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映画『蜃気楼の舟』をクラウドファンディングで実現!
『蜃気楼の舟』は、2015年7月、東欧最大の映画祭であるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に正式出品され、世界初上映されました。国内でも、広く一般の方に観て頂き『蜃気楼の舟』を体験として届けるプロジェクトです。
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映画『蜃気楼の舟』の宣伝チームです。 『蜃気楼の舟』は2015年7月に、第50回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭フォーラム・オブ・インディペンデント・コンペティションに正式出品され、世界初上映されました。 映画祭の場だけでなく、これから広く一般の方に観て頂くために、公開・宣伝費の予算を支援して下さる方を募っています。 宣伝は監督の竹馬靖具、プロデューサーの汐田海平、その他ボランティアスタッフで行います。 ご支援宜しくお願いします。
『蜃気楼の舟』は、2015年7月、東欧最大の映画祭であるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に正式出品され、世界初上映されました。国内でも、広く一般の方に観て頂き『蜃気楼の舟』を体験として届けるプロジェクトです。
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↑特設サイトで、
累計1000個を超えるスペシャル特典一覧がご覧になれます↑
『蜃気楼の舟』は、監督の竹馬靖具とプロデューサー汐田海平の自費、そして寄付によって製作された映画です。竹馬靖具監督の6年ぶりの新作で、いままでの表現の幅を大きく超えるというチャレンジをしました。今回、 映画を観ることをもっと体験的にしていきたいということで、新たな宣伝プロジェクトの為のクラウドファンディングを開始します。前売りチケットを入手して頂くことで、このプロジェクトを応援してください。
リターンの内容は、映画の前売りチケットに、イベント参加券や『蜃気楼の舟』関係者の私物や関連/推薦商品を付けたものです。
イベントでは、ひとりでは難しいけれど、誰かと一緒であればやりたいことを、映画と関連させて一緒に何か感じ合える時間を作りたいと思っています。竹馬、汐田共にイベントにはすべて参加する予定です。この機会を通して、皆さんとコミュニケーションをとり、改めて映画を「体験」として感じていきたいと思っています。
また、 映画のチケットを手に入れること自体も変えていきたい、という試みでもあります。 チケットには関係者が持ち寄った様々な特典(田中泯出演公演の招待券、小野絢子サイン付きのトゥーシューズ、アップリンク社長浅井隆のフリーマーケットなど)が付いてきます。累計1000個を超える特典の中から、映画鑑賞とセットになるものを選ぶ楽しさを提供したいと思い、このようなクラウドファンディングを行うことにしました。
広く公開し、より多くの方に見て頂くということだけでなく、様々なイベントでの交流、チケットの特典を選ぶワクワク感を通じて『蜃気楼の舟』を新しい映画体験として届けることが、今回のプロジェクトにおける更なるチャレンジです。
(主演・小水たいが)
あなたへ
映画『蜃気楼の舟』を監督した竹馬靖具です。この映画をどうしてもあなたに観てもらいたいという想いからメッセージを書きました。これを読んで、少しでも映画を観たいと思ってくださったらとても嬉しいです。
僕は、北関東の地方都市に生まれ育ちました。高校卒業後、ただ漠然と何かをしてやろうという気負いのままに、曖昧な夢を描いて東京へ出て来ましたが、実際に東京に来てアルバイト生活をしてみると、そんな想いはすぐに消えてなくなってしまいました。ただがむしゃらに働き、とにかく稼いで先に進もうとした結果、故郷にいたときのように友人や恋人もでき、ある程度ひと並みの生活は出来るようになりました。
しかし、生活は満たされても、周りに溢れる物や人は、際限なく欲望を刺激するばかりで、僕の渇きはどこまでも収まらなくなっていき、浅ましい感情が増幅していくのを感じました。そのうちに僕自身の実体も希薄になり、自分が物のようになっていく感覚が蓄積されていったのです。けれども、自分は元々そんな存在に過ぎなかったのではないか、と自身に問うと、否定することはできません。
故郷を思い返せば多少なりとも思い出はあります。友人、恋人、家族などと過ごしたごく普通の生活。地方都市によくある国道沿いのマクドナルド、その他もろもろのチェーン店のオンパレード。直ぐに思い浮かぶのは、マクドナルドで家族全員で食べたビッグマック。 あの時はすごく美味しかった気がします……が、このファスト化された環境で過ごした無数の記憶は、当時から現在に至るまで、自分を支える芯になっていくことはありませんでした。
この事実は、今改めて考えてみると、どこまでも画一化された場所と感覚がまんべんなく浸透している現れのように思います。それは、どこにいても自身が抜け殻のような亡霊であって、生きているのか死んでいるのかわからないような存在であることの証明のような気がしました。そしてそんな感覚が、どこまでもそれらの場所を伝って、広い範囲の人に、浸透してきているようにも思えました。 ある日、テレビのニュースで「囲い屋」という悪徳業者の特集を見ました。どこにも行くことのできない若者と老人達が金の為に自身の感覚や良心をなくしていく。これは、東京に来て、生活のために自身の内面を加速的に劣化させていった自分と変わらないじゃないか、と思ったのです。
囲い屋の若者達が抱くこの感覚。人間を物や家畜のように扱ってしまい、なんの良心の呵責も起こさない。これは僕の感覚とも地続きだなとも感じました。そうして僕は、囲い屋で働く若者を主人公にして脚本を書き始めたのです。
主人公は自身の生が摩耗しきったことにも気づかない若者です。この若者が生を取り戻すことができるのか?その地平に何が見えるのかを描くことが大事だと思っていました。そして、劣化した人間の渇望を、異空間で彷徨う主人公に投影させていきました。それを囲い屋の生活と対比させていくことで、まだ残されているであろう生命の輝きの源泉とでも言える、ある感覚、強い想い、美しさ、原風景、原体験、もしくはそれらがすべて合わさった複雑なイメージ、像を捉えようと思ったのです。
僕には忘れられないとても大事な映画がいくつかあります。その映画を観ていると、ある感覚に捉われます。とても懐かしく、自分の奥深くに沁み渡っていく満ちたりた感覚です。それは失くしてしまった、または消えてしまった何かを、呼び覚ましてくれます。生まれ育った場所や周辺を辿っても、この感覚は決して訪れません。この再会は、刺激に刺激を重ねて、尊い記憶の始まりや印象を失くしてしまったかもしれない、という恐ろしい気づきが伴う瞬間でもあります。失われた感覚に触れる、その体験を、僕はあなたにこの映画を通して感じてもらえることを願っています。それは自分が劣化の一途を辿るなかで、唯一見つけることができた可能性です。自分を信じられた要素はこのような感覚でしかなく、人間だれしもが持っているはずの感受性に希望を見出せた瞬間でもあったのです。
その感覚を喚起させるのは、映画に流れる独自の時間によって現れる、イメージの力であると信じています。
『蜃気楼の舟』監督 竹馬靖具
- ホームレスまでも金に換える「豊かな国」日本
竹馬靖具監督が『蜃気楼の舟』を製作するに至ったのは「囲い屋」の存在を知ったことがきっかけだった。「囲い屋」とは、東京からホームレスの老人達を連れ去り、郊外に建てた簡易的な小屋に詰め込み、世話をする代わりに、その生活保護費をピンハネすることを生業にしている若者達である。「豊かな国」日本の中にあって、「囲い屋」が現れる歪んだ社会構造。
生きるということは、ただ閉じ込められているホームレスの老人達のような状態ではなく、彼らをお金に換えることでもないはずだ。もっと能動的で、自由であってほしい。
しかし、「生の劣化」は、囲う側の若者、囲われる側の老人たちだけに起こっていることではなく、既に蔓延しているのかもしれない。そんな想いのもと、「魂の躍動」への渇望を描くことを決めた。
(田中泯)
- 脚本に心を動かされた各界著名人
世界的なダンサーの 田中泯の出演や、テーマ曲「hwit」(坂本龍一『out of noise』より)。また、黒澤明など往年の巨匠たちに愛された名優・三谷昇、唐十郎主催「状況劇場」の雄・大久保鷹、幅広い役を演じ分ける個性派俳優・北見敏之など、ダンス・映画・演劇界の重鎮が顔を揃える。また新国立劇場バレエ団プリンシパル・小野絢子、多様なジャンルを表現するバイオリン奏者として音楽界の第一線で活躍する・中西俊博も参加を決めるなど、竹馬靖具の想いをこめた手紙である『蜃気楼の舟』の脚本によって、映画業界に限らない、各界をリードする面々が顔を揃えた。
(小野絢子) (三谷昇)
(足立智充) (堀口果鈴)
主人公の男は、母親を亡くし、父親に捨てられた過去を持つ。
友人に誘われたことがきっかけで囲い屋で働き始め、能面のように無感情になった男は、ただ毎日を浪費していた。
ある日、ホームレスのひとりに、自らの父を発見する。それまでホームレスたちをモノのように扱ってきたが、父との再会により、初めて揺れ始める男。
男の揺れは、彼の日常ともう一つの別の世界とが交わるきっかけとなる。導かれるように父を連れて囲い屋を出た男は、自身の欠落を問うために車を走らせる。現実ともう一つの世界の間を揺れ動くドライブの中で父と訪れた廃墟には、母親の幻影がさまよっていた。
そして、並行して描かれる、現実と幻想の狭間を航海する一艘の舟の意味するものとは...
『蜃気楼の舟』は第50回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭フォーラム・オブ・インディペンデント・コンペティションに出品されました。
※カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭とは… チェコ西部の温泉療養地としても有名な都市カルロヴィ・ヴァリで1946年に設立された世界的にも歴史のある映画祭の一つで、東欧最大の国際映画祭。 Forum of Independents – Competitionは世界から集まる選りすぐりのインディペンデント映画を上映する部門です。
-『蜃気楼の舟』作品データ
■監督・脚本:竹馬靖具 ■撮影:佐々木靖之 ■照明:關根靖享 ■助監督:池田健太 ■編集:山崎梓、竹馬靖具 ■録音:上條慎太郎 ■整音:鈴木昭彦 ■効果:堀修生 ■スタイリスト:碓井章訓 ■ヘアメイク:寺島和弥 ■プロデューサー:竹馬靖具、汐田海平 ■テーマ曲「hwit」(坂本龍一『out of noise』より) 音楽:中西俊博 ■製作:chiyuwfilm ■出演:小水たいが、田中泯、足立智充、小野絢子、竹厚綾、川瀬陽太、高野春樹、玉井英棋、大久保鷹、中西俊博、北見敏之、三谷昇 他 ■配給:アップリンク(2015/99分/1:1.85/カラー &モノクロ/5.1ch/DCP)
1983年 栃木県足利市生まれ。役者としての活動を経て、2009年、自身が監督・脚本・主演を務めた映画『今、僕は』を発表。2011年、真利子哲也監督の映画『NINIFUNI』に脚本で参加。
-『今、僕は』 (監督・脚本・主演)<予告編>
レインダンス映画祭(イギリス)など計5カ国の映画祭で招待上映を果たす。日本では渋谷のUPLINKで劇場公開され、8週間のロングラン上映を記録。
-『NINIFUNI』(共同脚本)<予告編>
テアトル新宿で劇場公開後、第64回ロカルノ国際映画祭に招待上映される。
今回のクラウドファンディングでは
(1)イベントや持ち寄り型のスペシャル特典
(2)通常特典
の二種類をご用意しています。ここでは通常特典について説明致します。
体験型イベントや田中泯出演公演の招待券、小野絢子サイン付きのトゥーシューズ、アップリンク社長浅井隆のフリーマーケットなど、累計1000個を超えるスペシャル特典の内容についての詳細につきましては↓下記外部サイト↓をご覧ください。
(出典)Icons made by Freepik, Daniel Bruce, Taras Shypka from www.flaticon.com is licensed by CC BY 3.0
映画館には、チケットの料金の半額を支払うのが原則です。劇場が運営できないと、映画も上映ができなくなります。そのためリターンに含まれるチケットが着券すると、料金の半分は劇場に支払います。そこから、リターン送付時の梱包・発送代、MotionGallery様への利用手数料の支払いを差し引いたお金で宣伝・公開に向けた活動を行います。
宣伝費用は
プリント費、制作物の費用、印刷費、郵送費、HP制作、デザイン費用、試写会やイベントの運営費、予告編制作費、地方宣伝費、人件費、公開の際の音楽使用料金等
に充てられます。目標金額をファンドして、ようやく小さい規模の宣伝活動が行えます。目標金額を超えて集まった場合は、公開の拡大のために使用させて頂きます。
『蜃気楼の舟』は既に映画祭での公開を済ませており、アップリンクの配給も決まっています。今回のすべてのリターンに含まれる、特別鑑賞券が使用できる上映の機会は必ず確保します。この映画を観られないというリスクはありません。
一回きりの上映会や、映画祭での上映だけでなく、広く一般の劇場で公開するための費用を確保し、ひとりでも多くの方に観てもらうことがこのプロジェクトのチャレンジです。
また、2016年1月からの上映を予定しておりますが、劇場のプログラム編成等の条件で、多少公開日程の前後の可能性があることをご了承ください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
竹馬監督に出会ったのは、私がまだ学生だった2011年でした。
『蜃気楼の舟』の企画(当時は『蜃気楼』というタイトルでした)を聞き、脚本を読んで、率直にこれを実現したい!と思うと同時に、困難な道のりになりそうだ、果たして本当に完成させることができるのだろうかとも思いました。しかし、竹馬監督の『蜃気楼の舟』にかける想いが、たくさんの人を動かして、すごく大きな力になっていく様子を目の当たりにしました。
今回の宣伝でも同様に、想いを一人ひとりに届けたいという気概を信じて、自分たちの手で自分たちの声で宣伝活動を行うことを決めました。
長年かけて挑み続け、ようやく完成した渾身の力作『蜃気楼の舟』をたくさんの人へと届けさせてください。どうか応援のほど、よろしくお願いします。
『蜃気楼の舟』プロデューサー 汐田 海平
2000 円
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