、祭礼支援を行い祭りの復活を行ったことからでした。震災後お神輿がもう一度上がったのを見た浜の人達の表情は最高に嬉しそうで、涙ながらに喜んでくれた方もいました。お神輿が里に届け、創り上げた一日。そしてその一日から生まれた数多の物語とご縁。それは紛れも無い、お神輿の力です。

フランス・モンレジョでのお神輿は史上初めてのことです。土地に根差したものではありませんが眠っていたお神輿が新たな場所で新たな命を吹き込まれ多くの人を笑顔に出来れば幸いです。

明日襷 http://asitaski.jp
全国50近くのお祭りに参加し、地元の若者と協力しながらお祭りから地域を守る事を目的とし役割を担っている。「神輿を担ぐ事は、地域を担ぐこと。」次世代へつなぐべき明日への襷を、若き力で日々追求しています。

代表 宮田宣也
横浜、神輿職人の孫。地元に残る神輿を、祭りを守りたい。 日本の素敵な風景をずっとずっと残したい。 日本中にある「ふるさと」がもっと元気になりますように。

小池悠太
福島県、会津若松市を拠点に活動するジュエリー職人兼漆職人。 ものづくりで日本の美を追い求めている。 今回、神輿金具の修復を担当。

小出卓哉
茨城県つくば市小田、小田大獅子保存会に所属。日本の祭の素晴らしさを世界中の人に伝え、祭を通して世界を繋げるのが夢。

明日襷が関わる全国の祭礼・文化

山梨県笛吹市美和神社祭礼
http://asitaski.jp/archives/mikoshi-matsuri/yamanasi-huehuki-miwajinjya/334/

宮城県石巻市白銀神社祭礼
http://asitaski.jp/archives/mikoshi-matsuri/445/

岐阜県手力雄神社祭礼
http://asitaski.jp/archives/mikoshi-matsuri/gifu-kagamihara-tadikarao/369/

岐阜県揖斐川町春日村「春日茶」
http://asitaski.jp/archives/cha/501/

明日襷フランス神輿渡御

この秋、東北津波の被災地を支援頂いたことをご縁に出会ったロベール・ベルジェ氏。復興支援の一環として、フランスから三陸へ復興の礎となる種牡蠣を集め、送ってくださいました。

日本を愛し応援してくれた彼のふるさとは、南フランスの小さな村、モンレジョ(Montrejeau)。南フランス、ピレネー山脈に囲まれたこの小さな村で、ご縁をつなぐのはお神輿です。日本を愛するロベール氏が自身のふるさとで、自身の大切な同郷の里の仲間達とともに日本のお神輿を担いでみたいとの思いが、大切なご縁となりました。

明日襷はお神輿の力を信じています。今回モンレジョで上がるのは代表の宮田宣也の祖父が制作した神輿。出国前に錺金物や木部は美しく磨かれ、黄金色に光り輝く神輿がフランスへと旅立ちます。

お神輿がきっかけで繋がったフランスの小さな村で、 祖父の神輿が担がれる風景が生まれようとしています。

明日襷がフランスで目指すこと、それはただ一つ。お祭りの日、ロベール氏が創りたかった一日を、神輿がふるさとを楽しく元気に出来る事を示すこと。お神輿は、楽しくて、最高に嬉しいものなのです。僕らが追いかけるお神輿は、一年に一度、みんなで一緒に最高に楽しく盛り上がる事ができる日の中心にあるもの。

今回上がるお神輿は日本の伝統文化とは言えません。神社もなければ、神様もいない。しかし日本にも、そういったお神輿は存在します。それでもお神輿を愛する人の気持ちが集まれば、きっとこのお神輿も里に活気を伝える素晴らしい文化となることが出来るはずです。

毎年お神輿が上がり、この里の文化となってほしい。この神輿は震災と出会いをきっかけにしたご縁をつなぐ、フランス、モンレジョとの架け橋となります。お神輿は僕たちが愛する、本当に素晴らしい日本文化です。お神輿が繋いで行く無限のご縁と、素敵な物語がまた少しずつ紡がれていこうとしています。  お神輿が日本を飛び出し、フランスでも最高に楽しい日を創れるものになれたら。我々は若い力で大きなトライをしようとしています。

日本を愛してくれる1人のフランス人と、明日襷の出会いから生まれる物語。その最初の一ページとなる一日を我々は紡ぎます。ご縁がつなぐお神輿、獅子風流。それが日本の伝統文化の枠を超え、フランスに根ざす“最高に楽しい日”の風景となりますように。

神輿は一人じゃ上がらない。それは祖父が僕に教えてくれた言葉です。たくさんのご縁がつながり多くの人の協力で上げられ、創られて行く一日は特別なものになると考えます。

モンレジョでのお祭り

モンレジョで神輿が上がるのは9/14と9/15の2日間です。前日にモンレジョ市民へ向けた神輿の説明と文化交流会が催されます。14日集まった担ぎ手と共に神輿はモンレジョの市役所を出発し、市役所近くの教会の中へ神輿が入ります。さらにその日は、ラグビーのリーグ開幕の日。神輿はラグビー場へ、開幕を祝うため担がれます。その日は市役所へ戻り渡御終了。2日目の15日はモンレジョで毎週行われている朝市の日です。神輿は朝市の会場で担がれ、多くの人達と共に会場を盛り上げます。

神輿はその後、モンレジョにて保管されます。明日襷は今回一度だけの神輿渡御ではなくこれから何年にも渡って神輿がモンレジョの人々と共に担がれ、里の一日を飾る風景となることです。ともに担ぎ、神輿を運ぶことで多くの人でその一日を創り上げることができるのは神輿の大きな特徴と言えます。何年もかけて神輿の上がる祭が育っていく最初の一ページとなることが今回の目的です。

皆様からの支援金の使途

皆様のご協力により、お神輿がフランスへ渡ります。美しい日本文化の一端であるお神輿がフランスに渡ることで新たな物語が生まれるはずです。現代社会において、お祭りは意味合いを失いつつあります。神社を大切に思う気持ちはいつしか現代人からは失われ、里のお祭りもその多くが年々人手不足に衰退してしまっています。神社の行事、とは別に楽しみだった祭りの風景は音も無く消えて行ってしまっているのです。お神輿の力を、もう一度確かめてみたい。神様は乗っていなくても、「土地に感謝し、里に元気を届ける」新たな土地でも人の心に響くであろう神輿の力を信じています。新たな土地でお神輿は何を生むのか。全く新しい物語が始まるはずです。資金は神輿の修繕費、神輿の輸送費、渡航費の一部とさせて頂きます。

特典の内容

オリジナル木札 
フランス×日本の記念となるオリジナルの木札です。ヒノキ製で、一枚一枚丁寧に製作されています。刻まれているのは「祭」の文字とフランスの国花であるユリ、そして日本の国花、桜。

ポストカード
現地渡御の様子の写真からポストカードを製作します。フランスの地で神輿が担がれる様子は、他では見ることが出来ないものとなるはずです。

密着ドキュメンタリー映像DVD
同行する明日襷の専属カメラマンによるドキュメンタリーDVDを製作します。日本の文化が海外で活躍する瞬間を捉えた貴重な映像が納められます。

想定されるリスクとチャレンジ

モンレジョ、ダクスとも日本のお神輿が訪れるのは史上初のことです。本来、お神輿は神社から神様を乗せ土地を清めるものですが、人の心が集まり大事にされる思いこそが神輿を魅力的にします。新しい地で日本の文化がどう受け入れられて行くのか予想がつかないところではありますが日本の文化が国境を越え日本とフランスのご縁をつなぐシンボルとして共に大切にしていける文化となっていくことを信じています。

明日襷からのメッセージ

日本には素晴らしい文化がたくさんあります。しかしそれは今、音も無く消えて行ってしまっているのです。明日襷は年間数十カ所の祭りに参加していますが実際に消えてしまったものも少なくありません。小さな里に残る小さな祭りは、消えてしまえば数百年の伝統もそこで終わりになってしまうのです。今ある素晴らしい風景を次世代に残して行くことは今を生きる我々にしか出来ないことです。未来の子供達が誇るべき風景をたくさん失ってしまったら、とても辛いことです。時代の変調が激しい今だからこそ、何を残さなければならないのか、そして何を残してはいけないのか。真剣に考える瞬間であるように思います。フランスでの神輿の渡御はまったく新しい風景となるでしょう。しかし僕たちが信じる祭りの力を、新しい地で発揮しこれから一生かけて大切に守っていける文化となるなら。現代においても日本の文化が素晴らしく受け継がれていく方法を若き明日襷は手探りでがむしゃらに見つけていこうと思います。明日襷の新たな挑戦に、是非力を貸してください。

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