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五十嵐耕平監督最新作「SUPER HAPPY FOREVER」の公開をクラウドファンディングで実現!
宮田佳典、佐野弘樹という2人の俳優の声かけが契機となり製作された五十嵐耕平監督待望の最新作『SUPER HAPPY FOREVER』。本作を日本全国そして海外へ一緒に届けて頂けるサポーターを大募集します!
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東京芸術大学大学院映像研究科の修了作品として制作した『息を殺して(Hold Your Breath Like a Lover)』(2014年ロカルノ国際映画祭正式出品)の配給宣伝を、五⼗嵐耕平監督とプロデューサーの大木真琴が自ら行ったことをきっかけに設立。2017年、日仏合作で『泳ぎすぎた夜』(ダミアン・マニヴェルとの共同監督)を制作。同作は、第74回ヴェネチア国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭等をはじめ多くの映画祭に出品され、第18回東京フィルメックスでは「学生審査員賞」と「Filmarks賞」を受賞し た。
宮田佳典、佐野弘樹という2人の俳優の声かけが契機となり製作された五十嵐耕平監督待望の最新作『SUPER HAPPY FOREVER』。本作を日本全国そして海外へ一緒に届けて頂けるサポーターを大募集します!
映画のはじまり
「役者をしています、佐野弘樹、宮田佳典と申します。今、僕達2人は、映画を一から作り上げようと考えていますーー-」
2018年の暮れ、五十嵐耕平監督のもとに1通のメールが届きました。それは、五十嵐監督の『息を殺して』を鑑賞して衝撃を受け、一緒に映画づくりがしたいという思いをストレートに伝える手紙でした。これが、そこから5年以上に及ぶ映画づくりのすべてのはじまりでした。
監督と俳優の三人でたくさんの時間を共に過ごしながらコロナ禍でも打ち合わせを続け、アイデアを模索していく中で、徐々に一人二人と映画づくりに必要な仲間が増えていきました。俳優や監督の実人生や個人的な経験も反映しながら、実際に自分たちが生きていく中で感じることについての長い対話を経て、”今”撮られるべき映画の姿が立ち上がっていきました。そして生まれた企画が、この『SUPER HAPPY FOREVER』です。
これまでの監督作品について
ここで五十嵐耕平監督のこれまでの主なフィルモグラフィをご紹介します。下記にご紹介する前作、前々作はともにヴェネチア国際映画祭、ロカルノ国際映画祭という主要な国際映画祭のオフィシャル部門にてプレミア上映され好評を博し、日本においても劇場公開されました。
『泳ぎすぎた夜』The Night I Swam
(2017年/79分/フランス=日本)
◉ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門 正式出品
◉サン・セバスチャン国際映画祭 ザバルテギ=タバカレラ部門 正式出品
◉東京フィルメックス コンペティション部門 学生審査員賞、Filmarks賞 ほか多数
『息を殺して』の五十嵐耕平と『若き詩人』のダミアン・マニヴェルという日本とフランスの若き映画監督が、2014年のロカルノ国際映画祭で出会ったことをきっかけに製作した、共同監督作品。冬の青森に暮らす少年の小さな冒険譚が描かれる。一面が雪に覆われた冬の青森。魚屋の父は毎晩夜中に起き、街の市場へ出かけていく。6歳の息子は父の出がけに目を覚ましてしまい、そのあとふたたび寝付くことができなくなってしまう。家族が寝静まる中、一枚の絵を描いた少年は、翌朝、いつものように学校へ登校する途中で、ふと道をそれ、いつしか電車に乗り、自分の描いた絵を父に届けるために魚市場へと向かう。
出演:古川鳳羅、古川蛍姫、古川知里、古川孝、工藤雄志、はな
監督:五十嵐耕平、ダミアン・マニヴェル
プロデューサー:ダミアン・マニヴェル、マルタン・ベルティエ、大木真琴
共同プロデューサー:トマ・オルドノ、ヨブ・ムーア
製作:MLD Films、NOBO
配給:コピアポア・フィルム、NOBO(劇場公開日:2018年4月14日)
©2017 MLD Films / NOBO LLC / SHELLAC SUD
『息を殺して』Hold Your Breath Like a Lover
(2014年/日本/85分)
◉ロカルノ国際映画祭 新鋭監督コンペティション部門 正式出品
◉カイロ国際映画祭 批評家週間 正式出品
大学在学中に手がけた初長編『夜来風雨の声』が海外で高い評価を受けた五十嵐耕平監督の東京藝術大学大学院での修了作品。憲法が改正されて国防軍も創設され、東京オリンピックを約2年後に控えた2017年12月30日。ゴミ処理工場に一匹の犬が迷い込む。事務のタニちゃんは犬を探すが見つからない。夜勤を終えたケンはこの日非番のゴウとテレビゲームで遊んでいる。足立さんは帰ろうとせず、ヤナさんは新年の飾り付けに勤しんでいる。工場で働く彼らは、それぞれ同じような問題を抱えていた。妊娠、不倫、家族、戦争で死んだ友達。そんな中、足立さんとの不倫関係に思い悩むタニちゃんだったが、いつしか既に死んだはずの元工場長の父親が、この場所にいるのではないかと感じ始める。
出演:谷口蘭、稲葉雄介、嶺豪一、足立智充、原田浩二、稲垣雄基、田中里奈、あらい汎、のぼ
監督・脚本:五十嵐耕平
プロデューサー:大木真琴、加藤圭祐
製作:東京藝術大学大学院映像研究科
配給:NOBO(劇場公開日:2015年6月20日)
©2014 東京藝術大学大学院映像研究科
『夜来風雨の声』Voice of Rain That Comes at Night
(2008年/日本/74分)
◉シネマ・デジタル・ソウル 韓国批評家賞
東京造形大学の3年次に制作した初長編作品。天野と稲葉、若い二人は一緒に暮らしている。 稲葉が仕事を失っていたために二人の生活は厳しかった。それでも彼は仕事 をせずに、夜になれば外を歩き回っている。友人に会ってちょっと奢ってもらったり、煙草売りに詩を教わったり。でも天野は何も言わない。稲葉のことをただ見守っているのだった。そんなあるとき稲葉は友人に 「病院で良い仕事がある」と聞かされる。
出演:稲葉雄介、天野祐子
監督・編集・撮影:五十嵐耕平
音楽:Sleepy Lemon
(劇場未公開)
©2008 五十嵐耕平
脚本開発、パイロットフィルムの製作
監督にとって、二人の俳優とは全くの初対面でしたが、一度会ってみて、この二人は信頼できると何の根拠もないながら直感し、一緒に映画づくりをしていくこととなりました。監督の映画を観て心を掴まれた未来ある若者たちの思いが、一緒に映画を作るという具体的なアクションに繋がっていった事実は、それ自体にシンプルな希望が満ち溢れていました。監督自身も、単独監督作としては2014年以来の新作として企画することになる作品を、彼らと一緒に立ち上げるという試みに興奮を感じ始めていました。
そしてプロデューサーとして大木真琴、江本優作、そこに監督の大学時代からの後輩でもあった脚本家の久保寺晃一と、徐々に企画・脚本づくりのための仲間が集まってきました。このメンバーはみな東京藝術大学大学院時代の先輩後輩の間柄でもあります。学生ならではの自由なアプローチで楽しみながら映画づくりをしてきた仲間が、卒業して社会に揉まれるようになってから再び集まり、当時を思い出すかのように一から一つの作品を作り上げようとする、そのプロセスもこの企画を進めていく上で大事にすべきことでした。
しかし、このような前提から企画を立ち上げていくという作業は今までにない形だったこともあり、納得できる物語を構築するためにたくさんの時間をともに過ごし、ミーティングを重ねていく必要がありました。そして、監督が体験したある出来事をきっかけに、これまでの積み重ねが全てつながり、一つのイメージが醸成されたタイミングで、この映画の物語が立ち上がってきました。その頃と時を同じくして、前作でもタッグを組んだ友人でもあるフランスのMLD Filmsのダミアン・マニヴェルとマルタン・ベルティエが共同製作パートナーとして仲間に加わりました。そして2023年初、経済産業省によるコンテンツの企画開発に対する助成金(通称J-LOD)を得て、脚本の初稿、そして、パイロットフィルムとなる短編「水魚之交」も制作、いよいよ長編映画化に向けて本格的に動き出しました。
以下はその時に完成した短編映画のご紹介となります。当初は長編の脚本開発においてのイメージを探ったり、その後の資金集めに活用するためのパイロット版として製作されましたが、その後、サン・セバスチャン国際映画祭のザバルテギ=タバカレラ部門に選出され、当地でワールドプレミア上映が行われるという喜ばしい機会にも恵まれました。
「水魚之交」Two of Us
(2023/日本/19分)
©2023 NOBO LLC
◉サン・セバスチャン国際映画祭 ザバルテギ=タバカレラ部門 正式出品
『SUPER HAPPY FOREVER』のパイロットフィルムの位置付けで製作された短編。ストーリーは異なるながらも、佐野や宮田といったキャラクター、ホテルの舞台設定などが共通しており、本作は長編のイメージを発展させていくにあたり、重要な役割を果たしたといえる。海の見えるホテルに旅行に来た幼馴染の佐野と宮田。宮田の携帯が鳴り続け、しびれを切らした佐野はその電話に出るのだが・・・。
出演:佐野弘樹、宮田佳典
監督・編集:五十嵐耕平
脚本:五十嵐耕平、久保寺晃一
プロデューサー:大木真琴、江本優作
共同プロデューサー:ダミアン・マニヴェル、マルタン・ベルティエ
撮影:髙橋航
録音:高橋玄
サウンドデザイン:野村みき
製作:NOBO
助成:コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(J-LOD)
→サン・セバスチャン国際映画祭でのプレミア上映時の様子
左からマルタン・ベルティエ、ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平、大木真琴、江本優作
遂に撮影開始、クランクアップそして完成へ
脚本の原型ができ、パイロットフィルムを完成しながら、製作開始に至るまでにはそこから更に1年の時間を要しました。幸運なことに文化庁の日本芸術文化振興会助成に採択され、またありがたいことに日本の出資パートナーにも恵まれ、2023年春に製作準備の開始を決定します。
まず、主演の二人がすでに決まっているとはいえ、ヒロイン・凪と大事なキーパーソンとなるベトナム人女性・アンのキャスティングは最も重要な課題であり、それぞれ候補を立てて検討する作業を繰り返していました。そんなある日、「今日オーディションで一緒になった女性を見て、あ凪だ!って思ったんですよ」と宮田さんが興奮気味に話し始めたのが山本奈衣瑠さんでした。良い意味で肩の力が抜けたお芝居と軽やかな佇まいが印象的で、私たちもすぐに凪をイメージすることができました。そしてまた、ご自身も積極的にさまざま創作活動をされている方と知り、より今回の企画を一緒に作りあげていくことへの広がりを感じ、お願いさせていただきました。忙しいなかご快諾いただき、一番に望んでいたキャスティングが実現したことで、大きく胸を撫で下ろしたことを覚えています。そして、ベトナム人女性。俳優ではなく素人の方をキャスティングしたいとの監督の意向で、友人や知人の伝手で紹介してもらったり、支援団体にあたってみたりと手探りで地道に探すもさまざまハードルがありなかなか難しく、かなり難航しました。が、ここでまた宮田さんが入手した情報を頼り、とあるベトナム料理屋さんを訪ねました。そこからホアン・ヌ・クインさんとの奇跡的な出会いにつながったのです。宮田さんの大活躍もあり、その後もキャスティングは順調に進んで行きました。
一方、夏の観光地および観光ホテルが舞台設定の今作は、これまでにないスケールの題材ではあったものの、従来の五十嵐監督のやり方をなるべく崩さず、できる限り小さいチームでの撮影にこだわりました。学生時代の作品や、卒業後に制作したダミアンとの共同監督作『泳ぎすぎた夜』で組んできた信頼できる仲間をはじめ、映画づくりを真面目に楽しんでくれるスタッフ、さらには映画とは別の場所で活躍する友人まで、五十嵐監督のもと最小限の体制を受け入れて集まってくれました。
2023年8月、遂にクランクインを迎えました。コロナ禍明け初めての夏の観光地という条件にもかかわらず、寛大に受け入れて下さった現地のみなさんのおかげで、素晴らしいロケーション・環境で撮影することが叶いました。そして何よりも、参加してくれたすべてのスタッフ、キャストのおかげにより、猛暑の中、約1ヶ月に渡る過酷な伊豆半島でのオールロケを経て、無事9月にクランクアップを迎えることができました。
その後、秋から日本での編集作業に入り、年末にピクチャーロックを迎え、以降のポストプロダクションをフランスのMLD Filmsにバトンタッチしました。カラーグレーディングやサウンドデザイン、ダビングなどポストプロダクションをフランスで行い、今年3月末に晴れて映画は完成を迎えました。こうして、宮田さん、佐野さんの一通のメールからはじまった映画づくりが、5年以上の月日を経て、参加して下さったスタッフキャスト全員の手で作り上げた日仏合作のオリジナル長編映画として完成しました。それが本作『SUPER HAPPY FOREVER』です。
今後は、9月27日の日本での劇場公開及びそれ以降での順次全国公開、また監督も過去に出品経験のあるヴェネチア、ロカルノ、サン=セバスチャンなどの国際映画祭でのワールドプレミア、および海外配給を目指し、日々準備を進めています。
映画がより広く届くために
五十嵐監督は、これまで多数の映画祭に出品され国際的な評価を得ていると同時に、若い世代からの支持が厚い貴重な存在だと感じています。そんな五十嵐監督が単独監督作としては2014年以来の新作として世に出す作品にて、今を生きる日本の若い世代が何を思い日々生きているかを描き出すことは、映画の最も重要なファクターの一つでもある「時代性」において、とても意義のあることであり、また最も大切にすべきことだと考えています。
そのために、今回の映画づくりでは、これまでの五十嵐作品にないスケールの作品ながら、主要メンバーを2〜30代の若い世代中心のチーム編成とし、新しい映画制作の方法、新しい映画表現の可能性を模索することに挑戦しました。インディペンデントながら脚本が評価され、文化庁の日本芸術文化振興会助成金のみならず、フランスのCNCによる公的助成金まで獲得できたことで、より自由で文化的な表現の追求を諦めることなく、なんとか完成まで漕ぎ着けることができたと思っています。しかし。本作の撮影がコロナ禍明け初めてのシーズン真っ只中での観光地をメインのロケーションとしていたことなども影響し、想定以上に撮影資金は膨み、結果として国内公開の配給宣伝費及び海外展開費用がまだまだ不足している状況です。
私たちは、本作での試みが次世代の作家や観客の創出にきっとつながるという希望を胸に、国内外での配給にもチーム一丸となってより力を入れて進めていきたいという強い思いで、今回このような形でみなさまのサポートを募るに至りました。本作が国内外で多くの観客に届けられるよう、みなさまお一人おひとりからのご支援をお願いしたく思っています。
9月27日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
作品公式サイトはこちら
<特報>
<本予告>
俊英・五十嵐耕平監督が紡ぐ、⻘春期の終わりを迎えた人々の”奇跡のような幸福なひととき
あるリゾート地を 5 年ぶりに訪れた幼馴染の佐野と宮田が、佐野の亡き妻・凪(なぎ)と出会った思い出の場所を巡りながら、かつて失くした赤い帽子を探すことから始まるひと夏の物語。⻘春期の終わりを迎えた人々の、人生のかけがえのない瞬間をさりげなくも鮮やかに記録する。
キャスト
佐野 役:佐野弘樹
宮田 役:宮田佳典
凪 役:山本奈衣瑠
アン 役:ホアン・ヌ・クイン
飯島 役:笠島智
加藤 役:海沼未羽
その他の出演キャスト
足立智充、影山祐子、矢嶋俊作、嶺豪一 、加藤紗希、伊藤雅人、ヤング早苗、ファム・テイ・トウ・フオン、グエン・テイー・タン・ヒエン、大野隆介、大野真由美、大野孝汰郎、大野容平、田畑勉、河井太一、木村公祐、otömika、桜井清良、南野怜実、migiko、Daigos、Jinya、Adisayah、Changsie、pikamramen etc.
監督
五十嵐耕平
1983年、静岡県生まれ。18歳から映画を撮り始め、東京造形大学に入学。在学中に監督した初長編映画『夜来風雨の声』が、シネマ・デジタル・ソウル2008に出品され、韓国批評家賞を受賞。その後東京藝術大学大学院へと進学し、2014年、修了作品の『息を殺して』が第67回ロカルノ国際映画祭などに出品され、高い評価を得る。その後、ロカルノで出会い意気投合したダミアン・マニヴェル監督(『若き詩人』『イサドラの子供たち』)と共同監督した日仏合作映画『泳ぎすぎた夜』(2017)は、第74回ベネチア国際映画祭、第65回サン・セバスチャン国際映画祭など多くの映画祭に出品され、日本やフランスをはじめ各国で公開された。
スタッフ
脚本:五十嵐耕平、久保寺晃一
音楽:櫻木大悟 (D.A.N.)
企画協力:宮田佳典、佐野弘樹
プロデューサー:大木真琴、江本優作
共同プロデューサー:マルタン・ベルティエ、ダミアン・マニヴェル
ラインプロデューサー:上田真之
撮影:髙橋航
照明:蟻正恭子
美術:布部雅人
録音:高橋玄
衣裳:淺井健登
ヘアメイク:光岡真理奈
助監督:太田達成
制作担当:村上知穂
編集:大川景子、五十嵐耕平、ダミアン・マニヴェル
カラリスト:ヨヴ・ムール
リレコーディングミキサー:シモン・アポストルー
スチール:上妻森土
作品情報
『SUPER HAPPY FOREVER』
製作:NOBO、MLD Films、Incline LLP、High Endz
制作プロダクション:NOBO、MLD FIlms
配給:コピアポア・フィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会、l’Aide aux cinémas du monde、Centre national du cinéma et de l’image animée、Institut Français
2024年/日本=フランス/94分/DCP/カラー/1.85:1/5.1ch
©2024 NOBO/MLD Films/Incline/High Endz
本プロジェクトの目的
公開に向けての最低限の配給宣伝費としての資金は確保し、ただいま国内劇場公開に向けての準備をすすめておりますが、全国で広くこの映画を上映し、作品がより多くのみなさまの目にふれるようになるためには充分な状態とはいえません。また本作は日仏合作映画のため日本のみならず、フランスでの公開時期も現在調整中でございますが、そのほか国際映画祭でのプレミアのためのエントリーや、既に委託が決定している海外セールス会社(BAC FILM)を通じての日本、フランス以外の国での劇場公開についても動き始めており、それをよりよい形で実現させたいと考えています。 これら国内上映のための追加費用、そして海外展開に必要となる様々な費用を補填するために、この映画を楽しみにして頂き、公開までのプロセスを伴走してくださるみなさまのご支援が必要です。
想定される費目の内訳
ご支援いただいた資金は主に2つの目的で使用させて頂きます。
スケジュール
3月26日 作品が完成、関係者向けの初号試写を実施しました。
6月17日 公開情報を解禁、クラウドファンディングの募集も同時にスタートしました。
夏頃 第二弾情報を解禁予定、同時に国際映画祭での出品、ワールドプレミア上映を目指します。
9月27日 新宿武蔵野館にて、全国の劇場公開が順次スタートします。
10月10日 本プロジェクトの応募終了日となります。
■MotionGallery限定 特別鑑賞券+購入特典
公開劇場にて使用可能な特別鑑賞券を購入特典と共にお届けします。鑑賞券はポスターやチラシに使用されるビジュアルとは異なるアザービジュアルを使用。購入特典は劇中に重要アイテムとして登場する「凪の自撮り写真」の特製L判プリントとなります。
<仕様>
鑑賞券:アザービジュアル(H145mm×W70mm)
購入特典:特製L判プリント(H89mm×W127mm)
※本鑑賞券は劇場等での販売を予定しておりません。一般販売はムビチケ前売券(オンライン)のみとなります。
■劇場パンフレット
劇場で販売予定の公式パンフレットです。 希望者の方には監督・五十嵐耕平のサイン付きでお届けします。
■シナリオブック
本作の決定稿を掲載した公式シナリオブックです。実際に撮影に使用された『SUPER HAPPY FOREVER』の決定稿を内容はそのままに、共同脚本の五十嵐耕平と久保寺晃一によるまえがき、あとがきを追加して新たに製本し直してお届けするものとなります。表紙デザインは、本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土が手がけます。映画本編でもキーアイテムとなる凪の「赤い帽子」を大胆に切り取り、表紙や裏表紙をめくると、帽子の中面が見えるというユニークな仕掛けとなっています。希望者の方には監督・五十嵐耕平のサイン付きでお届けします。
<上妻森土> 1995年、熊本県出身。桑沢デザイン研究所卒業。 出版レーベル「T-bon(e) steak press」主宰。 2017年に第2回 Y Show Macau Art Graduates Joint Exhibition 優秀賞受賞。翌年、くまもと若手芸術家海外チャレンジ事業にてロンドン芸術大学短期コースを受講し、2023年には第56回造本装幀コンクール審査員奨励賞受賞した。
※この画像は撮影時に使用した台本の写真となり、本商品と若干レイアウトが異なるため、あくまでイメージとなります。
※本アイテムは劇場でも販売予定となります。
■映画オリジナルキャップ
映画のキーアイテム、赤いキャップをモチーフにしたオリジナルデザインのキャップです。本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土がデザインを手がけました。劇中に登場するキャップと同様のヴィンテージの風合いを求めて、綿100%のコットン生地に後染め加工とウォッシュ加工の施されたNEWHATTANのピグメントキャップを選びました。キャップのフロントパネルとバックパネルには手書きの文字から形を取った「SUPER HAPPY FOREVER」の刺繍入り(バックパネルはベトナム語表記)。
<仕様>
表面:上記写真が刺繍入りイメージとなります。
背面:上記写真が刺繍入りイメージとなります。
仕様:NEWHATTAN/綿 100%
サイズ:ワンサイズ(バックのサイズ調整はアジャスター仕様)。
※本アイテムは劇場でも限定数を販売予定です。
■映画オリジナルTシャツ
本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土がデザインを手がけた、オリジナルTシャツです。表面で縦向きに大きくあしらわれているのは、山本奈衣瑠さん演じる凪が鏡に向かって自撮りした写真。この写真は映画本編でも、ストーリーの入り口となる重要な役割を果たしており、タイトルロゴやクレジットとともに、映画のテーマカラーである赤で統一された色使いが印象的な一枚となっています。
<仕様>
表面:上記写真が刷り上がりイメージとなります。
背面:無地となります。
仕様:United Athle/厚さ:6.2 oz/綿 100% コーマ糸
サイズ:S/M/L/XLよりお選び頂きます(通常の日本サイズとなります)。
※本アイテムは劇場でも限定数を販売予定です。
※完全限定生産の「『SUPER HAPPY FOREVER』×FILMコラボTシャツ」とは別商品の通常仕様となります。
■完全限定生産ビジュアルブック(MotionGallery限定仕様)
本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土が編集から装丁まで手がけた、写真で織り成すもう一つの「SUPER HAPPY FOREVER」が味わえるメインのビジュアルブックに加えて、MotionGallery限定仕様の豪華版として、ここでしか手に入れられないメイキングブック「BEST EVER」とA2折ポスターを特製スリーブ外箱に封入した形でお届け。
<仕様>
・通常版:ビジュアルブック本体
- A5変形サイズ、全248ページ、カラー+モノクロ仕様
・MOTION GALLERY限定仕様の豪華版
- 特製スリーブ外箱
- A2折ポスター
- メイキングブック ”BEST EVER”
※一部限定数を劇場でも販売予定ですが、上記特典のない通常版となります。
■Blu-ray通常版パッケージ
本作を自宅で何度でも楽しめる保存版のBlu-rayディスクです。
※市販品を発売する場合は同一の商品でのお届けとなります。発売しない場合も非売品をお届けいたします。
■『SUPER HAPPY FOREVER』リリースパーティーご招待チケット
映画の公開を記念して、10月11日(金)に劇中のクラブシーンを実際に撮影した江ノ島のダイナー「OPPA-LA」で開催するリリースパーティーに支援者の方限定でご招待する一夜限りのイベントとなります。映画をご鑑賞になった上でご参加頂けると、より一層、映画の雰囲気が味わえるこのクラブイベント、Special DJにTOMMY(BOY)さん、CALPISSさん、塩尻寄生さんを迎えて、本作の出演者やスタッフも来場予定です。
<イベント概要>
『SUPER HAPPY FOREVER』リリースパーティー
2024/10/11(金)START 19:00/CLOSE 22:30
会場:江ノ島・OPPA-LA(神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-17 江の島ビュータワー4F)
出演DJ:TOMMY(BOY) 、CALPISS、塩尻寄生
来場ゲスト:佐野弘樹さん、宮田佳典さん、山本奈衣瑠さん、ホアン・ヌ・クインさん、五十嵐耕平監督(予定)
※本リターン購入者限定の参加イベントとなります。
※出演DJ、来場ゲストは予告なく変更となる可能性がございます。
■『SUPER HAPPY FOREVER』× FILMコラボTシャツ
登場人物が着用している古着が印象的な本作にちなみ、古着のビンテージボディを使用した完全限定生産Tシャツです。劇中の衣裳協力も頂いた下北沢の古着屋「FILM」(公式Instagramはこちら)のオーナー自らボディを選定し、本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土がオリジナルデザインを提供、この世に10着限り、また全て異なるボディを使用して制作するため、その意味ではそれぞれが1着限りとも言えるレアアイテムです。
・仕上がりのイメージ
→上記のいずれかからボディを選んで番号を記入してください。
<仕様>
表面:上記写真が刷り上がりイメージとなります。
背面:上記写真が刷り上がりイメージとなります。背面にはオリジナルTシャツとは異なる特別
クレジットがデザインされています。
仕様/サイズ:80年代から90年代のビンテージTシャツになります。多少のシミ、小穴等ある場合がありますので、ご理解の程よろしくお願い致します。また、サイズはワンサイズ(USのL相当)のみとなります。予めご了承ください。
ボディの選び方:このプロジェクトを応援する際に①~⑩から希望のボディ番号を記入してください。ボディの在庫状況は順次プロジェクトページにてお知らせいたしますが、もし希望が重複してしまった場合は、メッセージにてご連絡の上、残ったボディからお選び頂く形となります。予めご了承くださいませ。
※通常盤の「映画オリジナルTシャツ」とは別商品の限定仕様となります。
■劇中使用アイテム(飯島の「SUPER HAPPY FOREVER」のシグネットリング)
劇中で実際に使用された飯島の「SUPER HAPPY FOREVER」の指輪を1点限定でプレゼントします。指輪の本体素材はシルバー(SV925)+ゴールドメッキ、サイズは1号となります。
※使用済みアイテムにつき、新品の状態でない点、予めご了承くださいませ。
※展示等で使用する可能性があるアイテムのため、お届け予定日は2024年12月中を予定しております。
■劇中使用アイテム(加藤の「SUPER HAPPY FOREVER」のシグネットリング)
劇中で実際に使用された加藤の「SUPER HAPPY FOREVER」の指輪を1点限定でプレゼントします。指輪の本体素材はシルバー(SV925)+ゴールドメッキ、サイズは4号となります。
※使用済みアイテムにつき、新品の状態でない点、予めご了承くださいませ。
※展示等で使用する可能性があるアイテムのため、お届け予定日は2024年12月中を予定しております。
■劇中使用アイテム(宮田の「SUPER HAPPY FOREVER」のシグネットリング)
劇中で実際に使用された宮田の「SUPER HAPPY FOREVER」の指輪を1点限定でプレゼントします。指輪の素材はシルバー(SV925)+ゴールドメッキ、サイズは10号となります。
※使用済みアイテムにつき、新品の状態でない点、予めご了承くださいませ。
※展示等で使用する可能性があるアイテムのため、お届け予定日は2024年12月中を予定しております。
■劇中使用アイテム(凪のフィルムカメラ)
劇中で実際に使用された「凪のフィルムカメラ」をプレゼントします。機種はNikon AF600となります。
※使用済みアイテムにつき、新品の状態でなく動作保証はできない点、予めご了承くださいませ
※展示等で使用する可能性があるアイテムのため、お届け予定日は2024年12月中を予定しております。
■撮影台本
撮影に使用された非売品の撮影台本をプレゼントいたします。本作のスチール/タイトルデザインを担当した上妻森土が装丁を手がけました。希望者の方には監督・五十嵐耕平のサイン付きでお届けします。
※脚本の本文は決定稿となりシナリオブックとほぼ同一となります。装丁や一部付録ページのみ異なります。
※【企業・団体様向け】協賛パートナーコース及び劇中使用アイテムコースのみのセットリターンとなります。
■公式サイトにお名前を掲載
映画の公式サイトに支援者として、お名前を掲載させて頂きます。
■公式サイトにお名前を大きく掲載
映画の公式サイトに支援者として、お名前を大きく掲載させて頂きます。
■【企業・団体様向け】公式サイトに協賛パートナーとしてクレジット
『SUPER HAPPY FOREVER』の協賛パートナーとして、映画の公式サイトに企業ロゴもしくはクレジットを掲載させていただきます。
※こちらのコースは個人の方でもお申し込み頂けます。
(全リターン共通)
※本プロジェクト最終日である10/10(木)にお申し込みされた方につきましては、10/17(木)までのお届けを予定しております。
以上、予めご了承頂けますと幸いです。
『SUPER HAPPY FOREVER』は3月末に無事完成を迎え、また本プロジェクト開始と同時に9月27日(金)からの全国劇場公開についても発表をいたしました。 つきましては、本プロジェクトは実行確約型であり、映画は必ず国内(東京以外のでの上映も含む)での劇場公開が行われ、みなさまにご覧頂くことができます。また本作のワールドセールスをフランスのBAC FILMに委託することも決定しており、現在公開時期調整中のフランスでの劇場公開の他、それ以外での海外での上映も今後決定していきたいと考えています。
また、ご購入頂いたリターンのお届けも確実に進めさせて頂きます。 予期せぬトラブルによりやむを得ず作品の公開方法に変更が生じた場合や、リターン内容の変更・遅れなどが生じる場合はMotion-Gallery内アップデート、メッセージにて皆さまにすみやかにご報告いたします。 目標金額に未達の場合でも、頂いた費用を最大限効果的に使用させて頂き、よりよい形で本作が国内そして海外で展開できるよう努めてまいります。 このプロジェクトの趣旨にご賛同いただけたみなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
本プロジェクトのページを最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回の募集を通じて、ご支援いただいたみなさんと『SUPER HAPPY FOREVER』という映画が国内そして海外へ羽ばたいていく過程を一緒に楽しむことができたらと願っております。
最後に、この映画が製作されるきっかけとなった主演の2人、宮田佳典と佐野弘樹、そして監督の五十嵐耕平からのメッセージをお読みください。
約6年前、まだ出会ったばかりの佐野弘樹とともに、カフェで何気なく交わした「映画をつくりたい」という会話から、この作品は生まれました。 そして誰に監督をお願いするか、2人の間で自然と思い浮かんだのが、五十嵐耕平さんです。 僕たちの「ふとした言葉」に、これほど多くの人が関わり、大きな作品になるとは、当初は半信半疑でしたし、今でも信じられず不思議な気持ちです。この作品は紛れもなく僕らにとって人生の宝物であり、より多くの方に観ていただくことで真に完成するものと考えています。いち五十嵐耕平ファンとして、この作品をより多くの方に届けたいと思っています。
ですが、僕らだけではまだまだ力不足です。 国内上映、その先の海外展開に向けて、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。 本作品を通じて、皆様の心に何かひとつでも残るものがあればと信じて取り組んできました。 是非応援頂けたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。宮田佳典
『SUPER HAPPY FOREVER』で宮田佳典と共に主演・企画を務めました佐野弘樹です。僕は俳優のキャリアをスタートさせて今年で10年目を迎えました。そしてこの企画がスタートして今年が6年目になります。俳優人生の半分以上を『SUPER HAPPY FOREVER』と共に歩んできました。この映画は僕にとって人生の宝物のような時間と経験と素敵な人達との出逢いをくれました。間違いなくいい映画ができたと思っています。それがようやく完成しあと少しで皆様のもとへお届けすることができます。
本作は国内だけでなく海外の展開も視野に入れており、より多くの人達にこの作品が届くようまだまだ知恵を振り絞っている最中です。どうか皆様のお力添えをお願いいたします。 そしてこの映画が誰かの希望に、支えに、楽しみになることを心より願っています。 映画『SUPER HAPPY FOREVER』をよろしくお願いいたします。佐野弘樹
この映画を作ることで、日々は出会いの連続なんだということを痛感しました。宮田くんや佐野くん、奈衣瑠さんや、クインさんを始めとする俳優の皆さん。スタッフのみんな、撮影に協力していただいた地域の皆さん。そういう出会いの連続が、個人の利益や思惑などを超えて、今この社会のなかで自分たちに必要な映画を作るという想いに集結していったのだと思います。 みんながこの映画のために心と体を駆使して向き合っていく姿は本当に尊敬しかありません。またそのように映画を作る時間をみんなと共有できたことはなにものにも変え難い財産です。
そして『SUPER HAPPY FOREVER』ではまさにそういうことが描かれています。やがて失われてしまうかもしれない奇跡的な時間や視線、感覚は、この映画に映っていると確信しています。 小さくてもいいから自分たちの手で何かを作って、自分の生活や社会に向けてアクションしていく、そういうことが本当に大切なことだと思っています。 すべての始まりは佐野くんと宮田くんの、自分たちで映画を作ろうという想いでした。俳優は、仕事が来ることを待っている。そうじゃなくて自分たちからアクションして作っていけばいい。彼らのそういう意思に僕はある意味巻き込まれたわけですが、皆さんもぜひ巻き込まれてみてください。そしてこの試みを応援していただけますと幸いです。
五十嵐耕平
以上となります。本プロジェクトでみなさまとご一緒できることを、スタッフ・キャスト一同、心から楽しみにしております。 ご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。
文責:プロデューサー 大木真琴(NOBO)、江本優作
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