クリエイター紹介 – 3Dキャラクターデザイン・CG作画監督
vol. 25 2017-07-05 0
バッカーの皆様。
7月になりました!まもなくリワードが完成します!発送は今月末頃を予定していますので、楽しみにお待ちください。完成した商品から順次発送します!
さて今回は、Red Ashのクリエイターを紹介致します。
アニメーション制作の要となる「3Dキャラクターデザイン」と「CG作画監督」を担当した、今中千亜季さんです!
- キャラクターデザインの際はどんなことを考えながら作業をしているのか、今中さんに質問をしてみました! -
Q.「RedAsh」では個性的なキャラクターが多数登場します。各キャラクターのこだわった点などを教えてください。
A.原案はデフォルメされたキャラクターだったので、なるべくそれを活かすように意識しました。アニメーションやカット作業の時を考えて、動きのデフォルメの付けやすさや、自由に動かしやすく、より魅力的な動きをつけられるよう、モデルの段階から意識して作成しています。
まず、ベックですが、真面目でキリッとしていることが多いので、真面目さや誠実さを表情で読み取れるような、若いけどしっかりしているキャラに見えるようにしました。
コールは天真爛漫で作中でも表情豊かなキャラクターです。元気でかわいい女の子になるように、ぴったりした洋服でも、セクシーなかわいさが表現できるようにボディーラインを作成しました。
タイガーは年上で優しく、穏やかな大人だけれど臆病な一面もあります。そういう笑顔が作れるようなデザインにしました。途中で印象が変わるシーンがありますが、そことのギャップができるように、表情の喜怒哀楽のデザインがハッキリと差ができるようにしました。
ストライプはおじさんで尚且つ敵なので、悪っぽさとかわいさを表情で表現しています。
Q.特に好きなキャラクターはいますか?
A.コールです!表情が多いので作り甲斐がありました。原案もすごくかわいかったですし、コールの性格も明るくて自由なところをアニメーションで表現するのが面白かったです。
Q.作品を見ていただく上で「ここは注目してほしい!」という点はありますか?
A.主に表情の担当をしていたので、表情の作り方もイラストっぽく作成しています。3Dアニメーションでありながら、絵が動いている印象で見て頂きたいですね。「RedAsh」はキャラクターの主線を無くしたイラスト調のCGだったので、セルのアニメとは違い、チェックする人たちで一番良い落としこみ方を相談して制作しました。
特に歯の見え方と瞳のハイライトは細かく作りこんでいます。歯の位置は場合によっては上だけ、下だけにし、大きい口を開けている時は歯をなくして、歯を入れると焦っているようなシリアスな表現を作ることができます。瞳のハイライトも同じように、うるうるキラキラとした大きなハイライトと、緊迫感ある小さなハイライトを使い分けるなど、カットの演出によって変えています。これらの表現は、作画の作品の作り方を参考にしました。
バッカーの皆様も、リワード到着後に本編アニメーションを見るときは、ぜひキャラクター達の表情に注目して見てください!
今回はここまで。
どうぞ引き続き、応援よろしくお願いいたします!次回のアップデートをお楽しみに!
STUDIO4℃ RED ASH チーム 一同より
Twitter: twitter.com/STUDIO4C
Facebook:www.facebook.com/studio4c
YouTube: www.youtube.com/user/portstudio4c