ユカクロアップデイト #54
vol. 54 2015-05-08 0
皆さま、こんばんは。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
ユカクロアップデイトでは今日から3回にわたって、Yuka & Chronoship初の海外ステージとなりました”Prog'Sud 2013”(プログ・シッド2013)についてご紹介いたします。
<Prog'Sudとは>
フランスのマルセイユ近郊のライブハウス“JusRod”で毎年春に開催されているヨーロッパ有数のプログレッシヴ・ロック・フェスティバル。2000年の第1回以降、今年で16回目を迎える。
これまでもフランス国内でも人気の高いエクラ(eclat)、ラズリ(LAZULI)など、多くのプログレ・バンドが出演している。
http://progsudfestival.nuxit.net/fr_groupes.html
Yuka & Chronoshipは2013年5月9日、フランスのマルセイユで行われたプログレフェス“Prog’Sud 2013”に出演いたしました。Yuka & Chronoshipにとって海外初となるステージでは「日本のプログレを本場・ヨーロッパの人々に聴いてもらいたい」という熱い想いとともに、もう一つの大きな目的がありました。
それは2011年3月11日の東日本大震災の発生直後、フランスの救援隊がすぐに支援に駆けつけてくれたことに対する心からの謝意を伝えたいというものでした。
Yuka & Chronoshipのヴォーカル&キーボードを務めるYukaこと船越由佳は、岩手県遠野市出身で、自身も先の大震災で親戚や多くの友人を亡くしました。
“Prog’Sud”のステージで、Yukaはオープニング曲“DINOSAURS”の演奏後、『日本から来たYuka & Chronoshipです』とフランス語であいさつをしました。その後、通訳を介してフランスの支援に対する心からの感謝の気持ちとともに、あふれる想いをフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』の演奏にのせて届けました。
フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』~1stアルバムより“Chronoship”
予想だにしないフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』の演奏に、当日、会場に詰めかけた満員のオーディエンスは驚きと感動の渦に包まれたことは言うまでもありません。その場で立ち上がり、彼らの演奏に合わせて国歌を斉唱する多くの人々。オーディエンスの誰もがすでに、Yuka & Chronoshipの音楽と彼らの誠実な人柄に心を奪われていた、そう感じずにはいられませんでした。・・・To be continued