製作日誌#7 ロケハン編 その2
vol. 8 2022-04-02 0
皆さま初めまして!
今回の日誌は
製作で参加の二階堂新太郎が担当します。
よろしくお願いします!
この日は完成した短編のシナリオ(脚本)を手に
松本動監督、水村美咲プロデューサーらと共に
僕自身、人生初のロケハンに参加し
撮影候補地を全てまわってきました。
お昼過ぎから夜まで、丸々半日かけて
他のスタッフやキャストにも伝えるために
たくさん写真を撮りつつ
松本監督とイメージを膨らませながら
"具体的にこんなシーンにしたい"
"こんな撮り方ができたら"
という監督からの話をもとに
水村プロデューサーや僕からも提案しつつ
各シーンの候補地ごとに打ち合わせを重ねて
とても充実した時間となりました。
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僕は個人的に子役から俳優活動を始め
小学4年で大林宣彦監督作で映画デビューし
一度引退しサラリーマン等も経て
改めて"映画が作りたい"と
映画の俳優部として復帰し
現在活動をしていますが
今回この映画人生で初めて
俳優以外の制作業務に本格的に関わる中
本当にたくさんの発見があって。
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映画一本作ることの大変さもとても感じますが
何よりも普段キャスト、俳優として
創作に参加することはもちろん感謝ですし
本当に有り難く幸せなことですが
今回は "ひとりの働く人間" として
これまで自分が参加してきた全ての映画や
映画監督たちの作品はもちろん
子供の頃から観てきた楽しませてもらった
たくさんの映画を作ってきた
"たくさんの方々の仕事" に対し
改めてとても感謝の気持ちを感じました。
本当にありがとうございます。
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そして、映画に救われ育てられた
映画への恩返しは
そのままこれから映画を観てくださる皆さんに
作品を届け続けることだとも思いました。
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改めまして今回の
「在りのままで咲け、在りのままで進め。」
ご支援をいただいた皆さま。
関心を持っていただき
今この日誌を読んでくださっている皆さま。
本当にありがとうございます。
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2年前から世界が大きく様変わりし
近頃はまた混沌を極めるような
希望を見出すことも難しく思える日もある
そんな瞬間もある時代ですが
いつかの自分が映画に救われたように
誰かの心をほんの少しでも軽くできたら
そっと手を当てるように
何かに挑戦しようとする人の背中を押せたら
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そんな個人的な僕の映画俳優部としての想いも
作品の企画内容と重なるところもあり
今作にて初めて制作部に挑戦する事も決めました。
今作に賛同し参加した
松本動監督の撮る映画は
きっとどこかの、遠い街の誰かの
そしてあなたの心に届くと思います。
.今回クラウドファンディングで
作品に参加してくださっている皆さま
応援してくださっている皆さま
来年の公開に向けて
引き続きよろしくお願いします。
そしてこれからご参加、応援いただく皆さま
楽しく豊かな時間をご一緒しましょう。
よろしくお願いします。