「秋の種2019通信」 その6 港民館 ユン・ピルナム+キム・キョンファ
vol. 6 2019-11-13 0
こんにちは。ついにクラウドファンディング最終日11月13日が来てしまいました。
目標額を達成できて本当に嬉しいです。ありがとうございます。
「秋の種2019通信」はこれからも会期中、会期後も続けてまいります。
さて6回目の通信では「港民館」スペースと釜山アーティストについてお知らせします。
港民館??と、福岡のひとでも不思議に思ったことでしょう。
リノベーションミュージアム冷泉荘の3Fに、2019年夏オープンしたばかりのスペースです。
釜山と福岡のアーティスト交流プログラムをおこなっている「WATAGATA Arts Network」のディレクターであり、九州産業大学造形短期大学部の講師であるシム・ウヒョンさんが新しくつくりました。学生をはじめいろんなひとが集える場にという思いが込められています。
*ギャラリー港民館 (写真はスクリーンショット)
https://www.facebook.com/gallerykominkan/
*リノベーションミュージアム冷泉荘
http://www.reizensou.com
*WATAGATA Arts Network
https://watagatainfo.wordpress.com
このスペースでコラボレーションするアーティストが、釜山を拠点に活動するふたり、ユン・ピルナムさん(左)とキム・キョンファさん(右)です。
ユンさんとキムさんの経歴を再掲します。実はふたりとも、福岡で発表歴があります。ユンさんは2016年の釜山ビエンナーレ、キムさんは2018年の光州ビエンナーレに出品歴があり、作品をご覧になっていたというかたも実は多いのではないでしょうか。
ユン・ピルナム
YUN Pil Nam
1968年 韓国釜山出身
東亜大学芸術大学 繊維美術科卒業
東亜大学芸術大学大学院 応用美術科修士卒業
個展
8回
企画展
2018年 BUSAN RETURNS (F1963 韓国釜山)、2016年 釜山ビエンナーレ「Hybridizing Earth, Discussing Multitude」 (F1963 韓国釜山)、2016年 Net to Net ・キムキョンファ&ユンピルナム2人展 (テチョンギャラリー 韓国釜山)、2014年ムービングトリエンナーレ(釜山旅客ターミナル韓国釜山)、2013年「価値の再発見」展(金海クレイアーク 韓国金海)、2010釜山ビエンナーレオルタナティブスペース連携展示「本能の進化」(アートファクトリー多大浦)、2009年 「感覚の論理」展(釜山市立美術館、韓国釜山)、 2009年「blue Dot」アジア全(芸術の殿堂 韓国ソウル)、2008年 釜山市立美術館企画展 「Boogie-woogie」(慶星大学美術館 韓国釜山)、2007年 大邱青年ビエンナーレ(大邱文化芸術会館 韓国大邱)など
2016年 釜山ビエンナーレ出品作品(写真はキャプチャー画像)
http://blog.busanbiennale.org/sub01/03_view.php?no=297
ユンさん 2009年の作品
https://m.blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=fllfll2&logNo=221354670975&proxyReferer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F
キム・キョンファ
KIM Kyung Hwa
1969年 韓国晋州出身
慶星大学芸術大学美術学科(立体造形専攻)卒業
ソウル大学大学院 美術大学彫塑科 修士卒業
個展
2014年 所望セット(トタトガギャラリー 韓国釜山)以外5回
企画展
2018年 光州ビエンナーレ「想像された境界に」(ACC 韓国光州)、2018年 BUSAN RETURNS (F1963 韓国釜山)、 2017年 国際リサイクルアート展(生谷資源循環センター 韓国釜山)、 2016年 広島アートセンターAIR(広島 日本)、2016年 アート釜山「アートアクセント」(べクスコ 韓国釜山)、2016年 Net to Net ・キムキョンファ&ユンピルナム2人展 (テチョンギャラリー 韓国釜山)、2015年 智異山プロジェクト(ソンシムウォン 韓国山清)、2014年 第3回国際リサイクルアート展(釜山市役所 韓国釜山)、2013年 「鞆の浦 de ART」(福山鞆の浦 日本)、2012年 釜山・ハンブルク国際美術交流展(旧釜山鎮駅 韓国釜山)、2011年 WATAGATA ARTS FESTIVAL(冷泉荘ギャラリー 日本福岡)、2011年 九州アートゲート(博多駅 日本福岡)
光州ビエンナーレ アーカイブ2018年アーティストページ
https://gwangjubiennale.org/en/archive/past/90.do?...
KyungHwa Kim より(画像はキャプチャー)
2011年、アミュプラザ博多で牛島光太郎さんとコラボレーションしたアートワーク。
http://www.ushijimakoutarou.com/works/nanimookinaihanashi.html
(画像は牛島さんのサイトよりキャプチャー)
キムさんはいろんなシリーズの作品を数おおく作成しています。作風は多彩ですが、背景にかならず時代や社会を意識したコンセプトが敷かれています。
ユンさんとキムさんはこのように、それぞれで活躍するアーティストですが、ふたりでコラボレーションして作品を作ることもあります。
今回の告知に使用しているのは、2016年に「Net to Net」というタイトルでおこなわれたコラボレーション展の画像です。病院を思わせる空間に布を使った展示になっています。
子ども向きのアート的な空間デザインなども最近おこなったと聞いています。個人での活動とはちがう伸びやかさがあるようです。さて、今回、冷泉荘のギャラリーでどんな作品が展開されるのか。もう、まもなく設営が始まります。
ご期待ください。
*「秋の種2019」アーティストとキュレーターのプロフィールまとめhttps://docs.google.com/document/d/11i7ENtJ8e2_B-S4z6C0ctqd_XTmkemHoocfnrbm80go/edit?usp=sharing