こぼれ話
vol. 2 2024-06-07 0
今回、字幕制作にあたっては現地制作会社(=監督)から英語字幕をいただいていたのだけど、やっぱりヒンディー語がわかる方に!ということで福永さんにお願いしました。
というのも、インドでは普段からちょっとちゃんぽんで話す人が多く、この映画も日常譚だけあって英語とヒンディー語が入り乱れています。
ただ、当然と言えば当然ですが、インド料理の名前などはヒンディー語。
比較的序盤のとあるシーン。英語の字幕では"Carrot pudding"とされている料理(甘味)が出てきます(↓)。でも、「人参プリン」には見えない。福永さんの訳で知ったのですが、これはハルワーという甘味。ただ、ハルワーは地域によってもっとプリン状の物もあるために、英語字幕では"pudding"になっていたのかも。
この映画の配給が決まって少し経った頃、インド人の友人とナイルレストラン(東銀座)に行って、ハルワーを初めて食べました。甘くて素朴で良いお味。みなさんも機会があったら是非食べてみて下さい。(映画から脱線してすみません)