脚本執筆のうらばなし
vol. 5 2026-07-31 0
映画「アンナのカルマ」監督、本プロジェクト起案者の富田です。
今日で7月も終わり、クラファンオープンしてからあっという間に10日が経とうとしています。
目標金額までまだまだご支援が必要です。
引き続きご支援、拡散のご協力、よろしくお願いいたします!!!!
さて、本日のアップデートは「脚本制作のうらばなし」。
脚本というのはつまり、この映画の「ものがたり」を指します。
人知を超えた霊的存在や、スーパーナチュラルな力を追い求める話、という方向で企画は進み始めたものの、
そこからが紆余曲折の、完成までの長い旅路となりました。
最初の初稿は、「霊媒師大戦」のような話だったんです。
これはこれで面白いと思っているので、いつかできればという気持ちを胸にここでは詳しく書きませんが・・・
なぜ変更したかというと、スケールが大きかった。CGも必要になってお金もかかる。
映画というのは制作するのにとにかくお金がかかるものであり、
あの初稿を形にするには、自分が扱える予算を大きく超えていました。
なので、何を考えないといけないかというと、
好き勝手に考えた「こんな映画を作りたい」の後に、
「作れる範囲・規模感で、面白いものに」というチューニングが必要になるわけです。
(最初からそこの距離感を掴めていれば、もう少しスムーズに脚本制作も進んだはず)
限られた人数の登場人物で、限られたロケーションで、
「ガイド」という人知を超えた霊的存在を中心にものがたりを描くということ。
描かれるのは霊的存在そのもの、ではなく、
それをめぐる人間関係のドラマ。
この映画には5人のキャラクターが登場します。
それぞれの「ガイド」に対するスタンスは異なり、
その違いがキャラクター同士の関係性の変化を生み出す。
そうして、今の完成台本の土台となる脚本が出来上がっていきました。
それはそれとして、そもそも「ガイド」ってなんなの?
そう、ガイドとは何なのか、それは映画を観たそれぞれの人が・・・云々
そんなことを言っていても始まらないので
まずはシャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」をご紹介します。
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『アウト・オン・ア・リム(Out on a Limb)』は、女優・作家のシャーリー・マクレーンが1983年に出版した自伝的ノンフィクションです。
この本は、シャーリー・マクレーンが40代後半から体験したスピリチュアルな探求を記録したものです。
ハリウッド女優として成功を収めながらも、「人はなぜ生まれるのか」「死後はどうなるのか」「偶然は存在するのか」といった疑問を抱き始めた彼女は、世界各地を訪れ、さまざまな霊能者、ヒーラー、宗教家、チャネラーと交流します。
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映画「アパートの鍵貸します」(1960)などで知られる人気女優シャーリーマクレーンが突然発表したスピリチュアルノンフィクション小説。世界的ベストセラーとなり、シャーリー自身が製作・主演で映画化もしています。
どんなきっかけでこの本を読んだのか、
とにかくスピリチュアルを勉強しようと思っていろんな本を読み漁っていた時だと思います。
スピ界ではマスターピースのような、初心者が読むべき本としてどこかのサイトに紹介されていて、それで最初に手に取ってみたんですが、
これが面白かった。
そこで描かれる宇宙人との交流や霊的存在とのコミュニケーション。
そのリアリティはともかく、
嘘かまことかも一旦置いといて、自伝小説として純粋に面白かった。
で、それを信じることにしました。
それが本当であった方が面白いから。
じゃあ、なぜシャーリーにそんな面白いことが起こるのか。
人間の形をした自分の前世を語る物知り顔な宇宙人が現れたり
自分と恋人以外知るはずもないキーワードを霊的存在に当てられたりするなんて。
その本を読んだ時、遠い世界の物語のように感じていました。
しかし、これは何か自分に関係のある物語なのか。
新宿地下の石屋で買ってきた水晶とアメジストを両手に握り、
暗くした部屋で30分蝋燭を眺めたりもしました。
しかし自分の身には何も起こらない。
その、何も起こらなさ。
その何も起こらなさとどう向き合うかが、
大事なことであるように思います。
富田大智
