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全国海女撮影プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
2011年からコツコツと積み重ねてまいりました「全国海女撮影プロジェクト」。
2018年秋に写真集にまとめます! その前に最後の撮影取材へ。
皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
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東京生まれ、沖縄現住。命と向き合い、裸一貫で海で仕事をする沖縄の漁師(海人:うみんちゅー)に惹かれ、沖縄へ移住。潜水漁業など海の仕事に就いた後、写真家となる。1998年より本格的に海人の仕事ぶりを撮り続け、2007年に『情熱大陸』で「海人写真家」として取り上げられた。2010年より、全国に点在する海女の撮影を開始。海辺の仕事や暮らしの中に見える「様々な原点」を撮り続けている。 ・写真集「たからのうみの、たからもの。」(河出書房新社) ・共著「脳を学ぶ2〜写真家古谷千佳子さんとの対話〜」(協同医書出版社) ・ノンフィクション「私は海人写真家 古谷千佳子」(岩崎書店)
2011年からコツコツと積み重ねてまいりました「全国海女撮影プロジェクト」。
2018年秋に写真集にまとめます! その前に最後の撮影取材へ。
皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
呼吸をしなければ生きられない人間にとって 海と陸は「あの世」と「この世」
海中と海上を行き来している海女たちは
陸上だけで生きている人間と違う「何か」を きっと身体で感じて生きている
人間にとっての『生と死』は『陸と海』 海の生き物たちの生と死は その逆
母の産道を通ってこの世に誕生した子供たちは
ちょっと前まで「羊水の海」という違う世界にいた
女の体は「あの世」と「この世」の通り道なのか
だから海辺がよく似合う 身体にしっくり来るんだと
生身の身体で海に入り 畏怖の念を抱きながらも
その恩恵に預かり生きているからこそ 人間の存在を「痛感」している
– それが 私がこれまで共に潜ることで見えてきた「海女」なのだ
海人(ウミンチュー)写真家の古谷千佳子(フルヤチカコ)と申します。
シングルマザーであり、写真家業と母業、2足のわらじを履きながら歩んでおります。
★2016年に訪れた大分県の海女さん
「海女さんの笑い声が聞こえる豊かな海を後世に繋いでいきたい!」 という想いで、現役の海女さんの仕事や暮らしを記録する「全国海女撮影プロジェクト」を2011年にスタートしました。
これまで、基本的には自腹を切って各地の取材を進めておりますが、2013年と2016年の夏には「クラウド・ファンデイング」を活用して支援を募り、取材活動を続けてまいりました。
2016年をゴールと決めておりましたが、各地で海女の撮影を進めていけばいくほど、知りたいこと撮りたいものが沸き上がってきます。
沖縄の海人を追い続けて学んだ事、それは景観が違えば漁が変わる、そして人の気質まで変わる事。「海人」をひとくくりにできない事を体感してきました。だからこそ、「海女さん」と一言で言い切れない事、彼女たちがいる全国の海に共に潜る事が必要だと感じ撮影を続けてきました。そうして、全国の海の違いと海女の違いを肌で感じる事が出来た事で、次のステップも見えてきましたので、これまでの集大成としての写真集を製作する事に決めました。2018年秋の発行を目指します。
この「古谷千佳子-海女写真集-2018(仮題)」は、以前から“こだわり写真集を作るならこの人”と決めていた、グラフィックデザイナーの新村則人氏にアートディレクションをお願いいたしました。
新村則人氏は、山口県の瀬戸内海に浮かぶ島のご出身で、ご実家は「新村水産」という魚屋さん。豊かな漁場の真っ只中で育まれた新村氏とのコラボで、これまでにない海女の写真集を目指しております。
(日本文化に関心が高い海外の人々にも観て欲しいので、テキストは英訳付きとします。)
★新村水産のポスター広告(2004)
皆様にお願いしたいことは、2018年に製作する写真集を完成させるための最後の撮影の旅費として、時に子供連れでの取材費の一部について、ご支援いただきたいのです。
今年、どうしても訪れたい地域のうち、4箇所分の必要最低限の取材経費として、120万円を目標金額とさせていただきました。
みなさま、どうか御支援をよろしくお願いいたします!
沖縄の方言で漁師のことを「海人(うみんちゅ〉」と言いますが、彼らを撮影し続けて約20年、「海人写真家」と呼ばれるようになりました。
★古谷千佳子(海人写真家): 情熱大陸 http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/08_19.shtml
海が好き!海人になりたい!と東京を飛び出し、海人の手伝いをしながら表現活動をしようと、沖縄に飛び込みました。
1本の手モリで魚をつき、生き物を食べ物に変えるその瞬間に立ち会い「命」を感じながらの仕事や暮らし。その中で、生きている実感を身体で吸収し、表現をし続けたい、それが私の夢でした。
海の状況、潮の流れを巧みに読み、「力」でなく「技」で捕る。
黒いウエットスーツに身をまとい、タコやイカと格闘するその姿は、私が子供の頃から憧れていた「仮面ライダー」そのものでした。
そんな海人の生きざまや暮らしぶりを撮影し続ける中で、沖縄の漁村には「男は海へ、女は陸で子供を育て祈り待つ」という男女の領域の世界が存在することを知りました。
「何故、沖縄の女性は海に潜らないのだろう? 」という疑問は、私自身が身籠ったことで、女性の潜り漁師「海女さん」への強い関心へと変わっていきました。
海人をやっていたオジィの若い頃のお話。
「乳飲み子を残して母ちゃんに先立たれ・・・子供を一人置いて海に潜ることができなくなったのさぁ・・・それならば・・・と、自分のオジィがやっていたサバニ(沖縄の伝統木造小型漁船)を作るサバニ職人になったんだ。」
・・・という話が忘れられません。
「ずっと子供と一緒にいてやれない”海に潜る”という仕事を続けながら、母親ができるのだろうか?」と。そうして妊婦の時に、日本一海女の多い三重県ヘ訪れたのを皮切りに、海女集落に足繁く通うようになりました。
私と同じ母である、あるいは昔し母だった海女さんは、海に潜る時、子供の世話はどうしていたのだろうか?
妊婦時代に海に潜ることも、乳幼児期に海に潜ることも、さらに成長した子供を残して海に潜ることも、それぞれに様々な課題があります。そんな課題をどうやって乗り越えてきたのか?
子供を育てながらの仕事、というのは、現代社会においての大きな課題だと思いますが、「海に潜る」という命がけの仕事をしながら、家事、育児、その他様々な仕事をこなしていることが、すごい!と思うのです。
それを太古の昔から続けてきた「海女」という世界には、様々なヒントが秘められている、そう信じで、それをこの目で見て、体感して、吸収して、写真で表現して行きたいのです!
また、同じ海女漁であっても、景観が異なると形が違います。全国津々浦々、海も諸事情も違う。そんな中でも、輝いている海女さんを、その土地らしさと合わせて撮りたい!
そういった日本列島(+α )の海辺の環境や、大切なことを、「海女の世界」を通して見つめなおし、豊かな海・自然を後世につないでいきたい!という思いを軸に、このプロジェクトを進めております。
「全国海女撮影プロジェクト」の活動に関しては、ウェブサイトにて随時発信してまいります。
どうぞ皆様の厚いご支援を、よろしくお願い申し上げます。
★撮影地 -----------------------------------------------
★海女さんの写真を使用した活動 -----------------------------------------------
2011年
◆特別展『日本列島海女さん大集合』写真展示(三重県・海の博物館)
2012年
◆韓国・麗水(ヨス)万博 日本館『海女文化フォーラム』パネリスト
2013年
◆北九州大学特別講義
◆ニコン・フォトプロムナード「里~海女のいる世界」
2014年
◆写真展 里海~世界の海女(山口県・ラポールゆや)
◆東邦ガス環境写真展 「自然からの恵み」(愛知県・三越名古屋「ラシック」)
◆海女文化シンポジウム講演
2015年
◆琉球大学ワークショップ「海に生きる女と男」
◆写真展 里海~世界の海女「海に生きる女と男」(山口県・ラポールゆや)
2016年
◆写真集「志摩半島の海女」出版(海女文化国際発信事業実行委員会)
2017年
◆琉球大学 国際沖縄研究所ワークショップ
「海に生きる人びとに学ぶコミュニティの活かし方、つなげ方」
訪れたい地域のうち、4箇所分の必要最低限の取材経費として、120万円を目標金額とさせていただきました。
・取材は、それぞれ2~4週間を予定しております。(これまでの最長は4ヶ月)
・子供連れで取材を進めていくための必要経費に当てさせていただきます。
・取材費用は、交通費・滞在費・機材運搬費、同行する息子の費用もふくませていただきます。
◆取材予定期間:2017年7月~2018年6月
◆訪れたい地域
1. 7月 石川県(舳倉島)7/18出発
2. 8月 岩手県(久慈市)あるいは石川県(輪島市)
3. 10月 熊本県あるいは三重県
4. 来春 福井県坂井市
※目標金額120万円のご支援により、上記4箇所の取材が可能となります。
※目標金額プラス 20〜30万円でもう1箇所の取材が可能となります。
・鳥取県・佐賀県・京都府(伊根町)・長崎県(対馬、壱岐)など。
☆古谷親子からの御礼メッセージ☆
ご支援下さった方皆様に、お礼の葉書をお送り致します。
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☆海女さんカレンダー2018☆
毎年制作している海女さんカレンダーをお届けします。
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☆地域ごとに製作する限定ミニ写真集(非売品) ×1
限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P × 今回訪れた地域の中から1つお選びください。
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☆限定ミニ写真集 × 今回訪れた全ての地域(2017〜2018)
限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P×今回訪れた全ての地域
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☆限定ミニ写真集(非売品)文庫サイズ64P × 全地域セット(2011〜2018)
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☆限定品!手作り感満載 !? の大判写真集
限定品・とにかく手作り感満載 !? の大判写真集をお届けします。
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☆A4サイズ 海女さんオリジナルプリント × 1点 サイン入り(額装なし)
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☆A4サイズ 海女さんオリジナルプリント × 3点 サイン入り(額装なし)
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☆A3サイズ 海女さんオリジナルプリント × 1点 サイン入り(額装なし)
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☆A3サイズ 海女さんオリジナルプリント × 3点 サイン入り(額装なし)
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☆A3サイズ 海女さんオリジナルプリント × 10点 サイン入り(額装なし)
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☆全国どこへでも講演に出かけます。
交通費・講演料など込みで、全国どこへでも講演に出かけます。
今回のクラウドファンディングでは、2018年秋に発刊予定の写真集のための、最後の取材を充実させるための資金の捻出を目的としております。
すでに今夏の取材は始まっており、海女や関係者の皆様のご協力によって充実した取材が続いております。
支援が十分に集まれば、この他に3カ所以上、さらに良い取材が安心して続けられ、写真集の内容もより充実したものになります。
万が一、今回の支援が十分に集まらなかった場合は、取材先を減らすことになります。
2018年秋の写真集も、今回同様にクラウドファンディングで資金を募りたいと考えております。その節は、どうぞよろしくお願いいたします。
「海女」は日本全国と韓国の済州島だけで確認されている世界に誇る文化です。
昨年、韓国・済州島の海女漁がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
日本では石川県の「能登の里山里海」が、世界農業遺産の認定を受けました。
また、三重県、石川県、福井県で県文化財に指定されており、今春、三重県鳥羽・志摩の海女漁の技術が、ようやく国の重要無形民俗文化財に指定されたばかりです。
日本全国に約2000人いる海女さんは18 県に点在していますが、高齢化が進むなどの理由で年々減少しております。
また、環境汚染や海水温の上昇など様々な理由による資源の枯渇問題とも相まって、取材を急がねばならない地域が多々あります。
私が接する事ができるのは、どんなにがんばっても各地に伝わる海女文化のほんの一端ですが、「その時」を「写真」に凝縮し、一つの世界をまとめあげたい。そう願い撮影を続けております。
しかしながら私の撮影フィールドは、潮の満ち引きや月の満ち欠け、透明度など海況に影響される自然と、海女さん達の都合、集落の行事等、自然と人の関係の中にあります。そのため、度重なる変更も当たり前にあります。
また観光でなく、漁業を中心に行っている海女さんたちにとっては、取材されることで直接的にプラスになることは何もありません。仕事(漁)の邪魔にならないように、自ら素潜りで撮影し、相手にストップを掛けずに行う必要があります。
信頼関係を得るために、時にシャッターを切らない時もあります。そのため、短期取材では難しく、長期滞在か再訪を繰り返す必要があります。現場入りしても、急きょ海に出られないということもあります。予定どうりのスケジュールで動かない(動けない)ことで、想定外の費用もかかってしまいます。
時に、3ヶ月の予定が、4ヶ月の滞在に及んだ時もありました。
子供を連れて(小学校に上がってからは、一時転校させて)、二人三脚で進めております。
みなさまにご支援いただくことで、取材費用の不安がなくなり、安定して充実した撮影を行なうことができます。
どうか厚いご支援を、よろしくお願い申し上げます。
1000 円
2000 円
3000 円
12000 円
15000 円
30000 円
40000 円
残り3枚
50000 円
50000 円
80000 円
200000 円
500000 円