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私、サヘル・ローズが旅で出会った貧困や紛争に苦しむ人々へ、みんなの想いを繋げます!をクラウドファンディングで実現!
女優サヘル・ローズがバングラデシュ、イラクを旅して出会った大切な人々。彼らは貧困や紛争、差別などに苦しみ、今もギリギリの生活を強いられています。サヘルと一緒に彼らを支援し、日本から「想い」を届けてみませんか?
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女優サヘル・ローズがバングラデシュ、イラクを旅して出会った大切な人々。彼らは貧困や紛争、差別などに苦しみ、今もギリギリの生活を強いられています。サヘルと一緒に彼らを支援し、日本から「想い」を届けてみませんか?
こんにちは。サヘル・ローズです。この度は、クラウドファンディングを立ち上げた経緯をお話しさせてくださいね。まずは、このコロナ渦で多くの方々が苦しい現状に立たされている事を感じています。その中で、こうしたクラウドファンディングをさせていただくことを、すごく悩みました。でも、ちゃんと理由があって言葉を紡いでいます。
8月15日に私のドキュメンタリー番組が放送されました。多くの反響を頂いています。心から感謝の気持ちでいっぱいです。この番組は母の病を機に、私が過去に受けた「傷み」と向き合い、自分自身の「生き方」を模索したバングラデシュ、イラクの旅の過程が放送されました。
私自身のことを話すと、私はイラン・イラク戦争の最中、4歳で孤児となり、児童養護施設(当時でいう孤児院)で育ちました。7歳のとき、今の養母フローラに引き取られ、8歳から日本で暮すようになりました。養母フローラから常に「あなたは自分と同じような境遇の困難に直面している世界中の子供達に会いに行き、手を差し伸べなさい」と言われて育ちました。母が背中を押してくれたこともあり、元ストリートチルドレンの子供たちや貧困や紛争で苦しむ人々に寄り添う目的で旅に出たんです。
わたし自身は団体に入っている訳ではありません。そして募金や支援金を募ることを目的とした旅はこれまで一切したことはなく、働いた自分のお金で出来る支援をしてまいりました。今回の番組も、当初から決まっていた訳ではなく、長年の友人である番組ディレクターの辻さんを誘い、純粋に私の生きてく証をカメラに収めていきたいと始めたことでした。けれど旅する中で、出会った人々の現状を目の当たりにし、出会った人々が「私たちの声も、存在もみんな無視される」「海外から来て『支援する』と行って帰ってくけど、私たちの過酷な暮らしは変わらない」「私たちのことを絶対に忘れないで」と語るこれらの言葉を何度も耳にし、私の心ははじけました。私には、この旅で出会った人々への責任がある。人々の想い、苦しみ、世界の裏側でおきている事をより多くの方々へ届けたい。そう強く思い、そして辻さんも同じように感じてくれて、これは私たちの中で終わらせてはいけない。番組にして伝えよう。旅の最終日に二人で誓いました。
様々な人のお力添えを頂き、念願叶ってできた番組。反響は想像をこえていました。数えきれない多くの方々から頂いた温かい感想。それと共に「支援をしたい」という声も多く届いています。「どこに支援したらいいのかわからない、サヘルさんに送りたい」など心のこもったお声もありました。募金や支援を募るために番組にした訳ではなかったんです。でも、皆さまのこの思いを無駄にしたくない、そう思うようになり今回、クラウドファンディングを立ち上げる決断をしました。もし私を信じてくださるのなら、ここで募った支援金とみなさんの想いを、私が責任をもって橋渡しさせて頂きます。
サヘルさんのドキュメンタリー番組を制作したフリーディレクターの辻 陽子と申します。サヘルさんの気持ちを受け、今回のクラウドファンディングのお手伝いをさせて頂きます。どのような方々に支援するのか、私から説明をさせてください。よろしくお願い致します。
【1】ダッカの元ストリートチルドレンの子供たち、スラムに暮す子供たちへの支援
バングラデシュの首都ダッカには、サヘルさんの友人の渡辺大樹さん、麻恵さん夫妻らが運営するNGOエクマットラという団体があります。エクマットラを介して、サヘルさんは人々に会いにいきました。ダッカの路上生活を強いられた子供たちは30万人を超えると言われています。エクマットラでは孤児だけでなく、農村から出稼ぎできた両親と共に路上で日銭を稼ぐ子供たち、セックスワーカーとして働かざるを得ない母親の子供たちなどを保護し、2箇所の施設で衣食住や教育支援をしています。
また、エクマットラでは街なかやスラム街を訪ね、子供たちの教育を支援する「青空教室」をしたり、子供たちが危険にさらされていないか状況確認したりしています。
サヘルさんは文具などの寄贈や自身の経験を子供たちに話すことで、今置かれている環境に負けずに生きて欲しいという願いを込めて子供たちに寄り添いました。子供たちのまっすぐな心とエネルギーを受け止めた彼女が、逆に自分自身を深く見つめ直す姿が印象的でした。
【2】ダッカ郊外の農村部に暮らす、差別と貧困に苦しむ女性たちへの支援
サヘルさんはダッカ郊外にあるエクマットラの「アカデミー」と呼ばれる施設も訪ねました。ここは元ストリートチルドレンの養護施設と共に、農村部で暮す貧困層の女性たちが「ハンディクラフト」の技術を習得し、仕事をしています。バングラデシュの農村部では女性の地位が低く、仕事がほとんどありません。中には、自分の家も持てず近所の家に間借りし、食べることも、子供を学校に生かせることもままならない母親たちがいます。そんな女性たちは、エクマットラで仕事を得たことで子供を学校に行かせられるようになり、自分に自信が持てるようになったそうです。たくましい母親たちの「明るさ」と「優しさ」にサヘルさんは救われ、心を開いていきました。
【3】イラクで孤立している、癌や難病を患う難民のご家族への支援
サヘルさんが訪ねたイラク北部のクルド人自治区には、日本のNPOが運営する医療支援施設「JIM-NETハウス」があります。ここは小児がん患者とその家族を支援することが主体ですが、紛争でシリアなど他国から避難してきた癌や難病で苦しむ患者とその御家族の支援もしています。サヘルさんは以前からこの団体に深く関わり、募金活動などの支援をしてきました。今回は子供たちへの文具などの支援の他、サヘルさんの出身国イランから避難してきた難民のご家族がいると伺い、彼らを訪ねました。
クルド系イラン人のシャハワンさんは、過激派組織ISイスラミックステートがイラク国内で支配地を広げていた2014年、ISと戦う同胞のクルド人を見捨てられないと、イランのクルド人政党の兵士となり、対ISの軍事作戦に参加するためイラクに渡りました。しかし、その最中にCML(慢性骨髄性白血病)を発病、治療のため祖国イランに戻らなければならない状況でした。けれどイランからの独立を掲げるクルド人政党の党員は、イランでは厳罰対象となることは明白でした。そのことで迫害の危険を感じたシャハワンさんは故郷イランへ戻ることを断念しました。一方、シャハワンさんの家族は、イラク国内で孤独に病と戦う息子を放ってはおけず、命からがらイランからイラクへ渡ります。万が一、家族が再びイランに戻れば、パスポートを取り上げられるなど二度とシャハワンさんと会うことができなくなる可能性もあり、八方塞がりとなり難民としてイラク国内にとどまっているのが現状です。
ドナーが見つからないシャハワンさんは未だ癌と戦っています。また、クルド系イラン人の一家は、外国人という立場にあり、言語も通じず孤立しています。
サヘルさんは養母フローラさんと二人、言葉も文化もわからない日本に来日し、貧しい暮らしに耐えてきました。癌に苦しむ兄を助けたいと自分の将来を捨てて献身的に家族を支える妹のアレズさんの姿が、養母フローラさんと重なりました。シャハワンさんの治療代を支援し、家族の暮らしを立て直したいと、実はサヘルさんはイラクから帰国後、JIM-NETさんと一緒に支援をしています。シャハワンさんは今も病と戦っている上、コロナ渦で家族は仕事を失いました。家族が仕事につき、生活が安定するための支援を再びはじめたいと考えてます。
そして、シャハワンさんだけでなく、JIM-NETハウスに滞在する、シリアをはじめとした外国からやってきて孤立する難民のご家族の方々の医療支援も同時に行いたいと考えてます。
【4】過激派組織ISの迫害により故郷を追われた、ヤジディ教徒の女性や子供たちの支援
シリアとの国境沿いに暮らしていた少数派ヤジディ教徒は2014年にISに故郷を攻撃されました。多くの男性が虐殺され、女性たちは誘拐され戦闘員の性奴隷とされました。サヘルさんが訪ねたHarman(ハルマン)は、奇跡的に難を逃れ避難民キャンプに暮らしているヤジディ教徒の女性や子供たちの支援施設です。子供たちの学校教育に加え、食事や歯磨き、シャワーなどの生活支援もしています。また、この施設には親を失い孤児となった子供たちが数名暮らしています。サヘルさんがこの施設で出会った自助グループは、夫や息子を殺された女性たち、ISに娘を誘拐され未だ再会を果たすことも叶わない女性たち、そしてISの魔の手から命からがら逃れてきた女性たちがいました。彼女たちは癒えない傷を抱えたまま、けれど故郷にも帰ることもできず、食べるのもやっとな暮らしを強いられています。
サヘルさんと女性たちが、互いの傷みを分け合うように、寄り添い合う姿がとても印象的でした。洋服作りや小物作りなどハンディクラフトを生活の糧にしていた女性たちですが、新型コロナの影響で、この施設に通うことも今はできなくなりました。現在は「手作りマスク」を作り、キャンプ内の同胞たちに配っています。女性たちが、少しでも希望を持てる様、支援したいと考えています。
私、サヘルローズはみなさんの想いをつなぐ「橋渡し」の役目を担うつもりです。番組を見て頂いた方、そうではない方であっても、それぞれが誰にどう感じたかは「自由」だと思います。そこでこちらで分配金額を決めずに、どんな人々(団体)にいくら支援したいかは、皆さんにお任せしたいと希望してます。上記の当てはまる支援対象の番号を「コレクターへの質問」の欄に必ず記載してください。特に希望のない方は番号無記名でお願いします。おおよそ4当分する形で分配させて頂きます。
◇支援先への流れ
【1、ダッカの養護施設やスラムの子供たち】の場合は、NGOエクマットラさんに支援金をお渡しします。子供たちに必要な物資にあてます(お渡しする時期や状況で変わりますが六十人ほどの子供たちの食費や教材費。青空教室を行う運営費などを予定)
【2、ダッカの農村部の女性たち】の場合も、NGOエクマットラさんに支援金をお渡しします。女性たちの自立支援のための工房の運営費、母子のための医療費などを予定してます。
【3、シャハワン一家と孤立する難民家族】の場合は、NPO JIM-NETさんに支援金をお渡しします。イラク在住のスタッフの方を経由してシャハワンさん家族や、JIM-NETに滞在する難民のご家族の方々への薬代や生活支援金にあてさせて頂きます。
【4、ヤジディ教徒の女性と施設に通う子供たち】の場合も、NPO JIM-NETさんに支援金をお渡しし、イラク在中のスタッフの方を経由してヤジディ教徒の支援施設Harman(HarmanのHP)のスタッフに渡して頂きます。14人いる女性たちへの生活支援金やハンディクラフトの材料費。そしてHarmanで学ぶ子供達の教材費や食費、生活物資にあてさせて頂く予定です。
その他、クラウドファンディングの「リターン」に必要な経費として、郵送用切手代、封筒、便箋、写真現像代などにあてさせて頂きます。
感謝の気持ちを込めて、私たちに今できることを「特典」という形にさせて頂きました。金額も4種類設定しておりますが、「リターン」を選択した後に、ご自身で好きな金額に上乗せすることも可能です。
■「旅の回想 リモート・トークショー」の動画を限定配信
サヘル・ローズが、◎エクマットラ渡辺大樹さん麻恵さんご夫妻、◎JIM-NETのスタッフ斎藤亮平さん、◎取材ディレクター辻 陽子ら仲間を交えてリモートトークショーを実施します。サヘル自身の旅にまつわる話以外に、バングラデシュやイラクの現在の状況、また、いつか旅をしたいと希望される方々に向けて、オススメの名所や美味しい食べ物など現地を深く知る渡辺ご夫妻や斉藤さんにdeepなお話を伺う予定です。(限定動画にして、視聴いただけるURLをお送りいたします)*支援してくださる全員の方への特典です
■サヘルからの感謝の気持ちを込めたお礼状(PDF)
■サヘルが旅先で撮影したバングラデシュやイラクの写真
(写真は選べません / 郵送させて頂きます)
*金額に応じた特典です
■サヘルからの感謝の気持ちを込めたお礼状
(コレクターさんのお名前宛てで直筆でしたためます。ご郵送させて頂きます)
*金額に応じた特典です
◇クラウドファンディングの期間は状況次第で、当初の予定より短縮する、または延長する可能性があることをご了承ください。
◇支援金の用途ですが、その国々の状況(紛争や新型コロナウィルスによる社会の状況)に応じて一部内容に変更がでる場合もあります。何卒、ご了承ください。*例えば、支援金ではなく食材などの物資に換えてお渡しした方が良い場合などです。
冒頭でも述べましたが、私、サヘル・ローズはクラウドファンディングをやるべきかどうか、悩み続けました。寄付や支援を募るために番組にした訳ではないですし、私は母と二人で細々と自分たちができる支援をやればいいいと考えて参りました。今までずっとそうしてきました。何故なら、これまでもSNSなどを通じて、私のボランティアに関わる行為などに対して「売名行為」だとか「偽善者」と私に批判的な言葉を投げかける人もいます。今回クラウドファンディングをやることで、そんな声がさらに出てくるのではないかという不安は決して小さいものではありませんでした。むしろ怖いです。
けれど、想像を超えた放送後のみなさんの暖かい声に、私自身が励まされました。そして、親子二人だけでなんとかしようという考え方を改めました。私に唯一出来ることは、皆さんの思いを橋渡しする事です。どうか、ご無理は絶対になさらないでください、約束です。想いだけでも十分です。どうかこれから先も、私が出会った人々の事を覚えていてください。そしてご自分の事も大切にしてください。いまの世の中に必要な事は想いを寄せ合うこと。そして知ることです。あらためて、本当にありがとうございます。こうして私と出会い、この旅と出会ってくださったこと、心から感謝しております。愛をみなさまへ。世界中の仲間たちへ。
たくさんのハグを、サヘル・ローズより
◇サヘル・ローズ(女優、タレント)
1985年イラン生まれ。イラン・イラク戦争の最中、孤児となり児童養護施設で数年間暮らす。7歳の時に養子縁組が成立し、8歳の時に養母と共に来日。高校時代から芸能活動を始めてJ-WAVEでラジオデビュー。舞台「恭しき娼婦」では主演を務め、映画「西北西」や主演映画「冷たい床」は様々な国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。芸能活動以外にも国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務めるなど、国内外の厳しい環境に置かれた子どもたちに寄り添う活動を続けている。
◇辻 陽子(フリーディレクター)
ドキュメンタリー映像制作のディレクター。MBS情熱大陸、NHK課外授業ようこそ先輩、ファミリーヒストリーなど手がける。NHK ETV特集「サヘルの旅 〜傷(いた)みと生きるということ〜」で7年にわたりサヘル・ローズの人生を追った。
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