アーティスト✕キュレーター
オムニバス形式で3つの美術展「秋の種2019：花の歌が聴こえる時代に」

「秋の種2019」へ関心をもっていただき、ありがとうございます。Motion Gallery ページではアップデート機能があるので、企画の進捗状況を「秋の種2019通信」としてお伝えしていこうと思います。
第1回はキュレーターのひとり、原田真紀さんです。
2019/10/24付

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

konya-gallery「七搦綾乃展　やまぬ潜熱を食んで」を担当しているキュレーターの原田です。

先月はじめに彫刻家の七搦さんと会場の下見をしたときの様子を少しご紹介します。
会場となる紺屋2023は昭和40年竣工のビルで、2階の一部をギャラリーとしてリノベーションしています。
「以前展示したBankART（横浜）の雰囲気に似ていますね」と七搦さん。
空間の広さや壁の強度、照明の種類や搬入・展示の方法などを確認しました。
写真の通り、七搦さんは子育て真っ最中。この日、一緒に来てくれたお子さんを抱っこしようとしたら、思いっきり泣かれてしまいました…。
本番の搬入展示の際までには、仲良く遊んでもらえるよう方策を練らねばです。 　
現在展覧会に向け、制作の日々とのこと。近年、全国各地の美術館やギャラリー展示が続く、作家の最新作もどうぞご期待ください。

原田真紀