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ドキュメンタリー映画『アガタカメラ~佐藤敬子先生を探して〜』をクラウドファンディングで実現!
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京都市で映画製作・宣伝・配給と本の編集・出版を行っています。
歌手あがた森魚は、今年デビュー45周年を迎えました。現在、あがた森魚の総決算ドキュメンタリー映画『アガタカメラ〜佐藤敬子先生を探して〜』を制作中です。あがた森魚にとことん迫ります。ご期待ください!
1971年、中津川フォークジャンボリーに大正ロマンのテイストを引っさげて登場したあがた森魚の音楽性は、日本人のDNAにある郷愁を呼び起こし、さらにそれを広い視点で見つめ、時代を包み込むような包容力がありました。その誰も聴いたことのない「懐かしくて新しい音楽」により、あがた森魚は1972年4月に「赤色エレジー」で鮮烈なデビューを飾りました。
例えば滝廉太郎は、それまではユニゾンであった邦楽の世界に、今日から見るとつたない手つきではあったものの、ハーモニーをもたらせた革新的な作曲家でした。さらに山田耕筰、中山晋平などの、明治期・大正期の新しい音楽が創出されました。あがたの音楽もまた、いわば唱歌をいきなりポップスに変えてしまうという、魔術のような驚きがありました。あがたの「赤色エレジー」は、既存の邦楽や歌謡曲やPOPSなどの垣根すら超越して、大きな衝動として深く届き、日本全国津々浦々に知れ渡りました。
「懐かしいのにニューウェーブ」であるあがた森魚の世界は、心もとないようで温かく、内に秘めているようで宇宙的であり、哀愁いっぱいなのにポジティブに満ちています。また近代の工業製品のようにメカニカルでありながら、水分をたたえた果物のように柔らかい愛情も秘めています。聴いた者の感性を鷲掴みにするような挑発的なあがたの歌と音楽は、同時に母親の胎内にいるかのごとき安堵感をも与えてくれます。
このように数々の要素が拮抗してスリリングでありながら、切々と哀しみを歌うように聴こえるその歌声は、時として微笑みかけてくるようにさえ感じます。
あがた森魚は歌い手として、ソングライターとして、今年デビュー45年を迎えました。2011年からは、2020年までの「2010年代シリーズ」としてリアルタイムを見続け、歌い続けるという、時代の定点観察としてのアルバムを連作し続けています。一方では映画監督や映画・ドラマ出演、CM出演など俳優として、またエッセイストとしても活躍するマルチタレントあがた森魚。その興味の方向性は多岐に渡り、ボブ・ディランを兄と捉える音楽はもちろん、稲垣足穂やジャン・コクトー、ジュール・ベルヌ、カレル・チャペックといった幻想文学やSF小説、吉永小百合や片岡千恵蔵の頃の古い日本映画、または、アラン・レネ監督作品のフランス映画などなど。あがたの興味はそういった文化的なもののみならず、小樽での小学校時代の忘れ得ぬ恩師、佐藤敬子先生や、日本各地の街、人、そこでの暮らしなどもこよなく愛し、デビューからずっと放浪しながら、一期一会を大切にツアーを行っています。一見バラバラなあがた森魚の興味や活動、日常を一つ一つ解明していくと、この楽曲も、あの音楽も…。点と点が線となり、あがた森魚の魅力が一層見えてくるはずです。本作品を通じて、あがた森魚を知らない若い世代にも、あがた森魚の魅力をぜひ知ってもらいたいと思います。
あがた森魚は2007年より、あがた自身と周囲の人間が、毎日、記録映像のカメラを回し続けています。その内容は、あがた森魚が誰かと話していたり、一人でつぶやいていたり、繰り返し訪ねた街の様子や、出会った人々、著名人とのやり取りや、アルバム録音の様子や全国でのライヴの様子などです。本作品『アガタカメラ〜佐藤敬子先生を探して〜』の題名の由来はここから来ています。あがた森魚の日常は、普通の人からすればちょっぴり非日常。あの日、あのときのあがたは、どんなことを記録しようとしていたのかを、ふんだんな記録映像を使ってお見せします。旅の先にはいつも、あがたが幼年期を過ごした北海道、特に小樽の街があります。1歳から8歳までを過ごした小樽の街は、戦前、戦中、戦後を通じて近代が負わされた様々な栄光と試行錯誤の歴史があります。それはそのまま日本の近代が経た栄光と試行錯誤の反映です。「近代への憧憬と愛着」を第一義とするあがたにとって、小樽に象徴される日本の街々を歩きながら、どんなことを映像に記録しようとしていたのでしょうか。あがた森魚デビュー45年目の旅。ギター1本弾き語りの旅の先に見えて来るものは?
あがた森魚はライヴの時に、その小学校時代の担任であり、多くを学んだ佐藤敬子先生のことを語ります。若くて聡明で、情熱的で美しかった佐藤敬子先生。戦争が終わり、平等に幸福を分かち合える時代が来て、この子らに未来を託そうと情熱を燃やした佐藤敬子先生。ディズニー映画『海底二万哩』を見に行かされ、孤独な海底潜水艦ノーチラス号のネモ船長を知ったこと。コッペパンと脱脂粉乳時代に、ヤギのミルクを給食に出されて、無理やり飲まされそうになって、先生の手を噛んだこと…。
佐藤敬子先生が病に倒れ、教職を降りられてからも、あがたは先生の回復を祈り、先生が教え子たちに託そうとした夢や情熱について、もう一度先生の目を見て、先生の口から、その理想のその後の行方を聞きたかったのです。しかし、消息を失ったまま、2010年10月に、佐藤敬子先生は亡くなられました。北海道の小樽の、近代史を知る大事な生き証人であもある師を失いました。その佐藤敬子先生と学んだ小樽市立入船小学校も、来春の卒業式をもって廃校となります。それに先立つ今年の11月25日に閉校式が行われます。あがたの果てない、長い、歌う旅路の、ささやかな一つの終点が、北海道小樽で待っています。1972年のデビューからの波乱にあふれる旅の集約が、そこに聴けるのでしょうか?
応援してくださった皆様には、いち早く映画視聴権をお届けし、映画にお名前をクレジットのほか、オリジナルポスター、スペシャルセレクションライヴCD、DVDなどのほかに、体験型特典としまして、ライヴへのご招待、あがた森魚と楽しくお食事をしながら直接お話ししていただく場を設けたり、ディレクターを務めている、函館港イルミナシオン映画際へのご招待などをご用意しております。
(ご注意:体験型特典は都合により内容を変更する場合、実施時期がずれる場合があります)
■お礼のメール
感謝を込めて、お礼のメールをお送りいたします。
■完成映画視聴権
完成した映画をオンラインで試聴する権利をプレゼント。
■オリジナルポスター
当作品オリジナルポスターをプレゼント。
■映画にお名前をクレジット
映画のエンドロールにお名前をクレジットさせていただきます。
■スペシャルセレクション ライヴCD(新たなライヴ音源から特別編集。他からは入手困難な貴重盤)
新たなライヴ音源からの特別編集ライヴCDをプレゼント。
他からは入手困難なレア音源ですので、この機会にお手元に。
■スペシャルセレクション ライヴDVD(撮影素材から特別編集。コレクター限定)
今回のクラウドファンディングだけの、撮影素材からの特別編集ライヴDVDです。
当コレクター限定ですので、さらに貴重なDVDになります。
■あがた森魚ライヴにご招待(特等席をご用意)
あがた森魚のライヴにご招待します。(都内予定・スケジュールはコレクターの方とご相談させていただきます)特等席をご用意しますので、お楽しみください。
■あがた森魚とお食事会(こだわりのレストランで楽しい会話を交えて)
12月にあがた森魚とのお食事会にご招待します。
都内のこだわりのレストランで楽しい会話をお楽しみください。
※飲食代込みとなります
■あがた森魚がディレクターを務める「函館港イルミナシオン映画祭」ご招待(函館で素敵な3日間の映画体験)
12月に開催される、あがた森魚がディレクターを務める「函館港イルミナシオン映画祭」に3日間ご招待します。
交通費・宿泊費は自己負担となります。
http://hakodate-illumina.com/
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。『アガタカメラ〜佐藤敬子先生を探して〜』共同プロデューサーの田村由美です。この作品は京都と東京、両都市を活動拠点としています。
映画製作にお金がかかるのは皆様ご存知と思います。何十億もかけて何十億を回収する、そんな大規模な作品はたくさんあります。宣伝費も多ければ多いほどメディアに露出して注目され、観客も集まります。しかし、良い題材を見つけて共感してくれた仲間でよし作ろう!と意気込んでも、多くのスタッフや制作費が必要な映画では、たとえ我々のような小さな規模のものであっても、人件費、交通費、食費、ホームページ制作費、ポスター、チラシなどの印刷物制作費などが必要なことは、大きな映画とそれほど変わりはありません。
今回、あがた森魚さんという日本の音楽界で素晴らしい実績を残してこられた方の、ドキュメンタリー映画を制作することになりました。45年ものあがたさんの偉大な業績を映画にするということは我々にとってとても名誉なことであり、やり甲斐のある仕事と思います。しかしながら、あがたさんの思いでもある、手作りによる音楽と映画の楽しさをマッチさせ、それを多くの人に楽しんでもらえるドキュメンタリー映画を作るためには、大金は必要なくてもそれなりの経費が必要です。撮影日数を増やして素材を多く撮るとか、上映時間を長くして見ごたえあるものにするには、少しでも多くの制作費が必要です。皆様のお力をいただいてもなお、もし未達成でも映画作りはすでに始まっていますし、完成を目指します。特典も実行します。どうかドキュメンタリー映画『アガタカメラ〜佐藤敬子先生を探して〜』を、より良い作品にするため、皆様のお力をお貸しください。撮影と録音、編集の辻豊史さんは、変わらぬ歌声を「アナタ」に届けるあがたさんに同行し、各地で撮影を続けています。函館港イルミナシオン映画祭ディレクターのあがたさんと長いお付き合いがあり、同映画祭実行委員で本作の監督・プロデューサー西田宣善さんの強い協力も得て、才能あるスタッフも集いつつあります。
映像確認中のあがたさんと向かいが監督・プロデューサーの西田さん、後ろ右、撮影・録音・編集の辻さん、左、撮影・福山さんです。
今までとこれからの撮影スケジュールです。
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