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沖縄「本土」復帰50年。ドキュメンタリー映画「Buridii 50」の制作をクラウドファンディングで実現!
2022年・沖縄「本土」復帰50年。多様な立場の方へのインタビューを通して、青い空と美しい海の楽園という型どおりなイメージの裏側に隠される、島々の本音/実像を記録するドキュメンタリー映画。その制作資金を募ります。
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ジャーナリスト/ラッパー 大袈裟太郎として知られているが、本名は猪股東吾。 2016年、沖縄の基地反対運動と出会い、沖縄に移住。独立メディアとして活動を開始。 沖縄の高江、辺野古をはじめ石垣、宮古、与那国、香港、台湾、韓国、米国など、現場からの情報にこだわり、マスメディアが届けられない情報を公共のために提供する。 フェイクニュースに抗うことをテーマとしている。 専門は人権と植民地主義とHIPHOP。 https://linktr.ee/togoinomata
2022年・沖縄「本土」復帰50年。多様な立場の方へのインタビューを通して、青い空と美しい海の楽園という型どおりなイメージの裏側に隠される、島々の本音/実像を記録するドキュメンタリー映画。その制作資金を募ります。
※制作資金の440万円を達成しましたが、
海外版制作資金の530万円をネクストゴールとして目指しています。
目次
・はじめに
・映画Buridii 50について
・制作の背景
・この映画がめざすもの
・応援メッセージ
・制作資金の使い道
・今後のスケジュール
・リターンについて
・監督プロフィール
・最後に
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はじめに
こんにちは。本プロジェクトの企画・ドキュメンタリー映画「Buridii 50」の監督をします、猪股東吾(大袈裟太郎)です。2つの名前は、私の本名と、ラッパー・ジャーナリストとしての活動名で、私のことを知っている多くの方は「大袈裟太郎」の名で覚えてくださっていると思います。
沖縄戦経験者へのインタビューなど、人間の命や尊厳に関わる題材に大袈裟太郎というコミカルな名前がふさわしくないと考え、この度は本名の猪股東吾として制作・監督をいたします。
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東京から沖縄に渡って7年、また香港や米国でも現場最前線の情報を発信してきた私ですが、今回、沖縄の「本土」復帰50年をテーマにするにあたって、短期的に流されて消費されてしまうSNSという媒体に疑問を感じ、ドキュメンタリー映画という表現手段への挑戦を選びました。
今現在の沖縄の空気や人々の言葉をひとつの作品として、後世に残していく必要があると考えています。
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映画Buridii 50について
概要___________
このドキュメンタリー映画は、2016年、高江のヘリパッド問題を機に沖縄北部に移住し、ジャーナリストとして活動してきた私、猪股東吾の7年間の個人的な体験を軸に制作していきます。
2022年5月、沖縄は「本土」復帰50年を迎えました。しかし、首相をはじめ政府要人を招いた式典が催されるなか、祝いというムードとは程遠い空気がこの島々にはありました。
それはなぜか。
その背景には、沖縄が「本土」復帰50年を迎えた今も、基地問題や貧困、経済的格差など、「本土」の側から押し付けられた 多くの理不尽がいまだに解消されていない事実があり、根深い軋轢や搾取が横たわる現実があるからだと考えています。
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青い海、青い空の楽園というステレオタイプなイメージの裏側に隠されたものたち。 島々の本音/実像を、多様な立場の沖縄の人と本土の人(ウチナーンチュとヤマトンチュ)へのインタビューを通して、記録していきます。
それはこの50年、もしくは更に遡った400年前の琉球侵攻に始まる、沖縄と「本土」の植民地的な関係性や、差別とも指摘される 歪んだ関係性を可視化し、多角的に問い直す試みでもあります。
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タイトルについて_________
タイトル候補のBuridii (ブリディ)とは、沖縄の言葉で 「群れの手」という意味です。多様な人々の手が重なり、沖縄が沖縄としての共同体を成してきたように、多様な人々の群像、言葉を折り重ねて、ひとつの時代の像を描きたいと考えています。
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ティザー_________
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制作の背景
2016年。東京浅草にて人力車夫とラッパーをしていた私は、SNSに流れてきたある映像を見て衝撃を受けました。市民が機動隊に拳で殴られている映像。1人に対し時に10人以上が取り囲み、身体を押さえつけ、強制的に排除する様子が映し出されていました。 「これは、本当に日本で起きていることなのか?」到底、信じられませんでした。
何が起きているのか?
なぜ起きているのか?
あまりにも現実離れした光景は、私を沖縄へ向かわせました。そして目の当たりにしたのは 切実な市民の願いと、国家による暴力が激しく交錯する現状でした。そこに座り込んでいたのは、穏やかに暮らしたいという、人間としてあたりまえの生活を望むだけの、心やさしき人々でした。
そして座り込みに参加するなかで、衝撃は次第に葛藤に変わっていきました。 それは自分が当事者であることに気づいたからです。
沖縄県民の民意を無視し、基地建設を強行しているのは、私たち「本土」の人間たちが無関心により作った現在の選挙結果であり、歴史的な構造なのだということを自覚したのです。沖縄の基地問題ではなく、これは日本の基地問題であり、当事者は日本の有権者全員だったのです。
さらに、私に衝撃を与えたことは、沖縄で実際に目の前で起きていることと、東京に伝わる情報の乖離でした。あまりにも届いていない。座り込みをしている人は日当をもらっているとか、中国のスパイとして雇われているとか…。私が東京で得ていた情報は、根も歯もないネットの中の不確かな情報だったのだと、少しでも信じていた自分自身に罪悪感や痛みを覚えました。
その時、ここで起きていることを、ありのまま「本土」に伝えなければならない、そうして「本土」側の意識をアップデートしなければならない、マスメディアがやらないならば素人の私がやるしかないと感じ、ネットでの発信を始めました。 私がフェイクニュースと闘うことを決めた原点でもあります。
それは無関心な本土の人間のひとりであった自分の責任への贖罪でした。このままでは帰れない。そう思いました。政府が「沖縄に寄り添う」と言いながら真逆のことをするならば、少なくとも私ひとりでも「沖縄に寄り添う」と決めました。そして当初10日間だった高江への滞在予定は、延長を繰り返した結果、そのまま移住となり2023年現在で、7年になりました。今も沖縄名護に暮らしながら発信を続けています。
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あれから7年、その後も、オスプレイや米軍機の墜落。米軍による騒音や犯罪、水質汚染、辺野古への土砂投入。選挙への国家ぐるみ圧力、SNS上でのデマや流言、島嶼部への自衛隊配備強行など、この島々を取り巻く理不尽や人権侵害は、とめどなく繰り返されています。私はできる限り現場で取材し、見つめてきました。島々の人々と交流を深める中で、そのひとつひとつの事案に充分な報道や検証が行われない現実を痛感してきました。
そして2022年5月。
沖縄が「本土」復帰50年をまもなく迎える頃。苛烈なストレスやネット上の誹謗中傷で心のバランスを崩し、適応障害になった私は、沖縄島の最北端、辺戸岬にある「祖国復帰闘争碑」の碑文と出会いました。
本土復帰を祝う文章だろうと読み進めると、「しかし」という逆説の接続詞が入り、「県民の平和への願いは叶えられず 日米国家権力の恣意のまま軍事強化に逆用された」と問題提起が始まります。 この碑が復帰から4年後の1976年に建立されたことにも驚きました。約50年前、日本への復帰を待ち侘びた人々は、たった4年でそれが欺瞞に満ちたものであることに気づき、警鐘を鳴らすことを選んだのです。そしてこの感覚は
50年後の現在も払拭されてないのではないか?
もしくはどう変化したのか?
それを検証したいと考えたのが今回の企画の原点です。
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この映画が目指すもの
2022年、県知事選に勝利しカチャーシーを舞う玉城デニー知事
復帰50年ついては、沖縄県内にも様々な感情があり簡単には割り切れないものです。
しかし、その割り切れなさ、曖昧さの本質には何があるのか。そして沖縄と「本土」の間で何が共有され、何が見落とされているのか。
そういう ズレや溝の部分を掘り下げることから、新しく現実的な「認識」が生まれると考えています。
ズレや溝を無いものとして表面的に融和するのではなく、
ズレや溝を正確に見つめ、そこに橋を架ける。
そういう本質的な作品にしていくつもりです。 ウチナーンチュ/ヤマトンチュ、反対/賛成などの単純な二項対対立の向こう側にある世界を描いていきたいのです。
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わかっていないということを
わかることから始まる関係性を________
映画Buridii50では、沖縄にまつわる様々な社会問題や疑問の声に焦点を当てるために、
独自のアンケート調査を実施します。沖縄県内外を問わず、広く多くの声を集めようと思います。こちらの結果はドキュメンタリーに反映させていく予定です。
あなたも
「群れの手」のひとりとしてぜひ、その声と心を寄せてください。
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応援メッセージ
私たちが今突きつけられなければならない沖縄の現実がある。
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沖縄出身ではないジャーナリストが沖縄を取材することは過酷だと思う。絶えず、沖縄を差別してきた側として、その責任と向き合わずにはいられないから。うちなーんちゅといくら打ち解けても、許されたと思えるときは来ないだろう。大袈裟さんの魅力は、現場にいる才能だと思う。悪意の塊のような周到なデマが拡散されて、何万人もの人がいいねを押す。赤瓦の建物のある港に、黒い大きな船が接岸する様子は、ほとんど報道されない。身がすくむようなその場所に、立ち続ける大袈裟さんを応援したい。
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気候危機の問題のことを考え続けていくと、どうしたって原因の多くが社会の不公正によるものだと実感する。この資本主義社会における持続可能でない経済成長は人々の分断を煽り、自然を壊し、息づいてきた文化を衰退させ、最終的に気候危機という形で人類の存続までをも脅かしている。そして、まさにこの不公正が沖縄で縮図的に起こっているのではないだろうか。以前に大袈裟太郎さんとまわった沖縄でも、掘削され消えていった山々、土砂で窒息する珊瑚礁、休む時間もなく抗議活動を続けるご高齢たち、基地建設により分断された住民たちの心…たくさんの『ゆるせない』に出会った。私たちはこの不公正を"沖縄の問題"と自分たちのことと切り離してはないだろうか?これは"私たちの問題"なのに。触れればわかる、ただ知らないだけ。この映画は必ず『知る』きっかけを与えてくれる。そして大袈裟さんなら(彼自身がそうであるように)エモーショナルだけど優しい作品を届けてくれると思っている。応援しています!
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沖縄で生まれ育っていない猪股さんならではの視点を持ち徹底した現場主義で紡がれる彼の文章や写真には、ハッと気づかされることばかりです。日本に復帰して50年をふりかえり、これまでとこれからをどう描いて未来に繋げるのかすごく見たいけど少し怖いそんな気持ちで、応援しています!
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私は普段、気候変動対策を求めて活動をしています。その中で気づいたことは、気候正義を実現するためにまず必要なのは「新たなサスティナブルな取り組み」ではないこと。それよりも、自分の加害性や過去の損害に向き合い、いかにマイナス分の溝を埋められるかだと思うようになりました。沖縄と「本土」とのズレや溝に橋をかけることをめざすこのドキュメンタリーは、社会を良い方向に前進させるために必要不可欠な存在です。今ある溝ひとつひとつに真っ直ぐ向き合い、みんなで共有し、共にこれからの社会を作っていく。そのきっかけの一つにこのドキュメンタリーがなってくれることを期待しています。心から応援しています!
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昔から好きな沖縄をより深く知って、今は心の深い所から好きになりました。 なかなか知ることができなかった事を教えてくれるドキュメンタリーになると思います。
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テレビや新聞は数字になるキャッチーで大きなものを追う。しかし本作品の監督の彼はメディアが拾わない本当に大切なものを拾う。日本人が見ないふりをする沖縄の基地問題の最前線を若い彼の優しい目線で見れるのがとても楽しみだ。
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本当のことを知りたい。その思いはほとんど渇きのようにわたしの中にあって、もしかすると誰しもの中にあるのかもしれない。そのためには、ひとりで考えることしかないのだ、と思うことがある。「知りたい」はあまりに強く、それでいて「本当のこと」はあまりに不確かで、目の前に答えらしきものがあらわれると、つい飛びつきたくなってしまう。その衝動を押しとどめるためには、ひとりで考えるのが一番いい。疑似餌にかどわかされないように、また疑似餌とわかっていながら、潮目を読んでそれを掴まされないために。けれど、そこから一歩進んだところに、「本当のことを語りたい」という欲求がある。そのためには、ひとりで考えることだけでは足りない。ではどうしたらいいか、猪股東吾がわたしたちに教えてくれる。すなわち、ひとりで生きること。それでいて、他者と共にあること。誰かのために語り、しかし同時に、誰にも語らされないこと。「リアル」をしか生きられないことは、ほとんど呪いだ。猪股東吾の呪われたまなざしが、本当のことを求めてもがくわたしたちを励ましてくれる。期待して、心から応援しています。
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制作資金の使い道/想定されるリスクとチャレンジ
今回のプロジェクトでは、撮影から制作までの必要最低限の費用を使い道と考えています。映画制作に関して初めてではありますが、今までの交流のある方のお力添えを頂きつつ、出来るだけ自分の手と足を使うインディーズ精神でコストを抑えながら挑戦していきます。
プロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、当プロジェクトの成否に関わらず「Bridii 50」を完成させ、もし目標金額が未達の場合でも、不足する資金を補填し本作を完成させ、リターンをお届けします。
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合計経費:440万
1.撮影・諸経費:241万円
2.ポストプロダクション・諸経費:115万円
3.クラウドファウンディング諸経費:84万円
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1.撮影・諸経費:241万円_________
・撮影渡航・滞在分:96万円
・撮影機材・撮影費用:94万円
・サポートスタッフ:51万円
沖縄島・石垣・宮古・与那国・東京、他にて撮影を予定しています。1人での撮影に加え、適所でのアシスタントの方や、ドローンなど技術専門職の方のバックアップを想定しています。
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2.ポストプロダクション・諸経費:115万円__
ポストプロダクション(編集・制作)では、親交のある方に、アニメーションやデザイン、音楽等の制作分の依頼を想定しています。
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3.クラウドファンディング諸経費:84万円__
・リターン原価:40万円
・手数料分:44万円
当クラウドファンディングでかかる経費を想定しています。
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今後のスケジュール
2023年10月 撮影準備
2023年11月〜3月 撮影 (沖縄島・石垣・宮古・与那国・東京、他)
2024年1月〜3月 編集作業
2024年4月頃 本編完成
2024年 夏 沖縄・東京から全国的に劇場公開を目標とする
※配給会社との提携を交渉中。海外映画際についてもアプローチをしていく。
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リターンについて
各プラン内にあるリターン内容についての詳細です。
【オピニオンパッチ】
DEPT代表/アクティビストの eri さん監修のもとオリジナルのパッチを制作予定です。オピニオンパッチとは、自分らしい様々なオピニオンをファッションの中にさりげなく取り入れて、自由に表現できるアイテムです。(画像はイメージです)
【上映チケット】
公開後、上映映画館にて使用できるチケットを送付いたします。また劇場に足を運べない場合にはチケットではなく、オンライン視聴が可能なURLをお送りします。
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写真集【群れの手】沖縄「本土」復帰50年
沖縄での7年間の膨大な取材を記録したものです。高江、辺野古、県知事選挙、石垣、宮古、与那国、オスプレイ墜落現場など100ページ以上を予定しています。政治的なメッセージを超えて人間としての本質を追い求める、監督、猪股東吾のジャーナリストとしての現時点での集大成となる写真集です。※現在製作中。
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特典映像「徹底批判Buridii 50」40分
本作【Buridii 50_ 沖縄 「本土」復帰50年の証言】について批判的な立場をとる有識者を招き、監督の猪股東吾と討論もしくは対話を展開する特典映像です。この作品が取りこぼしたものは何なのか?欠けている観点はどのようなものか?
タブー無しで徹底的に語り合う番組になります。完全非公開でゲストはシークレット。解禁は上映後となります。
※支援者限定、一般公開はありません。
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写真集【moment of the water 行雲流水】香港2019
2019年6月から激化した香港の民主化デモ。デモ最初期からの100日以上に及ぶ取材をもとに制作した144Pのフォト&ルポルタージュ。催涙弾を浴びながらの過酷な取材記録です。
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冊子【BLM BLACK LIVES MATTER PICNIC】
沖縄北部、本部町にてアパレル店とカフェ経営する親富祖愛さんが、編集・発刊したBLM(BLACK LIVES MATTER 黒人への人種差別撤廃運動)にまつわる冊子。彼女自身が黒人米兵の父とウチナーンチュの母をルーツにもつバイレイシャルであり、WOWOWのドラマ「フェンス」のモデルになった人物です。大袈裟太郎として米国でのBLM取材をもとに写真と文章を寄稿しました。BLMについて、子どもから大人までわかりやすい内容になっていると思います。
BLM PICNIC HPより抜粋「大人も知らなかったこと、目を向けなかったこと。それを一冊にまとめています。何故、差別を知らない(無意識)子ども達ですら黒人を差別するのか。沢山のこたえがあると思います。構造を理解していくことから初めよう!」
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口座での支援方法について________
お振り込みいただいたお金は、こちらのクラファンシステム上で、スタッフが代理入金いたします。
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お金という資本だけではなく_______
今回のプロジェクトでは、お金という形だけではなく、さまざまな支援の形を受け付けております。リターンは上記オピニオンパッチとチケットを予定しています。「機材を貸せる」「制作にまつわる手伝いができる」「何か食べ物を差し入れするよ」「肩を叩きにいけるよ」など。
個人や共同体が資本主義の一歩外に出る、そんな支援方法の社会実験としての試みです。
こちらの支援方法を希望の方は、下記メールアドレスにご連絡ください。
buridii50.2023@gmail.com
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監督プロフィール
1982年、東京生まれ。高校中退。20代はラッパーをしながら浅草で人力車を引く。
2011年、東日本大震災を機に政治的な視点を持ち始める。
高江での体験を機に2016年より沖縄名護在住、独立メディアとして取材と発信を開始。
2019年は香港のプロテスト、2020年は米国BLMプロテストと大統領選挙を取材。
2021年、脳卒中で倒れる。退院、取材復帰を機にジャーナリストと名乗りを改める。
2022年、辺野古で逮捕された事件について産経新聞を名誉毀損で提訴し勝訴した。
今回は大袈裟太郎ではなく、本名の猪股東吾で監督をする。
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最後に
私は少し独特な事情で幼少期の80年代ー90年代、3歳から17歳までの夏を沖縄で過ごしていました。当時の籠を頭に乗せて歩くおばあ様たちの姿や、読谷にあった「象の檻」と呼ばれる米軍施設などの風景が強く記憶に残っています。島の祭りのステージで見た、りんけんバンドのカセットテープを国際通りで親にねだって買ってもらい、東京に帰っても繰り返し繰り返し聴くような子どもでした。沖縄は私を育んだ場所であり、実のところ私の人格形成に深く関わっている土地です。そして沖縄戦の悲惨さやその後の基地負担の構造について、ヤマトンチュとしての責任であることを幼少期より感じてきました。それがポジショナリティ”positionality”(立場性)と呼ばれるものだと気づいたのは大人になってからです。
30歳を過ぎ、久しぶりに沖縄に来て、そのまま住み続けることになったのは、私のこの風変わりなアイデンティティが背景にあります。私のなかにも「壊してほしくない沖縄」が存在するのです。
それでも、実際に沖縄に暮らしてからは、やはり毎日、知らないことばかりで、開けても開けても入り口という感覚で、もちろんまだまだ知らないことだらけだと苦悩する日々です。「ないちゃーがぬーそーが?(内地人が何をしているんだ?)」という言葉を投げられることも多々ありました。実際に暴力をうけることもありました。しかしその時に想いを巡らせたのは、これほどまでにウチナーンチュがヤマトンチュに対して強い不信感を抱くに至った歴史的背景でした。
沖縄に対する加害側の属性である私がこの映像作品を撮ることには葛藤があります。しかし、ヤマト人として内地人の移住者として、沖縄の人々を搾取しない関わり方とは何か、互いの伝統や文化、誇りを尊重し合える新しい関係性をいかに構築できるか、それを追い求めることもこの作品の大きな社会的意義だと考えています。
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社会/世界の複雑さから逃げることなく、
立ち向かった先に生まれるもの______
これまでの7年間、大企業や政党など特定のスポンサーに頼らず、個人からの少額の支援を集めることで、独立メディアとして忖度のない発信を可能にしてきました。このプロジェクトでも、今まで同様、組織などへの忖度のない自由な表現を試みたくクラウドファンディングを実施しました。共に沖縄を見つめ、共にこの映画が生み出す問いに向き合いたい。社会/世界の複雑さから逃げることなく、立ち向かった先に生まれるものを記録していきたい。それこそが公共のための、新しい利益になると私は考えています。あなたの手もお借りしたいです。
ぜひ
「Buridii ー 群れの手」のひとりとなってほしいです。
ご支援どうぞよろしくお願いします。
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参考資料
GQ JAPAN6月号 日本復帰51年──沖縄、島々からの問い (監督 猪股東吾による寄稿)
https://www.gqjapan.jp/article/20230515-okinawa-fiftyone-years
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インタビュー出演者(予定)
GACHIMAF(ラッパー)
富田杏理(おきなわこども未来ランチサポート/代表)
石川真生(写真家)
山里節子(いのちと暮らしを守るオバーたちの会)
謝花悦子(ヌチドゥタカラの家)
山城博治(沖縄を再び戦場にさせない県民の会/事務局長)
瑞慶覧長風(南城市議会議員)
具志堅英明(coconova館長)
eri (DEPT代表/アクティビスト)
村本大輔(芸人)
阿部岳(沖縄タイムス/記者)
望月衣塑子(東京新聞/記者)
金平茂紀(元TBSキャスター)
※他多数、50名をめざしてインタビュー交渉中。変更になる可能性もあります。
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映画のあらすじ・復帰50年直前の数年間に起こったこと
・2016年、高江のヘリパッド問題
・12月、名護市安部の浅瀬へのオスプレイの墜落
・2017年、高江での米軍ヘリ墜落
・2018年、辺野古埋立工事、土砂投入
・安和・塩川からの土砂搬入ーそれに対する牛歩
・2019年、辺野古県民投票
・PHOSなど米軍基地由来の水質汚染問題
・2022年、本土復帰50年式典
・沖縄署での暴動
・安倍晋三氏の殺害事件、統一教会問題
・2022年、沖縄県知事選挙
・インフルエンサーの辺野古ゲート前訪問/沖縄を取り巻くデマについて
・石垣島、自衛隊駐屯地開局
・宮古島、与那国島への自衛隊増強
・辺野古埋め立て訴訟
これらの現場の映像を交えながら、関係者にインタビューしていく。
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5000 円
10000 円
15000 円
30000 円
50000 円
100000 円
300000 円
500000 円