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映画『ロビンソンの庭』HDリマスター版製作をクラウドファンディングで実現!
1987年、ベルリン映画祭zitty賞、ロカルノ映画祭審査員特別賞、日本映画監督協会新人賞、高崎映画祭新人監督賞を受賞した、山本政志監督『ロビンソンの庭』のHDリマスター版を製作し、"今"に伝えたい!
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C・C・P(コンチネンタルサーカスピクチャーズ)は、映画の製作・配給会社です。ものづくりを通して、自由に、楽しく、おもしろいと思えるものを作って、人に伝えていきたいと思っています。 応援よろしくお願いします!
1987年、ベルリン映画祭zitty賞、ロカルノ映画祭審査員特別賞、日本映画監督協会新人賞、高崎映画祭新人監督賞を受賞した、山本政志監督『ロビンソンの庭』のHDリマスター版を製作し、"今"に伝えたい!
おかげさまで、4/14(日)に、目標金額750,000円に到達することができました!山本政志監督も感謝の思いでいっぱいだ!とガラにもないことを言っております。本当にありがとうございます!残り時間は僅かではありますが、皆様への感謝を胸に、本プロジェクトは新たなる目標にチャレンジします!
次の目標は、
現在、7/20より新宿K'scinema にて復活上映が決定しておりますが、多くの方々から、地方ではやらないのか?とのお問い合わせ・ご要望がありました。このロビンソンの輪を全国に広げるために、ここでストレッチゴールを設定し、さらなる挑戦をさせていただきたいと思います!
なお、劇場上映については、詳細内容が決定次第、発表させていただきます。
※この映像はかなり劣化した状態のもので、本来の映像ではありません。ご理解ください。だからこそ今回のHDリマスター版の制作が重要なのです!
従来の映画に囚われず、作りたい映画を、作りたいやり口で生み出したい。そんな意気込みで、初の35mm作品に挑んだ。映画は一人では作れない。集まってくれた大吟醸のスタッフ&キャストから大きな力を得て、生き生きとした人間達と美術と映像と音が大脳を直撃する映像詩、「ロビンソンの庭」が誕生した。
特に“都市の中の緑”を描くため、樹々の発色には気を使った。都市の毒性をも養分として吸収し、繁殖し、再生していく“都市の中の緑の力“を表現できる色。テスト撮影を執拗に行い、現像方法も含めて数十種類の映像パターンから、緑の基本トーンを決定した。
だが、現存する35mmプリントは劣化しているし、過去に発売されたDVDでも正確な色再現はできていない。幸福なことに、現在のデジタル技術で、上映当時の色彩をよみがえさせる事が可能だ。体感済みの方も未体感の方も、より多くの人に、再生し新たな命を吹き込まれた「ロビンソンの庭」と出会ってもらいたい。「ロビンソンの庭」は、確実に時代を越境する映画なのだから。
監督:山本政志
クミは、漂流者たちの吹き溜りのような外国人ハウスに住み、日銭を稼ぐ日々を送っていた。ある日、緑の覆い茂る廃墟に迷い込み、奇妙な懐かしさをおぼえ、移り住む。昼は畑を耕し、夜は星を眺めるロビンソン・クルーソーばりの生活が始まったが……
山本政志監督の35mmフィルムデビュー作『ロビンソンの庭』。ロカルノ国際映画祭審査員特別賞、ベルリン国際映画祭zitty賞を受賞したほか、十数ヶ国に及ぶ国際映画祭で話題を独占。1987年公開時には、若者を中心に熱狂的な支持を集め、連日立ち見が出るほどの記録的ヒットとなった。世界を震撼させた革命的フィルムとして、今もなお、映画ファンの語り草となっている。
主人公クミに、山本監督の8mm時代からの常連、太田久美子。子持ちのロックシンガーを演じた『闇のカーニバル』を始め、その強烈な存在感は、常に観る者を圧倒してきた。”悪ガキ” ユウには、1200人の中から選ばれた上野裕子。キイ役には、日本のパンクシーンで確固たる存在感を放ちつつ、俳優として、小説家として、その名を轟かせている町田町蔵(町田康)。他にも、ニューウェーブバンド イミテーションのCHEEBO、東京ブラボー、MUTE BEATにも在籍した坂本みつわ、ジャマイカ映画『Rockers』の撮影クルーやサード・ワールドのロードマネージャーなど世界を股にかけてきたミュージシャン IZABA、ハードコアパンクバンド G.I.S.M.の横山SAKEVI、じゃがたらの江戸アケミ、OTO、ナベ、当時は ばちかぶりのボーカルであった田口トモロヲ等、ミュージシャンが多数出演。身体の輪郭をはみ出していくようなエネルギーとある種のナイーヴさが、映画に目を見張るような効果をもたらしている。当時「自主映画の女王」の名を馳せていた室井滋、俳優としても活躍する映画監督、利重剛も出演。さらに、監督と、演出補であった諏訪敦彦氏が夜な夜な街に出没しては声をかけるという”地道”なキャスティングにより、都市を徘徊するストリートギャングらも加わり、画面に生き生きとしたリアリティをみなぎらせている。
従来の日本映画の枠を破る映画作りを目指し、国境やジャンルを超えた”仲間”が山本監督のもとに集結。素晴らしいコラボレーションが結実した。ジム・ジャームッシュ監督『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の撮影監督を務めたキャメラマン、トム・ディチロは、キャメラ・ライティングデザイナーのジム・ヘイマンと参加。音楽は、スーダンの民族音楽家であり、フランシス・フォード・コッポラ監督『少年の黒い馬』の音楽も手がけたハムザ・エル・ディン、NHK『地球大紀行』の吉川洋一郎、そして、異色ファンク・ロックグループ じゃがたらが担当。それぞれの個性を生かし、素朴でエネルギッシュなサウンドを創りあげている。現代美術アーティストの前本彰子は、廃墟の中の幻想的な”赤い部屋”を手がけた。
荒廃した物質文明と、その毒さえも養分にして増殖する自然のエネルギー、終末感と生命力の対比を、幻想的な映像、大地の鼓動を感じさせる音楽、そして個性あふれる出演者と三位一体で描き切った大脳直撃の衝撃作、『ロビンソンの庭』。公開から30年経った今も、その魅力は衰えることがない。
キャスト
クミ:太田久美子 キイ:町田町蔵(町田康) ユウ:上野裕子 マキ:CHEEBO オト:OTO エリカ:坂本みつわ ボン:IZABA ヨー:横山SAKEVI シュン:溝口洋 レストランの客A:利重剛 レストランの客B:室井滋 レストランの客C:田口トモロヲ
スタッフ
監督:山本政志 脚本:山本政志/山崎幹夫 製作:篠原あや 制作:浅井隆 脚本協力:内田栄一 撮影:Tom Dicillo/苧野昇 照明:安河内央之 カメラ・ライティング・デザイナー:Jim Hayman 音楽:じゃがたら/吉川洋一郎/ハムザ・エル・ディン 美術:大澤稔/林田裕至/石毛朗 特殊美術:前本彰子 録音:菊池進平 助監督:平山秀幸 演出補:諏訪敦彦 制作主任:古沢敏文 編集:遠山千秋 スチール:松原研 宣伝:安倍由津紀
1987年/カラー/ヴィスタサイズ/119分
映画ファンも、製作者も、これから映画を作る若者も、絶対に読んでほしい。涙無くして読めない貴重な制作日誌を公開!
⚫️刺激的かつパワフル。才気と映画への愛に充ちている。
侯 孝賢 ホウシャオシェン(台北/映画監督)
⚫️華麗なる詩的イメージの連続で山本は神秘を呼び起こす。ゆらめく万華鏡のシークエンスに説明はいらない。
エイモス・ボーゲル(NY/フィルムコメント誌)
⚫️ワイダやストラウブ・ウィエの作品と同様、「全ては互いに寄りそい、行動しながら傷つく」というヘルダーレンの言葉は、山本映画のモットーである。
カルステン・ウィッテ〈ベルリン/フランクフルター・ルントシャウ紙〉
⚫️陶酔の映像と洒落たセンス。山本は「闇のカーニバル」で見せた才能を「ロビンソンの庭」で昇華させた。
舒琪〈香港/映画評論家〉
⚫️『ロビンソンの庭』を観た晩、自分んちのまわりにしぶとく根をはる彼等の夢を見た。どのみち、コウフクするしかないなら、笑おーか。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ〈劇作家〉
⚫️国境を超え、言葉を越えるオレたちの〈EARTH MOVIE〉が『ロビンソンの庭』から始まる。
石井聰亙(岳龍)〈映画監督〉
⚫️ジトッと湿った暑苦しいジャングルに一風の冷気を呼び込むスコールにも似た作品。
日高正博〈フジロック創始者・スマッシュ代表〉
⚫️静溢なる美を希求する現代人の心を、こんなにも豊かに描き出した山本政志に大きな拍手を送りたい。映画の光と色と音への当然の執着が、実に快く映画からほとばしり、生霊のようにとり憑いた山本政志の映像的官能を楽しめるのは大きな喜びだ。
柳町光男〈映画監督〉
『ロビンソンの庭』に関わらず、山本政志監督の映画には、常に驚きがある。時代の空気を取り込みつつ、時代が変わっても観る者を揺さぶるパワー、普遍的なセンスを併せ持つ。『ロビンソンの庭』は、ベルリン・フランクフォルター・ルントシャウ紙が評に引用したヘルダーリンの言葉のように「全ては互いに寄りそい、行動しながら傷つく」を体現している。口先だけの「多様性」が叫ばれる今だからこそ、観るべき映画だ。
しかしながら、『ロビンソンの庭』を観ることができる機会が、今、失われつつある。
現状では、35mmポジフィルムとSDデジタルデータがあるが、損傷や変色など質は劣化しており、新メディアにも対応しきれていない。上映さえも危ぶまれる状況である。DVDは現在発売が中止されており、確実に観る機会が損なわれている。
著名人からの絶賛もさることながら、一般の映画ファンの目と心をわしづかみにしてきた『ロビンソンの庭』を、人びとの記憶の中だけの「伝説の映画」にとどまらせておくことは、日本映画や映画ファンにとって大きな損失である。
私たちは、『ロビンソンの庭』を35mmネガフィルムよりHDデジタルリマスターを行うことで、現代に蘇らせ、観客の目に触れる機会を増やしたいと思っています。
『闇のカーニバル』('82)が、ベルリン、カンヌ国際映画祭で連続上映され、ジャームッシュらNY のインディペンデント監督を中心に絶大な支持を得、16mm自主映画ながら、ベルリンで一般公開され、驚異的ロングランを続け、日本のインディーズの代表的監督として認知される。1987年、『ロビンソンの庭』。1990年、香港との合作『てなもんやコネクション』では専用上映館を渋谷に建設し4ヶ月のロングラン上映を敢行。1991年、初の大作『熊楠 KUMAGUSU』に挑むが、資金難のために撮影中断(現在に至るまで未完)。1996年『アトランタ・ブギ』を経て、翌年、文化庁海外派遣文化研修員としてニューヨークに1年間滞在。この間『JUNK FOOD』(’97)を全米12都市で自主配給。『リムジンドライブ』(‘01)では単身渡米し、全アメリカスタッフによるニューヨーク・ロケを敢行。『聴かれた女』(’06)は、英、米を始め7カ国でDVDが発売された。2011年には、超インディーズ作品『スリー☆ポイント』を発表。2012~13年は実践映画塾〈シネマ☆インパクト〉を主宰、12人の監督とともに15本の作品を世に送り出し、その中から、スマッシュヒット作 大根仁監督『恋の渦』を誕生させた。同様に〈シネマ☆インパクト〉から生まれた自身の監督作『水の声を聞く』(‘14)はベルリン国際映画祭を始め、香港、全州、ニューヨークなどの映画祭で上映され、キネマ旬報ベストテンに選出されるなど、国内外で高い評価を得ている。また、2017年には、プロデュース作品、吉田光希監督『三つの光』がベルリン国際映画祭に選出。これにより、5本の監督作品と合わせ、6度目のベルリン国際映画祭での登壇となった。今尚、あらゆる ”ボーダー” を超え、常に新しい挑戦を続けている日本映画界の異端である。
1991年にクランクインし、撮影半ば、資金難により中断した、幻の映画『熊楠 KUMAGUSU』。その後、幾度となく撮影再開のチャレンジが行われるも、未だ未完のままである。このまま幻の映画となってしまうのか?
しかし、不屈の男、山本政志は諦めない。
『熊楠 KUMAGUSU』再開へ向け、虎視眈々と準備をしている。
『熊楠 KUMAGUSU』は、『ロビンソンの庭』と同様、大いなる「自然」を相手にした映画である。コントロールすることができない自然、その一部である人間、その多様性。対象は違っても、通底するものは変わらないと言えるだろう。山本政志監督のブレのなさを感じずにはいられない。そういった観点からしても、『ロビンソンの庭』をHDデジタルリマスターを行い、多くの鑑賞に耐えられるようにすることには、大きな意味がある。そして、山本政志を知らない世代にも知ってもらいたい。
※ ただし、このファンディング自体はあくまで『ロビンソンの庭』のHDリマスター版制作のためであり、『熊楠 KUMAGUSU』の直接的な製作に関わるものではないことをご了承ください。
・近況アップデート
プロジェクトの進捗状況やイベント情報など随時アップデートいたします。
・撮影当時の貴重なスチールデータ10点
30年前の貴重なスチールデータ(今まで世に出ていないもの含め)10点をデータでお送りいたします。出力して飾るもよし、待ち受けにするもよし、ご自由にお使いください。
・特製ロビンソンステッカー
今回このファンデイングのために、作品テイストのこもったオリジナルステッカーを制作予定。
・限定オリジナルDVD
ネガフィルムより復元される完全復刻版DVD、限定特典も収録予定。
・限定オリジナルDVD or BR-D
ネガフィルムより復元される完全復刻版BR-D、限定特典も収録予定。ご希望があればDVDへの変更可。
・上映時のチラシ デジタル複製版
30年前の上映当時のチラシを復元。
・特製Tシャツ
サイズはS・M・L・XLの4種類をお選び頂けます。デザインはアップデートにて公開いたします。
・スペシャル上映会ご招待、トークイベントつき
デジタルリマスター版の完成を記念しての上映会を行います。
※会場は都内で日程については、特典への掲載の都合上、暫定で6/10とさせていただいておりますが、状況により変動しますことを予めご了承ください。
・スペシャル上映、トークイベント後に楽屋にご招待
上映会後に楽屋にご招待いたします。ゲストとの握手や記念撮影、サイン等、お楽しみください。
※会場は都内で日程については、特典への掲載の都合上、暫定で6/10とさせていただいておりますが、状況により変動しますことを予めご了承ください。
・上映後の打ち上げにご招待
上映会後の打ち上げにご参加いただけます。
※会場は都内で日程については、特典への掲載の都合上、暫定で6/10とさせていただいておりますが、状況により変動しますことを予めご了承ください。
・映画『ロビンソンの庭』1日上映権、ご希望に合わせて、監督トークショー可
会場に合わせた上映素材を提供し、可能な範囲でのサポートを行いますが、会場手配、宣伝等については自己負担でお願いします。また、トーク希望の場合、ゲストの交通費や宿泊等の実費負担をお願いいたします。
※日程については、特典への掲載の都合上、暫定で6/10とさせていただいておりますが、状況により変動しますことを予めご了承ください。
35mmネガフィルムのスキャニング、映像修復、グレーディング等、HDリマスター版製作費150万円の半額をクラウドファンディングで募集します。
《追記》4/14 おかげさまで目標金額達成いたしました!調子に乗って、本プロジェクトはさらなる挑戦に挑みます!
目標金額達成しましたのでさらなる挑戦として、地方劇場への拡大上映のための費用として30万円のストレッチゴールに挑戦いたします。
目標金額未達成の場合も制作作業は行います。目標未達の場合でも、内容等に関する変更は予定しておりません。
チャレンジとして、目標金額を達成できた場合には、ハイクオリティーの画質で復活した『ロビンソンの庭』デジタルリマスター版の劇場公開を画策しております!緑の発色は、この映画の重要なポイントの一つ。撮影時から監督がこだわったことでもあります。高画質上映による『ロビンソンの庭』は、既に観たことがある方にも、新たな何かを感じさせるはずです。これまでのリバイバル上映とは比べ物にならない圧倒的映像美をご堪能いただくためにも、ぜひとも、ご支援をよろしくお願いします。永久不滅の一本『ロビンソンの庭』を、「あなたの映画」にしませんか?
1000 円
5000 円
10000 円
50000 円
250000 円