ドラムソロ奉納が、ついに実現しました
vol. 24 2026-10-21 0
〔写真〕奈良・春日大社、本殿前の神域(林檎の庭)にて
先週、奈良の「天河神社」と「春日大社」へ正式参拝してまいりました。
どちらの宮司さんともゆっくりお会いでき、新作のレコーディングが無事に終わったことをご奉告しました。
〔写真〕奈良・天河神社の本殿前、宮司・柿坂様と
奈良から生まれた音楽を、まずは奈良の地へ還して、感謝の気持ちを届けたい。
制作中ずっと胸にあった想いが、ようやく、ようやく、形になりました。
ひとまず、ここまでの道のり・・・、長かったです。
〔写真〕天河神社の能舞台の前で、宮司さんとなにやら密談?(来年の話かも?)
■ 閉門後の春日大社で
春日大社では、宮司さんご夫妻の立ち会いのもと、
閉門後の非公開で、御本殿に向かってドラムソロを奉納させていただきました。
日が暮れて、空が緑色から濃紺へ、そして黒に変わる直前のタイミングです。
普段は神事でしか入れない神域に、ドラムセットだけを置く。
マイクもスピーカーもなく、生音で、ただ一人で鳴らす。
本殿の背後には、古くから神の山として守られてきた御蓋山(みかさやま)。そこから時折、鹿の鳴き声が届きます。
最初の一音を響かせた瞬間、御本殿の後ろから、急にさーっと風が吹いて、山の木々がガサガサーーと鳴りました。
「自然の神様に迎え入れられた」、と感じました。
そこからは、春日の神様と、自然と、鹿との対話に集中モードに。
思いのまま、身体が動くままに叩く。
だんだん無心になって、どこかへ飛んでいたかもしれません。どれくらい叩いていたのかも、わかりません。
演奏を終えた直後、我に返った私はこう思いました。
「あぁ、やっちゃったなぁ・・、俺」
大きな神社を巻き込んでの「究極の自己満足」!
誰のためでもなく、自分のためだけの時間。……いや、これこそ純粋な奉納演奏だったのだと思います。
長い音楽人生で、初めての経験でした。
神職の方にとっても、初めてのことだったそうです。
■ 終演後、そのまま対談に
すかさず宮司さんが、「いろいろ話を聞きたい!」と椅子を出してくださり、その場で対談が始まりました。
〔写真〕春日大社 宮司・花山院さんとの対談
どんな気持ちだったのか。演奏の内容は事前に決めていたのか。
私の答えは「最高に気持ちよかった」「事前に決めていたことは何もない」。
宮司さんからは、神様と芸能の関わり、私のドラムと神事に通じるところなど、
30分にわたって貴重なお話とご感想をいただきました。
テレビ番組もびっくりのシチュエーションで、中身の濃い対談になりました。
この日の映像は、『たゆたふ -Tayutau-』作品ページに、ボーナストラックとして置こうと考えています。
作品を開くたびに、中身が育っている!これこそが「τ (TAU)」の醍醐味!
早く手に取っていただきたいと、毎日必死に、作品ページ(τ)の構築にまい進しています。
■ 月末のコンサートへ
このみなぎる気持ちを胸に、10月31日(土)、春日大社・感謝共生の館でのコンサートに臨みます。
今度はひとりではなく、レコーディングに参加したミュージシャンと共に演奏します。
東京から奈良へ、この日のためだけに集まります。
山崎千裕(Tp)、寺地美穂(Sax)、宮野寛子(Key)、田中晋吾(Bass)、平井景(Drums)
「めちゃくちゃ良い音楽ができてしまった!」と自画自賛したくなる新作『たゆたふ -Tayutau-』。
ぜひ生演奏で聴いていただきたいです。
当日は、会場で新作の販売とサイン会を行う予定です。
平井景スペシャル~『たゆたふ -Tayutau-』リリース記念 奉納コンサート in 春日大社~
10月31日(土) 14時開演
¥7500(指定席)
申込: bs-r.square.site
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