小劇場エイド基金
vol. 10 2020-05-13 0
こんにちは、熊谷です。
今日は、自分たちとは別のクラウドファンディングのお話をしたいと思います。
別と言っても、自分たちと無関係でない、運命共同体のようなプロジェクトです。
先日、小劇場エイド基金というクラウドファンディングがスタートしました。
小劇場全体の支援を目的とした大規模プロジェクトで、支援金は支援先の小劇場に分配されるそうです。
この度アガリスクエンターテイメントの『かげきはたちのいるところ』は2020年4~5月に新宿のサンモールスタジオで上演を予定しておりました。
小劇場エイド基金はそのサンモールスタジオの代表、佐山泰三さんが発起人の一人となっているプロジェクトです。
アガリスクとサンモールスタジオ
アガリスクでは過去に4度、サンモールスタジオで公演を行っています。
最初が『時をかける稽古場』。
時をかける稽古場(2014年6月 劇場での稽古風景)
次が『紅白旗合戦』。
この作品で2015年度サンモールスタジオ選定賞の最優秀団体賞を受賞しています。
紅白旗合戦(2015年3月 撮影:石澤知絵子)
3回目は『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』
七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字(2016年8~9月 撮影:石澤知絵子)
4度目は『卒業式、実行』の初演。
卒業式、実行(2018年2月 撮影:石澤知絵子)
そしてこの度、5回目が『かげきはたちのいるところ』の予定でした。
かげきはたちのいるところ チラシ(宣伝美術:津和野諒 撮影:石澤知絵子)
佐山さん、そしてサンモールスタジオには2014年からずっとお世話になっています。
作品を観ていただくたびにありがたい言葉をかけていただきました。
さらにこの度の延期において、劇場費のほとんどを免除していただきました。
サンモールスタジオがアガリスクをはじめとした劇団を救ってくれたように、
わたし達も少しでも応援出来たら、と思います。
サンモールスタジオでまた公演を打ちたい、そのためにも小劇場エイド基金のムーブメントがより一層活性化することを願っております。
支援先の劇場にはほかにもアガリスクがかつてお世話になった、
- シアター・ミラクル(ナイゲン、新宿コントレックスなどアガリスク最多使用劇場)
- シアター風姿花伝(黄金のコメディフェスティバル2014・2015出場。2015グランプリ獲得)
- シアターKASSAI(しむじゃっくPresents『わが家の最終的解決』上演)
- ナンジャーレ(全国コントレックスツアー、名古屋コントレックスの会場)
をはじめ、沢山の劇場があります。
すでにたくさんの支援をされているようで、とても励まされる思いです。
ぜひチェックしてみてください!
インタビュー掲載!
さて、その小劇場エイド基金のアップデートにて、今日から3日間、
アガリスクエンターテイメント主宰の冨坂友のインタビューが掲載されます。
Vol.13 『12人の優しい日本人を読む会』の裏側は、どんな感じだったんですか?|小劇場エイド基金
ZOOMを使ってのリモートインタビューで、全3回に渡る企画です、うれしいですね。
第一回目はゴールデンウィークの日本を感動で震撼させた「12人の優しい日本人を読む会」について話しています。
ぜひご覧ください。
冨坂 友 (アガリスクエンターテイメント主宰/脚本/演出) 1985年5月13日生まれ 千葉県出身小さいころから見ていた国府台高校文化祭のクラス演劇で演劇に出会い、高校卒業後にはオリジナルのシチュエーションコメディを創作するためにアガリスクエンターテイメントを旗揚げする。 ワンシチュエーションでの群像劇のコメディを得意とし、緻密な伏線回収による笑いと、俳優の魅力を最大限引き出す宛て書きに定評がある。 国府台高校の精神を舞台にして伝えることと、シチュエーションコメディをアップデートすることをライフワークに活動中。 |
そういえば今日は冨坂さんの誕生日なんですが、インタビューの記事が今日から始まるのは偶然なんでしょうか…(笑)
誕生日おめでとうございます。
明日は『かげきはたちのいるところ』の「最高に楽しい延期とは?」というテーマです。
お楽しみに。
*
さて、この『かげきはたちのいるところ』のクラウドファンディングも残り17日となりました。
本当にたくさんのご支援に感謝するばかりです。
ストレッチゴールに「208万円達成で関西公演実施」を掲げました。
応援よろしくお願いいたします!
来年の春には東京も大阪も京都もそのほか全国の劇場が普通に、
「普通に」って言っても元通りにはならないかもしれないけど、
演劇をできる環境が整いますように。
笑顔でまたお客様をお迎えしたいですね。
それでは今日はこのへんで。
最後までありがとうございました。
熊谷有芳でした。