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土佐尚子の琳派ビデオアート『21世紀の風神・雷神伝説』を用いたプロジェクションマッピングをクラウドファンディングで実現!
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日本で企業の研究所および大学で勤務した後、昨年末までシンガポールの大学に7年間勤務しておりました。技術系の研究者ですが、日本の研究所で勤務していた時に土佐尚子氏などのアーティストと知り合い、アートと技術の境界領域の活動を始めました。特に彼女が提唱する文化・技術と融合したアートを制作する活動に共鳴し、彼女の活動をサポートしてきました。シンガポールの大学の勤務が終りましたので、今年から日本でアートコンテンツを用いたプロジェクションマッピングなどのイベントを行うべく、ヘキサゴンジャパンという会社を立ち上げました。またコンテンツ制作会社NTアソシエイツを数年前に立ち上げております。
琳派400年を記念して土佐尚子が琳派を現代に蘇らせたビデオアートを制作し2015年3月に京都国立博物館でプロジェクションマッピングを行います。京都の伝統文化である生け花、狂言とのコラボも行います。
本プロジェクトのコンテンツを制作する土佐尚子は、テクノロジーをアートに取り入れたメディアアーティストとして国際的に活動して来ており、韓国の麗水万博での展示(2012年)、シンガポールでのプロジェクションマッピング(2014年)など、大規模なイベントでアートコンテンツを展示する試みにチャレンジしてきました。また日本の伝統アートとメディアアートを融合させる事により、日本の伝統文化と現代文化を融合する事もめざしてきました。
シンガポールのイベントでは、高速度カメラを用いて振動で飛び散る液体という現象の中に潜む美を取り出し、日本人が持つ季節に関する感性と組み合わせることにより「サウンドオブ生け花:四季」というビデオアートを制作し、プロジェクションマッピングを行ないました。本イベントは多くの現地の人々や観光客に鑑賞されシンガポールおよび日本のメディアにも数多く取りあげられました。
これまでの主として海外における日本文化とメディアアートを融合した土佐尚子のアートの展示はいずれも好評であり、海外の人々に日本の伝統文化と現代文化を理解するのに役立ったとの意見を数多くもらいました。これに伴い私たち実行メンバーは、今後は日本国内においても同じような活動が必要だとの共通認識を持つようになりました。
琳派は桃山時代後期におこった日本絵画の一派であり、金・銀を豊富に使った豊かな装飾性や大胆なデフォルメによるデザイン性により広く知られています。日本が鎖国に入り「わび・さび」に代表されるような細やかさや繊細さに傾斜する以前の豪華さ・大胆さ・開放性を有した作風であり、海外の人にも理解が容易であるためヨーロッパの印象派にも大きな影響を与えています。
2015年は琳派400周年にあたり、それを記念して多くの記念行事が行われます。その多くは琳派のオリジナルなアートの展示ですが、琳派アートは単に過去の文化遺産ではなくて現代に引き継ぎかつ未来に伝えるべきものです。そのためには琳派のコンセプトを生かした現代アートを制作・展示する事が重要であり、本プロジェクトはそれを狙っています。
土佐尚子は日本文化とメディアアートを融合したアートの制作を行って来ており、琳派の現代表現さらには琳波の未来を予言させるようなアートを制作して、プロジェクションマッピングにより多くの人に琳派の現代と未来を見せるイベントのコンテンツクリエーターとして最適です。また本人も大変意欲的です。
それを受けて私たち実行グループは主催団体として「琳派400年記念プロジェクションマッピング委員会(委員長:長尾眞元京大総長)」を立ち上げました。さらに琳派400年記念行事の一環として琳派アートのプロジェクションマッピングを行うプロポーザルを作成し、京都府と京都国立博物館に提出しました。何度もの打ち合わせを経て幸いプロポーザルが認められ、京都府や京都国立博物館の共催により下記のイベントが実施される事が決定しました。
タイトル:琳派400年記念プロジェクションマッピング「21世紀の風神・雷神伝説」
場所:京都国立博物館(明治古都館、平成知新館に同時にプロジェクションマッピングを行います。)
日時:2015年3月12日(木)〜15日(日)
入場料:無料
(ただし
http://www.naokotosa.com/rimpa400/index-jp.htmlから事前登録が必要)
イベントのタイトルは、琳派アートの代表的なものである風神・雷神をモチーフとしその未来を見せるという意味で、タイトルを「21世紀の風神・雷神伝説」と名付けました。また、メディアアートと京都の伝統文化との融合の試みとして、生け花の未生流笹岡の笹岡隆甫氏、狂言の茂山逸平氏とのコラボレーションも行うことに決まりました。
21世紀の風神・雷神伝説のデモ映像です。実際のプロジェクションマッピング時には京都国立博物館の建物の形に合わせるため再編集を行います。
主催は上記の琳派400年記念プロジェクションマッピング委員会ですが、実際のイベントの実行はシンガポールのプロジェクションマッピングを行なったのと同じ私たち実行メンバーである(有)NTアソシエイツと(株)ヘキサゴンです。NTアソシエイツは土佐尚子のアートコンテンツの制作・提供を行い、ヘキサゴンはプロジェクションを担当します。
大きな建造物へのプロジェクションマッピングは多くのプロジェクタを必要とする大規模なイベントとなり、資金調達が問題となります。本プロジェクトでは京都府からの資金援助を頂いておりますが、それはすべてプロジェクションの費用にあてるため、コンテンツを制作する資金が200万円不足しているのが実情です。皆さんの御協力で集まった資金の具体的な使用予定は以下の通りです。
未生流笹岡とのコラボレーション(当日は会場に未生流笹岡による生け花をプロムナードに沿って展示します。また事前に撮影した生け花の映像をビデオアートに取り入れます。)
花代:400,000円
生け花の台:400,000円
狂言茂山家とのコラボレーション(狂言師である茂山逸平氏に、琳派にちなんで風神・雷神をテーマにした狂言「神鳴」を演じてもらい、土佐尚子のビデオアートに取り入れます。)
狂言演技謝礼:200,000円
能舞台使用料:200,000円
音楽作曲料:300,000円
PR会社謝礼:400,000円(本イベントに多くの方に来て頂くための宣伝活動を行います。)
その他雑費:100,000円
合計:2,000,000円
本プロジェクトは多くの意義を持っていますが、その代表的なものとして以下が考えられます。
資金提供して頂いた方々に特典として以下のようなものを差し上げます。
A:3,000円
プロジェクションマッピングのエンディングロールで資金提供者の名前を表示致します。
B:10,000円
Aに加え、土佐尚子のアート作品集「土佐琳派」(2015年4月淡交社から出版)を差し上げます。
C:30,000円
Bに加え、プロジェクションマッピングに用いる映像のダイジェスト版(4K映像、6分)を差し上げます。
D:100,000円
Cに加え土佐尚子のフォトアートを1枚(A3版)を差し上げます。(NTアソシエイツのweb page
http://www.naokotosa.com/に掲載されている土佐尚子のフォトアートから資金提供者に好きなものを選んでもらいます。)
本プロジェクトはすでにイベントとして京都府、京都国立博物館で認められ実行の決まったものです。チラシも準備しました。
最大のリスクは資金不足により、コンテンツが当初予定していた品質のものを達成できない事です。プロジェクションマッピングでは特にコンテンツの品質が大きな意味を持っています。なんとしても土佐尚子の想いを目に見える形にした高品質のコンテンツを作り上げたいと考えており、そのための資金の提供をお願いしたいと思います。
本プロジェクトで狙っている最大のものは、アートを一般の人に開かれたものにする事です。アートを開かれたものにする多くの試みが行われてきましたが、いまだにアートは美術館・博物半などで一部の来館者に鑑賞されるものにとどまっています。プロジェクションマッピングは人々が集まる公共の場所で多くの人を対象として行われるイベントであり、アートを一般の人々に鑑賞してもらう機会として絶好のものと考えます。
すでにプロジェクションマッピングは国内でも多くのイベントが実施され、人々にもイベントの一つの形として認知され始めておりますが、その大半はエンタテインメント性の強いものです。アートコンテンツを用いたプロジェクションマッピングはほとんど行われて来なかったと思いますが、アートこそはプロジェクションマッピングに適したコンテンツである事を、今回のプロジェクトを通して人々に認知してもらいたいと願っております。
残り470枚
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