【クラファン残りあと10時間】
vol. 27 2018-11-14 0
ネパールコーヒーのクラファンを立ち上げてから61日目。
とうとう今日が最終日♪
そして残り10時間を切りました。
おかげさまで当初の目標額110万円は達成できました。
応援、ご支援、ご協力、ご予約いただき本当にありがとうございます。
そして、現在は、第二のゴールとして、ギフトやオフィスでも使えて、アウトドアでもドリップコーヒーをお手軽にできるドリップバッグの商品化にむけて、180万円という目標に向かって今もチャレンジ中です。
実は「お手軽」はすべてにおいて良いものだとは思っていません。
一杯を手軽に楽しめる分、器具を使って淹れるよりもゴミが多くなります。環境に負荷がかかってしまってます。
そして、一手間かけてコーヒーのいただく時間は何より豊かな時間。
ドリップするときのいい香り。
あー、早よ飲みたいというワクワク感。
美味しく淹れるために集中してコーヒーに向き合う時間。
コーヒー豆を手回しのミルで粉にしている時間はまるで、書道で墨をすっているときのようです。
コーヒー道?!
そして産地のネパールを思い出す時間。
次のアウトドアコーヒーのことを計画する時間。
そんなオイシイ要素を端折って、便利にしたのが、ある意味ドリップバッグ。
だから、とっても迷いました。
このコーヒーのコンセプトに違うのではないかと。
でも、決断しました。
コーヒーの楽しみ方は人それぞれ。
淹れ方や好み、価値観も人それぞれ。
自分がいいな、と思っことは伝える努力はすれど、押し付けない。
まずは楽しまないと。
ゴミ(特にプラごみ)が多くなることは最後まで悩みました。
より多くの人に試していただきやすいやり方は、より多くのゴミを出す。
でもそのかわり、このコーヒーが多くの人の笑顔をつくるきっかけになるかもしれない。
そして多くの人がこのコーヒーを楽しんでいただくことでネパールの農園で働く人たちの雇用に貢献できるし、多様性のある森を育む森林農法がもっと世界にひろがるきっかけになるかもしれない。
微力は無力ではない。
手軽に飲めるものを作って欲しいというご要望もいただいています。
だからやろうと決めました。
柔軟に進んで行こうと思います。
やりながら、より負荷の少ないやり方を模索して、変化していこうと思います。
ぼくらは、零細もド零細。産声をあげたばかりの小さなプロジェクトです。
やれることも限られていますが、そのかわり、どんどん変化ができます。
よりよいやり方、ご存知の方いらしたら、ぜひ教えてほしいなあと思っています。
なので、やりながら、どんどんよい方向に変えていきます。
スローライフは決して文字通りスローじゃない。
田舎暮らしや手仕事はやることいっぱい。
逆に便利じゃない分忙しいです。
でもその忙しさの質が違う。
手応えのある忙しさです。
生きてる実感のある忙しさです。
ぼくらも人力でやることがいっぱいあって忙しくています。
手探りのことだらけですが、楽しい。
もちろんたいへんなこともたくさんありますが、生きるチカラが湧いてきます。
いいか悪いかの2択ではなくって、手探りしながら進んで、よりよい方向に変化していこうと考えています。
ということで、長々と綴ってしまいました。
みなさん、残りあと少し、おつきあいよろしくお願いいたします。
YAMANOVAコーヒーチーム一同