参加する大会の変更について
vol. 1 2015-11-28 0
海外ヒストリックラリー参戦プロジェクトに関し、多大なるご支援をいただき、ありがとうございます。
先日11月23日に車両を載せた船がヨーロッパへむけ出港する予定でしたが、以下の事情によりラリー・モンテカルロ・ヒストリックへの参加をあきらめ、
- 2016/3/5,6にニュージランドで開催される「タルガ・バンビーナ(Targa Bambina)」
- 2016/4/11-16にオーストラリアのタスマニア島で開催される「タルガ・タスマニア(Targa Tasmania)」
の2大会に参戦することにいたしました。
多大なご支援をいただいている中大変申し訳ございませんが、事情をご理解いただき、引き続きご支援いただけますよう、よろしくお願い致します。
- ラリー・モンテカルロ・ヒストリックへの参加を断念した経緯
1. 先日のパリにおけるテロ事件以来フランスでは非常事態が宣言されており、先日非常事態宣言を3ヶ月に延長する議案が可決されました。
2. 非常事態宣言下においては保険が効かないことになります。この理由でパリ・ダカール・ラリーが開催されなかったこともあります。
3. 先日来、主催者であるACM(モナコ自動車クラブ)と連絡を取っております。現時点において彼らは中止の判断をしていませんが、言葉の端々に主催が厳しい状況にあることを感じさせます。
4. 他方、ホンダがフランスへの出入国を禁止したことに伴い、我々のメンバーであるホンダ学園生はフランスで開催されるラリー・モンテカルロ・ヒストリックへの参加は断念せざるを得なくなりました。
5. 東大のメンバーには是非行こうという学生も10数名居りましたが、上記状況を考えるとたとえ車両を現地に送ったとしても、大会が開催されないことが懸念されます。
6. 車両をのせた船の出港日前の11/20までに判断をしなければならず、一度船積みしてしまうとその後大会に参戦できないことが決定しても、約半年後に車両が日本に戻るまで何もできなくなってしまう状況でした。
以上により、ラリー・モンテカルロ・ヒストリックへの参戦を断念いたしました。
- タルガ・バンビーナ、タルガ・タスマニアへの参加を決定した経緯
1. 海外ヒストリックラリーの名目の通り、「タフでグローバル」な教育という趣旨を第一に尊重しました。
2. ニュージーランドはテロの危険性が少なく、安全であると考えられます。
3. タルガ・バンビーナ及びタルガ・タスマニアは共にスペシャルステージラリーということになり、成績を狙う意味では困難が想定されますが、海外を舞台にすることは貴重な経験になります。
4.学生の授業、就活などの兼ね合いにより現実的に行ける日程の大会を選択しました。
テロが原因とはいえ、当初予定していた通りに運営できず、大変申し訳ございません。
今後も新たな目標に向けて、チーム一丸となって邁進してまいります。気持ちを前向きにして取り組んでいきたいと思います。
引き続きご支援頂ますよう、よろしくお願い致します。
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