「缶が好き」と言ってくださる方々がいることの尊さ
vol. 31 2026-06-08 0
おはようございます。側島製罐の石川です。いつもアップデート記事をご覧くださりありがとうございます!
みなさまは「プロダクトライフサイクル」という言葉を聞いたことがありますか?自分もこの側島製罐という缶メーカーを事業承継してから初めて知った言葉なのですが、こういうことらしいです。
プロダクトライフサイクル(Product Life Cycle:PLC)とは、製品やサービスが市場に投入されてから(導入期)、成長・成熟し、最終的に撤退する(衰退期)までの一生の流れを4つの段階に分けて捉え、各ステージに応じた最適な戦略を立てるためのマーケティングの基本フレームワーク
冷静に考えてみると缶って、もう日本で100年以上使われてるんですよね。このプロダクトライフサイクルという理屈に当てはめるともう衰退期に入っているのではないかと思うのですが、大変有難いことにまだまだご用命いただいています。もちろん時代と共に変化はあります。戦前は薬や食料、戦後はお中元お歳暮のあられや海苔、鰹節、最近はテーマパークのおみやげ品やクッキー缶など、主な使われ方というのは時代によって変わっていっています。缶の出荷量にももちろん変動があり、缶は「包装資材の最高級品」と言われたりしていて、贈答用の特別なパッケージとして使っていただく場面が昔から多かったため、お中元お歳暮が活況だったころに比べると大幅にその量は減ってしまってはいます。しかし、それでもまだまだ缶自体は形を変えながらご用命いただいていて、それって当たり前のことではないですよね。
缶屋のアトツギとして生まれて39年、ずっと昔から缶が身近にあって、いざ自分も缶屋に入って色んな方とお話をしてみると、やっぱりこれは「缶が好き」と言ってくださる方々がいるからこそで、こうして120年間も缶づくりの事業を続けてくることができたのは、缶が好きという気持ち、そこから生まれる缶を二次利用する文化から来るのだと思っています。今回のプロジェクトでは、「缶を愛する人に届ける、120年つくってきた缶のこと。」というタイトルの通り、缶が好きな方への感謝の気持ちも込めてきました。
当初は「缶が好き」と仰っていただける方までなかなかこのプロジェクトの存在をお伝えすることができずにやきもきしてたのですが、皆様のおかげで少しずつ広がりを見せていて、なんと先日は缶好きと仰ってくださる方がnoteで記事を書いて、本プロジェクトの呼びかけまでしてくださってました!
求む缶好きnote民!国産メーカーを応援したい!あわよくばレア缶も欲しい!/nodaさま
https://note.com/hami3/n/n601cfdb13c2c
こうして缶が好きな方にこの本が届いて、缶の魅力や奥深さを改めて楽しんでいただいて、これから先の未来でも日本の缶の文化がずっと続いていったらいいなあと昔はぼんやりと思っていたのですが、今はその文化を守っていくのが缶屋のアトツギとして生まれた自分の人生の使命だと確信しています。
-------------------------------------
本プロジェクトにご共感いただけたら、ぜひ力を貸してください!コメントやシェア、どんな小さなことでも力になります。絶対に1000人の方に届けて、新しい文化を一緒につくりましょう!一人でも多くの方にこの本が届きますように。
側島製罐120周年社史書籍プロジェクト。
缶を愛する人に届ける、120年つくってきた缶のこと。
https://motion-gallery.net/projects/SOBAJIMAcanCOMPANY-120th
側島製罐株式会社
代表取締役 石川貴也
- 前の記事へ
- 次の記事へ
