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教科書を使わない小学校を見つめたドキュメンタリー映画プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
無いもの:「教科書」・チャイム・厳粛な式典・電子黒板……。沢山あるもの:「知りたい」自然な気持ち・何でも話せる楽しい空間・子どもたちが決める物事・遠い他者の痛みも感じる心……。教育への希望を開き伝えます。ご支援ください。
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「何よりも、子どもたちの自主性を大事にする」独自の教育哲学に基づいた和光小学校の教育を、一年にわたって記録したドキュメンタリー映画です。教育は大人の都合で決められるものではなく、子どものためにある——そんな当たり前のことが忘れられがちな今、この作品が「教育とは何か」を根本から考え直すきっかけになることを願っています。
無いもの:「教科書」・チャイム・厳粛な式典・電子黒板……。沢山あるもの:「知りたい」自然な気持ち・何でも話せる楽しい空間・子どもたちが決める物事・遠い他者の痛みも感じる心……。教育への希望を開き伝えます。ご支援ください。
子どもを心から信頼し、温かく伸び伸びと自由で……夢のような小学校を描いた、戦後最大のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」。黒柳徹子さんが描いた、あの「トモエ学園」を彷彿(ほうふつ)とさせる学校に一昨年、私たちは出会いました。東京・世田谷の私立和光小学校。和光大学の名は耳にしたことがありましたが、小学校もあるとは知りませんでした。いまは幼稚園から大学までありますが、実は最初は小学校から始まった、それも戦前の昭和初期とのこと……ということも初耳でした。
最初に私たちが耳にした特徴は、「教科書のない学校」。もちろん義務教育なので、支給される教科書は配布しますが、実際にはほとんど使うことがない——といいます。「どうして使わないんですか?」と先生の1人に聞いてみると、「なんで教科書を使うんでしょうか?」と逆に聞かれました。「目の前の子ども一人一人の個性も学習状況が違うのに、画一的な教科書で教えるのは無理がありますよね」。確かに……「教科書があるのが当たり前」と思い込まされていたことに気づき、学校を本格的に訪ねてみたくなりました。
授業をのぞいてみると、確かに教科書がありません。先生手作りのプリントが配られ、そこには前回の授業で子どもたちが話したり紙に書いたりした疑問や意見が、丁寧に記録されて、今回の授業で子どもたちが先に進む手がかりになっています。そのせいか、子どもたちの発言も活発なようにも思えます。でも、それ以外は至って「ふつう」の学校に見えました。
学校の特長について先生たちに聞いても、「そうねぇ……」と腕組みされてしまいます。先生たち、目の前の子どもたちのことに夢中で、学校を客観的に評価したり、ましてや外に向けて特長をPRするなんて、そんなヒマないみたい。道理で、和光小はあまり有名ではないのかな……と思う一方、「ここには何か素敵な秘密がある。社会で広く共有すべき貴重な秘密が」……そう感じ始めていた私たちは、カメラを持って学校に通い、探って行くことにしました。
まず気づいたのは、子どもたちが本当に!生き生きとしている!! 授業中に別のことをしていたり、席を離れて歩いたりする子もいますが、先生はいちいち怒ったり叱ったりしません。子ども同士で、自然に注意し合います。チャイムも鳴りません。時間になったら自分たちで着席し、まだ遊んでいる子に声をかけます。と言っても、強制されたり躾(しつけ)が徹底されている様子は微塵もありません。その自由闊達な空気は、いったいどこから生まれるのでしょうか?
また、「学校をつまらなくするもの」が、ほとんど無いのも新鮮でした。例えば、運動会の「行進」。その練習を意味もなく何日もさせられ怒られて、嫌な思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか?(ちなみに運動会そのものは、メチャクチャ盛り上がる「日本一熱い」ものでした) いろいろな「式典」も普通にありますが、どれも(あのつまらない、話す人自身のためにあるような……失礼!)「来賓の祝辞」はありません。
例えば、入学式を訪ねてみると、6年生と手を繋いで入場した新入生は、体育館のステージ上に設けられたひな壇に着席。在校生も先生方も来賓も保護者も、みな下のフロアの席です。「式の主役」新入生が会場が見渡せる特等席に座り、ステージ前のフロアで在校生が見せる、歓迎の演目を楽しむというわけです。会場には、新入生を歓迎する以外の余計な「飾り」も無く、式典と言えば「お決まり」のように付いて回る「厳粛さ」とは無縁。それだけに、新入生を温かく迎える気持ちが満ち満ちた、とても温かい式です。
入学式はわかりやすい例ですが、通っているうちに気がつきました。和光小が首尾一貫している点は、ただ1つ「子どもたちにとって本当に大切なことは何か?」を徹底して考えているということ。そして、それが教育にとって最も重要だということを、改めて認識しました。振り返って、いまの日本の教育を見ると疑問が次々と湧いてきます……「厳粛さ」とか形式とか色々な「大人の都合」が巧妙に押しつけられていないか? たかだか百年前に創り出されたり起源も怪しかったりするような“伝統”や権威がまかり通っていないか? 制度をいじれば上手くいくような幻想を抱いていないか? 決められた通りにやればいいという「思考停止」が忍び寄っていないか? もちろん、最初から「子どもを型にはめる」考え方をはじめ、金儲けや売名、経済活性化の道具に教育を利用する「さもしい」企てなど論外ですが、そういう動きも目立って増えてきているのが、いまの日本の現実です。
一方でいま、文部科学省が「2020教育改革」を始めています。人工知能(AI)の発達など高度情報化と産業構造の激変に対応して、これまでの「知識を詰め込む」教育ではなく、知識を活用できる「考える力をつける」教育へ……という内容。「明治以来、最大の教育改革」とも大仰に言われるものですが、和光小の授業を見続けてきた私たちにとっては、何のことはない、目の前で日々行われているのが、まさに「考える力をつける」教育です。慌てて始められたものではなく、既に長年にわたり研究と実践が地道に重ねられているため、しっかり練られた内容。国の旗振りや号令など関係なく、気づいたら「トップランナー」になっている学校です。
「要らないこと・もの」がさっぱりと無く、子どものためのことが「当たり前」にあることの大切さを、広く知ってもらいたい。「教育とは何だろう?」と根底から考える縁(よすが)とする映画をつくり、この社会の教育を少しでも良い方向に向けていく一助になれば……と私たちは考えました。でも和光小はパッと見た目には、とても「普通」の学校です。「普通と違う」子どもを主人公に据えて描くのは、人目を引く「よく使われる手」ですが、それは邪道と思いました……そこで私たちは、昨年4月から長期取材をすることで、見過ごされてしまうようなディテールを丹念に拾い続けました。いま、膨大な素材の中からキラキラした「原石」を見つけて、完成に向けて編集や仕上げの作業を進めていくところです。
ふだん私たちは主に放送番組を企画・制作していますが、この映画は、ドキュメンタリーの作り手として是非つくるべきと考え、自主制作映画として取り組んで参りました。企画・撮影の段階は、自前の時間と機材で頑張って参りましたが、これからの作業はどうしてもコストがかかります。誰もが関心を持つ「教育」をテーマにしたドキュメンタリー映画だからこそ、完成度を上げ、より多くの方々に観ていただけるものに仕上げて行きたいと考えています。みなさまのご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。
監督:増田 浩(ますだ・ひろし)
片や下らない形式主義や思考停止そして「オトナの都合」で窒息しそうな教育現場、片や教育を「喰い物」や「踏み台」にする魑魅魍魎(ちみもうりょう)がますます跋扈(ばっこ)する日本社会に、暗澹(あんたん)たる気持ちでいた中で、出会った和光小学校は、とても眩しく輝いていました。その一端でも共感していただければ幸いです。
監督:房 満満(ぼう・まんまん)
小学校から12年間、勉強しか許されない教育の中で育った私は和光小学校の子どもたちがとても羨ましかったです。自分の意見を表現し、他人の意見を聞き入れ、そして社会や世界に関心を持つ。そんな子どもたちの姿に胸が熱くなり、それが「当たり前」という和光小学校の空気に惹かれて撮影しました。
製作:矢島良彰(やじま・よしあき)
さまざまな場面で先生が「号令」や「指示」をするのではなく、子どもたちがその気になるまでじっと待つ、促すのは子ども同士。いま求められている「子どもの考える力を育てる」教育の姿がここにあると感じました。
【語り】高橋 惠子
【音楽】岩代 太郎
【監督・撮影】房 満満 増田 浩
【撮影】岡本 央
【編集】森崎 荘三
【音響効果】鈴木利之
【プロデューサー】矢島 良彰
【協力】和光小学校
【製作・配給】株式会社テムジン
【映画ホームページ】http://xn--v8jxcq2f151q1vam0mt0xyuukq6d.jp/#/
[2020年|日本|カラー|110分|16:9]©テムジン
11月より編集の仕上げを行い、12月に音響関係の仕上げを行って完成の運びです。
保護者の方々など主に校内関係者に観ていただく校内上映会を12月下旬に、ご支援くださった方々に観ていただく先行上映会を3月に開きます。先行上映会に際しては、遠方の方々には同日のみ鑑賞できるオンライン上映を行います。
その後は、全国各地で上映会を開いてくださる方々に、Blu-rayディスクを貸し出しするほか、全国各地の映画館での上映の途も探って参ります。ただ、完成後も多難な道程が予想され、このページをご覧いただいている皆さま方のご支援を、心よりお願い申し上げる次第です。
■監督からのお礼メッセージ
監督から心を込めたお礼メッセージをお送りいたします。
■先行上映会ご招待
3月中旬に開催いたします。遠方でお越し頂くのが難しい方には、同日のオンライン視聴権を進呈いたします。支援額によりご招待数が変わります。
■メール雑誌「製作現場から」
製作の進展状況や、映画には盛り込めなかった「撮影時のちょっといい話」などの情報を、随時お知らせします。
■和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)プレゼント
和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)をプレゼントいたします。私どもで確保・ご用意できた中から、ひとつお選びいただけます。
■映画の公式ホームページに、お名前を掲載させていただきます
当映画の公式ホームページに、お名前を掲載させていただきます(ニックネームや匿名もOKです)
■3年生国語の教材「ちいちゃんのかげおくり」絵本進呈
3年生国語の教材「ちいちゃんのかげおくり」絵本を進呈いたします。映画の中に(一部の文章のみ)登場します。
■映画のDVDまたはオンライン視聴権進呈
映画のDVDまたはオンライン視聴権、どちらかお選びいただけます。
■ 映画の公式ホームページに、お名前を掲載
映画の公式ホームページに、お名前を掲載させていただきます。支援額により表記が変わります。ニックネームや匿名もOKです
■映画の最後のクレジットにお名前を掲載
映画の最後のクレジットにお名前を掲載させていただきます。支援額により表記が変わります。ニックネームや匿名もOKです
■教育関係者向け作品「和光小学校の教育」または本映画の上映権進呈
作品は和光小学校の授業を、佐藤学・学習院大教授の解説で解き明かすもので、現場の先生方をはじめ教育に関心のある方にご覧いただける内容です。上映権は本映画のBlu-rayディスク(またはDVD)を、研究会などでご覧いただけるよう無料で1回お貸し出しするものです。
<リターン内容>
● 5000円ご支援くださった方(コレクター)
・監督からのお礼メッセージ
・先行上映会ご招待
・メール雑誌「製作現場から」
● 10000円ご支援くださった方(コレクター)
・監督からのお礼メッセージ
・先行上映会に、「2名様」をご招待いたします。
・メール雑誌「製作現場から」ご送付
・ 和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)プレゼント
・映画の公式ホームページに、お名前を掲載させていただきます
● 30000円ご支援くださった方(コレクター)
・監督からのお礼メッセージ
・メール雑誌「製作現場から」ご送付
・和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)プレゼント
・映画の公式ホームページに、お名前を掲載させていただきます
・先行上映会に、「4名様」をご招待いたします。
・3年生国語の教材「ちいちゃんのかげおくり」絵本進呈
・映画の最後の「クレジット」にお名前を掲載させていただきます(ニックネームや匿名もOKです)
● 50000円ご支援くださった方(コレクター)
・監督からのお礼メッセージ
・メール雑誌「製作現場から」ご送付
・和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)プレゼント
・3年生国語の教材「ちいちゃんのかげおくり」絵本進呈
・先行上映会に、「4名様」をご招待いたします。
・映画のDVDまたはオンライン視聴権進呈
・映画の公式ホームページに、【協賛】としてお名前を掲載
・映画の最後のクレジットに【協賛】としてお名前を掲載
●100000円ご支援くださった方(コレクター)
・監督からのお礼メッセージ
・メール雑誌「製作現場から」ご送付
・和光小のグッズ(Tシャツ、手ぬぐい等)プレゼント
・3年生国語の教材「ちいちゃんのかげおくり」絵本進呈
・先行上映会に、「4名様」をご招待いたします。
・映画の公式ホームページに【特別協賛】としてお名前を掲載
・ 映画最後のクレジットに【特別協賛】としてお名前を掲載
・教育関係者向け作品「和光小学校の教育」または本映画の上映権進呈
みなさまからいただくご支援は、映画に仕上げていくための制作費の一部に当てたいと考えています。詳しくは:
撮影経費: 300,000円
編集経費: 1,200,000円
音響・映像の仕上げ費: 1,200,000円
広告宣伝費: 300,000円
今回設定させていただいている目標金額に達しない場合においても、全国で上映会を息長く続けて製作費を回収することを志し、映画は完成させて公開いたします。
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円